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【写真館475】皇居東御苑に行きました⑦

今日の一枚はコチラです。

皇居東御苑の本丸跡の端のほうにそっとある「松の大廊下跡」を示す石碑です。

松の大廊下というと「殿中でござる!」な忠臣蔵発端の地。あの事件はここで起きたのだという感慨と、名前の通りほんとうに松が植わっていることへの感嘆と、石碑のひっそり感に対する感懐と。

『どうする家康』の影響か、江戸城というと徳川家康公のことばかり思い浮かびますが、幕末に無血開城されるまでずっと政治の中心であり、悲喜こもごもに事件がおこり、日常が営まれていたのだなと、石碑を見て改めて思ったのです。

また、「忠臣蔵」を思い浮かべると、堀内孝雄さんの『愛しき日々』が脳内を流れるという、思いっきり年末時代劇の錯誤が起こる私の勘違いはあるのですが(『愛しき日々』は「白虎隊」の主題歌)。

それでも一度刷り込まれたものは容易に切り離すことができず、この写真を撮ったあとも歩きながら、私の頭のなかでは「愛しき日々」がヘビロテしていたのでした。


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