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叱らずに〇〇せよ!ユダヤ教育に学ぶ子どもが賢くなる4つの質問とは?

子どもが悪いことをしてしまったり、
ダダをこねたりすると、怒鳴ってしまう…

本当は子どもに怒りたくない!
でも、どうしたらいいのかわからない…

そんな悩みを抱えているあなたに、
今回の記事がお役に立てるかもしれません。


世界的に優秀な人が多いユダヤ人の教育から、
叱らずに4つの質問をすることで、子どもを
教育していく方法を紹介
します!

この方法を行っていくと、
●子どもが同じ失敗をくり返さなくなる
●自分で物事の良し悪しを考えられる
●自主的に行動できるようになる

もちろん、続けていくと学習効果アップや
自ずとコミュ力もつき、人生を豊かにする
ことが
できるので、ぜひやってみてくださいね!


怒鳴ることはその場しのぎでしかない

子どもに怒鳴ったり戒めたりすることが
良くないってわかってるんですよね!

感情的に叱ることに意味がない理由としては、
親の一方的な意見の押し付けになる
●感情に流されやすくその場しのぎになりがち
●だから子どもがまた同じことをくり返す

でもね、正直家事を回しながら、
子どもの面倒を見て、仕事もしていたりすると、
精神的にも体力的にもきついんですよね。

だからイラッ!ムカッ!となってしまいます。

あなたが子どもを叱る目的って何でしょう?
子どもにあなたが叱る理由をわかってもらいたい
からではないでしょうか。


ところが実際、怖い顔&声で怒鳴っても、
子どもは「ママが怒ってる」と受け取るでしょう。

そして、ママは「また怒ってしまった…」と後悔。
これだと、叱って自己嫌悪という悪循環!
目的が達成されずいいことが1つもありません。


きっと、ユダヤ人の親だってそんなこと
あるんじゃないかなと思うんですが…

彼らは感情的になることなく子どもを導くんです!


子どもが賢くなる魔法の対話法とは?

ユダヤの家庭では、子どもが幼い頃から
伝統的な「ハブルータ」という質問対話
を通して様々なことを学びます。

ハブルータとはヘブライ語の”ハベール”という言葉から由来し、「友達・パートナー」という意味
福山ゆり著『ユダヤ式教育の真髄・ハブルータ学習法』

日常的に、叱らずにお互いに質問をし合って
対話しながら、子どもが同じ失敗をくり返さず、
賢い判断ができるように手助けをします。


叱らずに、質問をして、納得をさせる。
なんとも面倒臭いですがお金はかかりません!
この方法は叱ること以外にも使えます。


「ハブルータ」の根底にあるのは、
相手への「尊重」と「共感」!

ハブルータは「争わない&和合するための話し合い」
福山ゆり著『ユダヤ式教育の真髄・ハブルータ学習法』

たとえ、どんなに小さい子どもでも
自分の意見を持っていて、それを伝える
ことができる
という姿勢を持つことが大事です。


【ハブルータを続けるメリット】

●子どもの想像力と好奇心が豊かになる

●物事を深く考える習慣が身につく

●自主的に学ぶようになる

●円滑にコミュニケーションする術が身につく

●他者を尊重し、高い共感能力がつく

●自分自身と深く対話する方法が身につく

●自分の考えを、相手に論理立てて説明できる

●物事に一喜一憂せず、俯瞰して見れる力がつく

●物事を多様な観点で受け止め、対処できる知恵を体得

●相手は勝ち負けを競う対象ではなく、
一緒に成長する友として接することができる

ハブルータは1回したからといって
すぐに効果を実感できるものではありません。

子育て自体がそうですが、種を植えてもすぐに
花が咲くわけではないように、水や栄養を与え
続けてやっと芽が出てくるもの。

では、どうやって質問して対話していくのか?
具体的なやり方を紹介していきます!


親子の信頼関係が爆上げする4つの質問!

ユダヤの家庭で当たり前に行われている
「ハブルータ」は、1対1で行うのが基本です。

ここでは、日常の親子会話を紹介しますが、
ハブルータはいつでも行うことができます。

  • 日常会話

  • 絵本の読み聞かせ

  • 絵画や映画鑑賞

  • タルムード(ユダヤ教の経典)

  • 時事ニュース …

もともと経典の習得のための学習法でしたが、
物事を自分の頭で考え理解する方法なので、
学習に最適なんです!


コツは「良い質問」を作ること。

ハブルータは質問で始まり質問で終わります。
具体的な4つの質問は次の通りです。


1.事実の確認

〇〇ってどんな意味?
今〇〇していたよね?

事実や内容を確認するクイズ的なものです。


2.想像の質問

もし〜〜だったら?
もし〇〇したら、〜だろうね。
なんで〇〇は〜〜なんだろう?

この質問に正解はありません。
相手や登場人物の気持ちなどを
自由に発想するフェーズです。

❌否定、ジャッジはしない

自分の言葉で言えた子どもを褒めてあげましょう!

【天才を生み出すマジックワード】

「あなたはどう思うの?ママにあなたの考えを聞かせてくれる?」
福山ゆり著『ユダヤ式教育の真髄・ハブルータ学習法』

ユダヤの天才はこの質問から生まれたそうです。
1と2の質問で、連想力と創意力が身につきます。


3.実践・適用の質問

私・あなただったらどうする?

自分に置き換えるシミュレーション能力を鍛えます。
そこで得た知識を、実生活に活かすことで、
人生を生き抜く術を教育します。


4.総括の質問

そこでの体験や出来事などを通して、
得たことや教訓について質問
をします。

子どもの意見や考えを自由に述べさせます。

❌子どもが理解していないだろうと決めつけ、
あなたの価値観や教訓を言ってしまう

❌大人目線で整理すると、子どもの想像力が育たない

どんなに幼い子どもでも、自分の意見を持っています!!

ここで、子どもが思ったこと感じたことを
自由に言える経験を持てたら、好奇心と
あなたへの信頼が爆上げすることでしょう。

最初からスムーズに4つの質問までできません。
焦らず、気長に、少しずつ、質問していきましょう!


あなたからたくさん質問していこう!

以上、ユダヤ人の教育から、叱らずに質問対話で
しつけや教育をしていくハブルータのやり方を
紹介しましたが、いかがでしたか?

【ハブルータ4つの質問の仕方】

1.事実の確認
〇〇ってどういう意味?

2.想像の質問
もし〜〜だったら?
相手や主人公の気持ちを自由に発想

【天才を生み出すマジックワード】
「あなたはどう思うの?ママにあなたの考えを聞かせてくれる?」

3.実践・適用の質問
私・あなただったらどうする?
自分に置き換える力を鍛える

4.総括の質問
その体験や出来事などを通して、
得たことや教訓について質問する
❌子どもが理解してないと決めつけない
❌大人目線で整理しない

人生を豊かにする教育法には、
次の共通点があります。

相手の年齢関係なく、対等に接し、リスペクトする姿勢

ハブルータの対話法も相手への尊重と共感が基本!

なぜならハブルータの目的は、

「自分を知り、他者を知り、私たちを取り囲む世界を知ること」
「自分の考え+相手の考え=より発展した第3の考え」
を導きだすための方法
福山ゆり著『ユダヤ式教育の真髄・ハブルータ学習法』

お互いを受け入れ、シナジーを生み出すこと。
争うことには何のメリットもありません。

親子でより楽しく、豊かに暮らしていくために、
まずはあなたが子どもにたくさん質問をして、
ハブルータの対話を取り入れてみてくださいね!


今回参考にした書籍はこちら🔻
各シチュエーションでの対話内容や
学習に役立つハブルータのやり方が
詳しくわかります!

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最後まで読んでいただき、
ありがとうございます!

少しでもあなたのお役に立てたら嬉しいです!

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