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【連載】コンサルタント1年目 日記⑯

こんにちは、エスネットワークス人事担当です!今回も1年目メンバーの奮闘記をぜひご覧ください♪


❙Mさん/クイックダーティー

「粗くても良いから早くやる」
配属前に先輩方から意識した方が良いと言われた考え方です。

アドバイスを意識して仕事に取組みはじめたつもりでしたが、配属直後の行動を振り返ると全然できていなかったと感じます。もっといいものを作りたい気持ちが先行し、精度の高いアウトプットを出そうとすることによって1つ1つの仕事に時間がかかるため、思うように行動できないことが多々ありました。
今思うとビジネスパーソンとして成長するためのPDCAの回転数が減り、自己成長の機会も自ずと減っていたと思います。

落ち着いて自分の行動を振り返り、ここ2カ月ほどはクイックダーティーを強く意識することを心掛けています。その結果、以前と比べて明らかに反省と実行の機会が増えました。自身の行動に対するPDCAのサイクルが増えれば増えるほど、成長につながっていると実感しています。

「早さを意識する」ということを言葉で簡単に言っても、行動につなげるのは非常に難しいと実感しました。まだまだクイックダーティーになり切れていない部分が多々あるため、より一層、実現できるように常日頃からの意識を大切にしたいものです。


❙Rさん/コンサルタントとしてのバリュー

プロジェクトを進めるには大切なことがたくさんあります。

  • 案件の全体感を把握すること

  • 支援のプロセスを理解すること

  • 支援内容を具体化させること etc…

しかし上記に挙げたことは大前提として必要なことであり、そのすべてを正確にできたとしてもコンサルタントとしては不十分です。なぜなら、本に書いてあるような一般的な情報をまとめて終わってしまう可能性が高いからです。

このように思った理由は上司から言われた言葉がきっかけでした。ある日、私が作成した資料に対して「この資料は本を読めば誰でも作成できる資料だと思うよ。1人のコンサルタントとして、あなたの付加価値をどうやったら提供できるのか考えてみよう。」というフィードバックをいただいたことがありました。

その問いかけに対する答えは一つではないとは思いますが、当時の私を振り返って必要だったと感じることは、クライアントへ「伝える」そして「伝わる」努力をすることだと感じます。
一般的な事実をまとめ、そして改善策を記載する資料を作成するだけではなく、クライアントと私たちコンサルタントの理解度が同じレベルになるような工夫をすることが資料作成を任された私の付加価値だと思いました。

伝え方を工夫していきたいと思い、情報の整理に関する本を読んでみました。その中で興味深かった内容を一つ紹介させていただきます。

外資系コンサルのスライド作成術/著:山口周

情報を伝える際に、相手との関係性によって伝える必要がある情報量が変わるという内容を図で表しています。
コンサルタントは単に知識をひけらかす職業ではないので、情報を伝える際には
・シンプルな情報であること
・相手が理解しやすい内容であること
この2つの要件を満たしていることが大事だと思いました。

よって私が目指す姿は、上の図だと少ない情報でもしっかりと伝わる「意表を突くけど納得」に該当するエリアです。今後はこのプロセスを意識して、相手に意図した情報が伝わってるかを意識したいです。まだまだ簡単にできることではないですが、考え抜いた分だけ本質的な思考の成長があると考えているので今後も努力し続けたいと思います!


Mさん、Rさんありがとうございました!
少しずつ指示された仕事だけではなく、工夫をしながら取り組んでいく仕事が増えている様子が見て取れますね。挑戦と反省を繰り返して成長していく姿を今後も見守っていきたいと思います。
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