〇フェミニストとして、考えたこと、調べたことなど。 〇Facebook(白砂江里子)で書いた記事を共有 〇オトナイ(自営しているカフェ)のことや、日々のよしなしごとetc 2…
お疲れさまでした! 統一地方選挙が終わりました。 今回、「ジェンダーを考えるひろしま県民有志」としてジェンダー政策アンケートの実施や、立候補している友人の応援、…
このくらいの積雪は、三次では久しぶりらしい。 バイト先や下校中のこどもたちから、例年は薄く(ちょっと厚みのある絨毯くらいよ~とのこと)積もるぐらいだよ、と聞いた…
大西つねき氏の命の選別発言について再び。 "命の選別発言"とは 2020年7月3日、当時れいわ新選組に所属していた大西つねき氏が、自身のYouTubeチャンネルのライブ配信内…
大西氏の発言から1年半以上経った今、もう一度「命の選別」発言について書くことにする。 約1年前、この出来事を風化させないという思いで書いた記事をまずどうぞ。 2020…
※以下の文は2021年8月に書いたものです。 今になって、ここに残しておくことが必要と思いました。 Facebookからの転載です。 ********************…
仕事中だった。 2011年3月11日14時46分18.1秒。 東日本大震災が起こった時、私は何をしていたのか。 自分自身の記憶を整理するためにここに書いておくことにする。 当時…
少しずつだけど、本はちゃんと読んでいる。 ちゃんと、って(笑) ちなみに先日の読了本。 「うん。..............うん。」と心の中で相づちしながら読んだ。 *****…
「彼女の名前は」チョ・ナムジュ著 2018年に韓国で出版、日本では2020年翻訳化。 チョ・ナムジュが2017年の1年間新聞で連載していた記事から、60余人の女性(9歳~69歳)…
「82年生まれ、キム・ジヨン」チョ・ナムジュ著 1982年に生まれた女性、キム・ジヨンの半生が描かれたもので、2016年に韓国で出版されてから現在まで130万部の大ベストセ…
「三つ編み」レティシア・コロンバニ これは、それぞれ違う国、違う立場で過酷に生きる3人の女性の物語。 スミタ、ジュリア、サラ。 彼女たちの3つの物語はこの本の中…
ミシミシ...という音が遠くの方から聞こえてくる。 すると家族の誰か(おそらく母)が、「地震!」と叫ぶ声が聞こえた。 上を向いたままパチッと目を開けると天井の蛍光灯…
年始から、よく降った。 そして、よく積もった。 相棒のミラ・イースにも。 昨年、一昨年は不安になるほど積雪がなく、今年は本格的に積もるらしいと聞いていたら雪害が…
気が付けば年末。 北広島にも遅めの雪が降ってきた。 振り返りなどはあまりしない。 今年は去年の続きだし、来年は今年の続きで、ただ坦々と進んでみるだけ。 とはいえ、今…
たしか高校生の頃だったと思う。 ミスターチルドレンの「one two three」の歌詞にある 『ビデオに撮った「ショーシャンクの空に」見てからは もっと もっと 確信に近いな…
「メイドの手帖」ステファニー・ランド著 このnoteを読んで、本の存在を知った。 自身は夫と家事育児仕事全て分担してなんとか乗り切っているが、度々受ける「母親」への…
〇フェミニストとして、考えたこと、調べたことなど。 〇Facebook(白砂江里子)で書いた記事を共有 〇オトナイ(自営しているカフェ)のことや、日々のよしなしごとetc 2023,5,24編集
お疲れさまでした! 統一地方選挙が終わりました。 今回、「ジェンダーを考えるひろしま県民有志」としてジェンダー政策アンケートの実施や、立候補している友人の応援、その他選挙報道や他県の状況を見聞きして、フェミニストの視点から考えたことを書き留めておきます。 ****************************** 女性候補者を押し上げる活動が増えたこと、性別非公表の方の当選など、ひと昔前には考えられなかった興味深い動きが政治の中で生まれている。 私自身は、これまで一票
このくらいの積雪は、三次では久しぶりらしい。 バイト先や下校中のこどもたちから、例年は薄く(ちょっと厚みのある絨毯くらいよ~とのこと)積もるぐらいだよ、と聞いた。 北広島町では8年暮らし、積雪には大分慣れました、と言えるぐらいの経験値はある。夫とテキパキ作業すれば、スタッドレスタイヤへの交換も30分程で出来る。雪道の運転も以前ほど不安ではなくなった。 だけど、三次の雪景色を見て、去年とは全然別のところに居るんだなと改めて不思議に思った。 自宅前の道に出やすくするために雪かき
大西つねき氏の命の選別発言について再び。 "命の選別発言"とは 2020年7月3日、当時れいわ新選組に所属していた大西つねき氏が、自身のYouTubeチャンネルのライブ配信内で「どこまで高齢者をちょっとでも長生きさせるために子どもたち、若者たちの時間を使うのかっていうことは、真剣に議論する必要があると思います。(略)命の選別をしないとだめだと思いますよ、はっきり言いますけど。なぜかというとその選択が政治なんですよ。(略)順番として、選択するんであれば、もちろん高齢の方から
大西氏の発言から1年半以上経った今、もう一度「命の選別」発言について書くことにする。 約1年前、この出来事を風化させないという思いで書いた記事をまずどうぞ。 2020年の2月、初めて大西つねき氏の講演を聴いた。 大西氏が述べる「お金はいくらでもつくれる」「日本が貧困なのは経済のしくみが原因」という講演会のメインテーマとなる話は説得力のあるものだった。 信用創造の説明もわかりやすかった。 ミヒャエル・エンデの「モモ」のテーマが底流にあるというのも良かった。 この話が聞けるな
※以下の文は2021年8月に書いたものです。 今になって、ここに残しておくことが必要と思いました。 Facebookからの転載です。 ************************ 数日前に行った海の余韻が消えない。 日焼けのヒリヒリも無くなって、潮の匂いも眩しさも忘れかけているけれど。 砂浜で首を焦がしながら拾ったものたちをなかなか仕舞えず、拾った時のハンカチに包んだまま、時折広げては見つめて触ってを繰り返す。 持ち込まれた砂さえもいとおしい。 一緒に行った友人が
仕事中だった。 2011年3月11日14時46分18.1秒。 東日本大震災が起こった時、私は何をしていたのか。 自分自身の記憶を整理するためにここに書いておくことにする。 当時サングラスメーカーに勤めており、受注発注、最終検品、梱包、発送、電話応対と割となんでもやる部署だった。 14時46分というと、その日の発送準備前でこれから慌ただしくなるという時間だろうか。私はパソコンに向かっていた。 あれ、揺れてる? まるで大型船に乗っているような、ゆらーり、ゆらーりとした揺れ。
少しずつだけど、本はちゃんと読んでいる。 ちゃんと、って(笑) ちなみに先日の読了本。 「うん。..............うん。」と心の中で相づちしながら読んだ。 ********* さて、 世の中の動きが速いなぁ。 と、思っている時でも、意外と心の調子は良いような気がする。 そういう時ほど自分がゆっくりと出来ているからだろうか。 頭がよく回って働いている感じがわかるほど。 だけど、ここ一週間もうだめ。だめだめのだめ。 脳内を「小学校入学準備の諸々」が覆ってい
「彼女の名前は」チョ・ナムジュ著 2018年に韓国で出版、日本では2020年翻訳化。 チョ・ナムジュが2017年の1年間新聞で連載していた記事から、60余人の女性(9歳~69歳)への取材を基にしたそれぞれの物語のみを選び、28編の掌編小説へと再構成したもの。 著者はこの本について、 「『キム・ジヨン』によって、こんなことがあるのだと社会に認識されたことはよかった。だが、あのなかでキム・ジヨンは自分で声を上げない。あの本が出てから、自分も、社会も、認識しているだけではだめだ
「82年生まれ、キム・ジヨン」チョ・ナムジュ著 1982年に生まれた女性、キム・ジヨンの半生が描かれたもので、2016年に韓国で出版されてから現在まで130万部の大ベストセラーとなっている。 第一子出産後、女性であるという理由で受ける不平等や世間の子育てに対するプレッシャー、離職したことの喪失感など、あらゆるストレスから精神が壊れていき、ある日から他人が憑依したように振る舞い始めたジヨンを夫が精神科に連れていく。 その精神科担当医のカウンセリング記録という形式で、ジヨンの
「三つ編み」レティシア・コロンバニ これは、それぞれ違う国、違う立場で過酷に生きる3人の女性の物語。 スミタ、ジュリア、サラ。 彼女たちの3つの物語はこの本の中で交互に語られ、最後には間接的に触れ合っていく。「三つ編み」というタイトル通り、彼女たちの成し遂げたものが1つに編まれていく。 スミタはインドのカースト制度の最下層であるダリット(不可触民)として夫、娘と暮らす。スカベンジャーを生業としている。 ジュリアはシチリアで祖父の代から続く家族経営の毛髪工場で働く。父の
ミシミシ...という音が遠くの方から聞こえてくる。 すると家族の誰か(おそらく母)が、「地震!」と叫ぶ声が聞こえた。 上を向いたままパチッと目を開けると天井の蛍光灯が振り子時計のように揺れていた。 隣に寝ていた兄がバサッと布団に潜りこむのが横目で見えて、すぐに自分も同じようにした。 ガタガタガタガタガタ...という音はいつの間にか ガタンガタンガタンガタンガタンガタン...という大きな揺れを表す音に変わっている。 布団に潜って小さく身体を丸めていたからなのか、体感した揺
年始から、よく降った。 そして、よく積もった。 相棒のミラ・イースにも。 昨年、一昨年は不安になるほど積雪がなく、今年は本格的に積もるらしいと聞いていたら雪害が出るレベルの大雪。 もちろん子どもたちは大喜び。 年末年始の長い休みと、大雪で子ども園に連れて行くのを諦めたりで子どもたちと過ごす時間が予想以上に長くなり、降雪が落ち着いてやっと子ども園に送り出したあと、ホッとして昼過ぎまで寝た。 2週間にも満たない日数でこれだけ疲れるわけだから、昨年の全国的休校・休園による長
気が付けば年末。 北広島にも遅めの雪が降ってきた。 振り返りなどはあまりしない。 今年は去年の続きだし、来年は今年の続きで、ただ坦々と進んでみるだけ。 とはいえ、今年の内に片付けておきたいことはある。 書いておきたい結論がある。 今年の7月はずっと胸がざわざわする月だった。 大西つねきの「命の選別」という発言があったあと、私は祖母の訃報を受けた。 通夜、告別式を終えて広島に帰ってきた翌日に大西氏の会見があった。 会見の内容を聞きながら、棺に入った祖母の顔を思い出す。 「命、
たしか高校生の頃だったと思う。 ミスターチルドレンの「one two three」の歌詞にある 『ビデオに撮った「ショーシャンクの空に」見てからは もっと もっと 確信に近いな』 というフレーズが急に気になって、DVDをレンタルして観た。 「ショーシャンクの空に」 なんかタイトルも良い感じだし、良い感じの内容だろう(?????) という10代のなんとなくなノリというやつで観始めたのは良かったのだが、初っ端から割とヘビーな内容ではある。 この作品の良さはもう観てもらえばとし
「メイドの手帖」ステファニー・ランド著 このnoteを読んで、本の存在を知った。 自身は夫と家事育児仕事全て分担してなんとか乗り切っているが、度々受ける「母親」へのプレッシャーに辟易することは多い。心の底から謳歌できない自由や子どものことで予定が全て変更するかもという不安は消えず、もはや日常だ。 子どもを産む前と後では生活の何もかもがガラリと変わって、優先順位も自分のことから子どものことや家族のことへ。 自分で選んだ人生とはいえ、子育てをすることで与えられるハードルが高す