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疲労を回復し、望む未来を引き寄せる

疲れない引き寄せの法則

 疲れないように身体を変えて、未来を変えていきましょう。
 そのポイントは「人間の本来のリズムをとり戻していく」ことです。
 

疲れない引き寄せの法則の4つのポイント

◆寝ること・・まずはとにかく寝ることで、身体の疲れをとりましょう。

◆いつも、いい気分でいる・・美味しく食べて、気持ちよく排泄して、適切に動くことが大切です。

◆呼吸をしましょう・・「息をしている気持ちよさ」は、「生きている気持ちよさ」につながります。

◆身心をリラックスさせましょう・・最大のパフォーマンスは、最大のリラックスからおこります。
 
 
 人間本来のリズムを取り戻していき、疲れをしっかり取り除きましょう。そして、日常生活を楽しみ、才能を発揮して仕事を楽しむなど、普段から自分を喜ばせていると、人生は喜びで満たされます。
 
 あなた自身が想い描いた理想の未来にシフトする能力が上がるということは、自分のエネルギーが限りなく軽やかで、純粋であるということです。重たいと、自分は大きく飛んだつもりでも、ほんの少ししか飛び上がれません。それでは、あなたの望む大きな変化を起こしていく事は、難しくなります。
 大きくジャンプするには、あなた自身を喜ばせ、自らの重荷をどんどん降ろしていくことが重要です。この重荷というのが、不安、恐怖、罪悪感、無価値観、批判など、一般的にネガティブと呼ばれるエネルギーです。
 宇宙には、焦点を当てたものが拡大する法則があります。あなたの人生が喜びで満たされると、ますますあなたの未来は、喜びを感じることになります。
 
 五感を組み合わせて使うことで、さらにあなたのエネルギーを最適にしてくれます。超絶的なエネルギーパワーを求めていくのではなく、「今ここにあるエネルギー」を感じてみてください。日常の中で、疲れないないエネルギーのスキルを磨いてゆくことこそ、エネルギー復活のはじめの一歩であり、目指すべき目的になります。
 
 こういうのって「いい気分」と心から思える、パラレルワールドの世界へとシフトしていくには、人間本来の生活リズムを取戻し、あなたの本質へと融合・一致していくことが鍵になります。

 潜在意識は、「必要なものは、何でも得られる」「魂からの望みは、全て叶えられる」と、深い部分で知っています。自分を本来の自分に一致させ、常に「自分軸」でいることで、意識が望む前から最適のものが現れるようになります。

 魂が望んでいる最適なものが、まるでむこうからやってくるがごとく、「確実に、簡単に、自然に」、現実を手にするようになります。本来のあなたに一致すれば、それは自然なことです。望みの方が、自分の方に飛び込んでくるようにやってくる。言わば願う前に、最適なものが魔法のように現れてくる感じです。
 
 

しっかり寝て、最高の未来と引き合う

 よく寝てあなたの深い奥の中にある、本質的なエネルギーをただ受け取りましょう。
 
 エネルギーの観点からは、「寝る」こと、は「祈る」ことといわれています。ぐっすり眠り、五感を休ませることで、不思議な「ささやき声」が聞こえると言われています。つまり心を静めて、感覚を静かにして身体をくつろがす時、潜在意識と繋がりやすいのです。眠りに入る前に意識的に筋肉を緩ませた時、あなたの最適の未来と引き寄せを起こし始めます。

 引き寄せの法則の真の目的は、最適の未来の世界を創ることです。眠ることで、あなたの最高の未来と共同創造をしながら、まったく新しい世界を創っていきます。

 願望達成とエネルギーの関係として、ありえない成功をしている人はほとんど、見えないエネルギーを使っています。願望達成とは、「夢を意図的にする」ということです。見える世界のエネルギーは7%、見えない世界のエネルギーは93%と言われています。この93%の見えないエネルギーを受け取ることができれば、人生は劇的に変わります。
 
 また、睡眠は「治療」であり、薬です。
 寝ている間は、心も体もゆっくり休むことができます。そのうえ、身体を横たえることで血流が促進され、血液が全身に行きわたり、身体のすみずみまで栄養を運んでくれます。
 つまり、眠ることは「治療」であり、「薬」でもあるのです。眠っている間に起こることとして、心身の疲労回復、成長ホルモンの分泌、免疫力の向上、記憶の低下、整理などがあげられます。
 
 休養中には、十分に睡眠をとりましょう。最低でも、8時間は寝るようにしてください。一度に8時間でなくてもかまいません。昼寝など、細切れに眠って、トータルで8時間の睡眠がとれるようにしてください。
 「眠り」は、意識が休まってこそ可能な行為です。しかし、「眠らなければならない」と思うと、意識してしまい、よけいに眠れなくなってしまいます。そんな時は、無理に眠ろうとせず、「眠くなったら寝る」と考えてください。横になっているだけでも、身体がやすまります。ダラダラしながら、眠くなったら寝ても、まったく問題ありません。

眠りを助ける、視覚×方向感覚

 視覚は夢の中でも活躍し、現在、未来、過去や、時間的、空間的に離れた物でものも見ることができます。
 方向感覚は、目標に向かって進むことができ、夢の世界を現実世界に具現化させます。
 視覚×方向感覚がタッグを組むことで、視覚が見た夢を、方向感覚が体内リズムを整えながら現実の世界に具現化していきます。
 

快眠のためのお助けエクササイズ

 眠りにくいのは、胸から上のエネルギーが抜けず、手足の血行が悪いからです。手から頭や胸のエネルギーをしずめ、足からぐっすり眠れる準備をしましょう。
 
 眠れないときの身体の状態は、下半身が冷たくて眠りづらいうえ、頭や胸のエネルギーは、昼間のように張り切って活動してしまっているからです。
 眠れないのは、周りが暗くなっても、頭や胸のエネルギーが、昼と同じ活動状態だからです。エネルギーの熱が活発なままで、きちんと収まってくれないからなのです。
 
① まずは、エネルギーと熱をもったままの上半身と下半身に働きかけます。
 上半身は、手首をブラブラさせて、手首を撫でることで、頭や胸のエネルギーに作用して、エネルギーのバランスを整えます。
 
 下半身は、足首をぶらぶらさせて、足首を撫でることで、血流を促し、足から体を温め、ぐっすり眠れる準備をします。
 
◆さみしくて眠れないのは、
 エネルギーが足りない状態です。手首をしっかりと撫で、エネルギーの巡りを良くし、エネルギーを取り込みます。
◆途中で何度も起きてしまうのは、
 体の中の昼と夜のバランスが整わず、ぐっすり眠れない状態です。さらに、足首を回して血流を促し温め、昼夜のリズムを整えます。 
◆寝つきが悪いのは、
 頭の余分なエネルギーを逃がすために、足を枕の上に置いて高くして、頭を少し低くすると、安眠を促してくれます。
◆眠りが浅くて夢ばかり見るは、
 まだ頭のエネルギーが活発なので、その熱が足に流れるようにふくらはぎ周辺を叩きます。叩くことで、血流が促されて、足も温かくなります。
 
② エネルギーを身体の深いところに収めるためには、後屈運動をしましょう。
 うつぶせになり、息を吸いながら両腕を伸ばして、胸を開くように伸ばしましょう。
 
◆苦しくて眠れない、息苦しくて眠れない時は、
 胃のあたりが硬くなっています。胃をなでて、エネルギーを下に撫でておろしてから、身体を反らして眠りを誘いましょう。
 

いい気分だと、未来の自分と融合しやすい

 いい気分とは、「身体を内側から温める」ことです。
 
 食べるという行為は、身体を内側から温めます。空腹が満たされ、身体にエネルギーが満ちてくると、エネルギーも満ちてきます。食事しながら考えていると、それまでは煮詰まっていた問題も、「いや、大丈夫」、「なんとかなりそうだ」と前向きな気持ちになってきます。
 
 ご飯を食べて身体が温まると、ポジティブなエネルギーが流れ出します。 人は原始の頃からいかに身体を温めるかを最重要課題として生きてきたので、根元的な欲求が満たされると安心します。お酒も身体を温めます。会社で話してもうまくいかないことが、飲むと話がまとまることが多いのは、リラックスして開放的な気分で話すことができるからです。
 
 人間の美味しいという感覚の基本は「甘い」と言われています。甘いものは、脳を目覚めさせるのに効果があります。煮詰まったときに、ブレイクタイムで、コーヒーを飲んだり、お菓子を食べることで、確実に身体が切り替わり、またエネルギーがわいてきます。
 
 また、身体のエネルギーの流れに働きかけることは、やる気を出す最良のアプローチです。身体がよく温まって活性化していると、人は好奇心旺盛になり、やる気もどんどん出てきます。身体の感覚によって、人間の意識は目覚めてきます。脳の状態も、やる気次第で簡単に変わってしまいます。
 やる気というのは、エネルギーの流れがいい方向にぐっと傾く状態です。上手な働きかけがあれば、エネルギーがどんどん流れていい循環が行動効果などにはっきりと表れます。
 
 人は、それほどまでに身体に支配されています。身体を内側から温めることをうまく利用して気分をよくすると、エネルギーのメリハリをつけることができ、未来の自分と融合しやすくなります。
 

いい気分をうながす、味覚×温度感覚

 味覚は問題解決能力をもち、温度感覚は感情を司ります。
 味覚×温度感覚がタッグを組むことで、味覚が全体のバランスをとりながら今ある問題を解決します。さらに、温度感覚が人生の楽しみ方を表現していきます。いつでも、あなたをいい気分にさせ、未来のあなたと融合しやすくしていきます。
 

いい気分をうながすお助けマッサージ

 筋肉は心、骨格は自分自身、内臓は魂と考えながら、身体を整えていきましょう。
 
 筋肉には、昔の感情が記憶されていますので、筋肉をマッサージすることで憎しみや悲しみの感情が解放されていきます。
 
 内臓には、過去からの因縁を含みます。うらみつらみは、内臓マッサージが効果的です。
 
 骨格は自分自身ですので、骨の歪みは自分自身です。特に背中のマッサージに集中してみてください。
 
 人生は楽しい、幸せ、素敵など、いい気分で身体をマッサージして、身体を内側から温めることで、あなたの未来とも一体になり、本当に人生が幸せで素敵に変わってきます。
 
 

呼吸で、シンクロニシティーを読み解く

 シンクロニシティー(意味のある偶然)のいい波に乗りたければ、あわてないことです。私たちの身体は常に波の中にあります。触覚と嗅覚の呼吸で、いい波に乗るコツをつかみましょう。
 
 盛り上がりが大きく急激になるほど、興奮して前のめりになり、あわてやすくなります。何でも早くする方がチャンスもつかみやすいと思われがちですが、少なくとも自分自身の波に関していえば、早まらない方がいいです。
 サーフィンで波をつかむ場合とは違い、自分の外ではなく、自分自身の中に波がある為、波の盛り上がりとともに興奮が高まって急加速するので、乗り遅れるというよりは、乗り急ぐ失敗の方が圧倒的に多いです。
 
 「すごいチャンス!」「最高の出会い」と思ったら、すでに興奮しすぎてタイミングが早すぎます。そのままつかんだら翻弄されます。そんな時こそ、やり過ごす、一息待つことが重要です。「最高に乗れている」と感じる時は、飛び過ぎ、行き過ぎで、バブルの状態です。この時、神経やかゆみが生じていたら、触覚と嗅覚からの赤信号のサインです。
 この場合、反動で急降下するので、落ちる途中ではどん底にいくまでコントロールできません。
 
 逆に、本当にうまく波に乗れている(=勢いに乗っている)と、当たり前すぎて、静かで気がつかないくらいの感じになります。
 
 良くも悪くも色々なことが起きたり、起こしたくなります。あなたの盛り上がりの特徴パターンをよく観察してみてください。
 シンクロニシティーのいい波に乗っている時は、触覚と嗅覚の呼吸は、盛り上がりのなかで、呼吸が深く(=静か)になっています。
 

呼吸でシンクロニシティーを読み解く、触覚×嗅覚

 触覚は宇宙とつながり、嗅覚は生まれてきた意味を知っています。
 触覚と嗅覚がタッグを組むことで、息を吸いながら自分に必要な本物を見極め、息を吐きながら宇宙と一体となっていきまうす。
 

シンクロニシティーを読み解くお助け呼吸法

 パラレルワールド(今、あなたが存在している世界と並列して存在している別の世界)は無限の可能性がありますが、何を変えれば別のパラレルワールドに変わるのかというと、呼吸です。あなたの人生は心地よいのか、自分のエネルギーは心地よいのかを、常に呼吸で確認してみてください。
 
 呼吸とは、人のエネルギーの流れの一番分かりやすい指標です。苛立ち、焦り、戸惑い、はにかみ、喜び、幸せといった様々なエネルギーの状態が、呼吸のリズム、声のトーン、息継ぎ、ため息、吐息といったものに表れ出ています。
 何か問題にぶつかった時に大切なことは、深い呼吸をすることです。深い呼吸とは、息を詰めないで息を吐ききり、吐く息と吸う息の間がゆったりと滑らかになっていることです。
 
 これは静かに「今・目の前」を見ている状態でもあります。「今・目の前」にちゃんと焦点があっていれば、エネルギーは落ち着きます。次のこと、そのまた次のことに気が奪われていると、焦り、不安になります。そして、目の前のことが手につかなくなります。息を吐ききらないうちに息を吸おうとしてしまうと、呼吸はどんどん浅くなります。するとどんどん周りの世界がよそよそしくなります。
 
 「今・目の前」が見えると、周りの世界は一転、生き生きとしてきます。子どもの頃は当たり前だった「今・目の前」は、大人になるほど薄れてきます。今を生きる感覚を、深い呼吸とともに取り戻すことで、身体も心もリセットされます。
 
 あなたがいる理想の世界を感じ、自分の理想の姿を明確にしてください。気を付けたいのは、今の常識の範囲内でしか未来を明確にすることができないことです。
 最適な理想の状態を明確にし、あなたが3年後、5年後どうなっていたいのか、ありえない未来を考え、最高の未来を生きている状況を感じてみてください。そして、未来の行動予定を決めてください。最後は、やりとげる、到達するところまでやる完了形のエネルギーをもち、深い呼吸をくり返しながら新しいパラレルワールドを選んでいきましょう。
 
 あなたの答えは、「息をしている気持ちよさ」は、「生きている気持ちよさ」の中にあります。
 
(その他の呼吸法)
◆お釈迦様の呼吸・・・ゆるやかに息を吐く呼吸より、悟りを開いたといわれている。
 
◆釈尊の呼吸法・・・息を止めることで、概念的に悟るのではなくて、呼吸を通して自分自身の精神状態をコントロールします。
 
◆ヨガのクムバク・・・心と身体を一つに結ぶスイッチです。心身の力が身体の中心部に統一され、内の力が自然に集まります。
 
◆道教の胎息法(安らかな呼吸)・・不老長寿を目指している道教では、赤ちゃんと同じような安らかな呼吸法で長生きができ、それが歳をとらないコツだとしています。
 この呼吸と気の流れを体系立てて訓練法にしたのが、道教の調息法です。目的は、「気」をためて、生命力を維持することです。長時間「気」をひきとめておく方法を習って、それによって気から滋養をとる時間を多くとりこもうとしています。
 
◆禅の呼吸・・座禅を組んで、腹圧をかけてゆるく長く吐く丹田呼吸法をすると、自意識を解き放ちつつ、すべてのものに対して注意深く目覚めた呼吸法をくり出すことができます。
 この自意識を解放しつつ、高度に覚醒した状態をフローといいます。このような覚醒状態においては、身体は考えなくても動き、パフォーマンスは劇的によくなります。これは、東洋のあらゆる武芸が目指した境地でもあります。
 
 ◆養生法・・禅とセットにして、「気」を体内にため、循環させ、養います。互いの関係性のなかで身心が満たされ、ゆっくりと呼吸をしていると、身体もよくなり心もよくなる方法です。
 
 つまり、呼吸法は、自意識をコントロールする強力な道筋になります。
 さらに、呼吸を通して、内と外は溶け合い、世界と一体化していきます。
 

リラックスした行動が、最適な未来を導く

 聴覚と平衡感覚は同じ耳にありますが、聴覚を研ぎ澄ませば平衡感覚は鈍感になり、平衡感覚を研ぎ澄ませば聴覚スは鈍感になる、矛盾しているおもしろい関係にあります。
 
 また人も生まれながらに、矛盾しています。おもしろいもので、人は生物として、2つの異なる欲求矛盾の中に存在しています。「個の保存の欲求」と「種の保存の欲求」です。
 「個の保存の欲求」は、自分が生き延びるための働く欲求です。あらゆる危険を回避して、身を守る行動に向かわせます。また、自分の身体を守るための、食べる、睡眠をとる、身を守る行動に向かわせます。
 一方、「種の保存の欲求」とは、子どもや家族、兄弟、親せきなどに自分に近いDNAを残そうとする本能です。時には、人類愛、生き物への普遍的な愛に広がるものでもあります。
 
 この2つの欲求は同時に存在しながら、それぞれまったく違う行動を引き起こします。例えば、食べ物が1人分しかない時、「自分が食べて生き残りたい」という個の保存の欲求と、「自分は我慢してでも子どもを生き残らせたい」という種の保存の欲求が対立します。このように、相反する欲求の中で生きているのが人間という生き物なのです。
 人は成長したい、成長させたいと渇望しながらも、変わらない5つの理由があります。
 
◆一部分を意識して変えても、無意識に下の部分をカバーして全体性を損なわないように、ホメオスタシス(恒常性)が働きます。
◆人の行動はDNA50%、教育50%でかなり強く刷り込まれています。
◆変わらなければいけないという切迫した必要性を本人が感じない限り、行動やパターンは変わりません。
◆人は変わるためのエネルギー拠出を惜しむ省エネ傾向があります。
◆人はそれぞれ成長のスピードが違うのに、待てないことがある。
 
人が変化していくには
 
目標の3原則
1 明確なニーズがある
2 自分が達成できる範囲の目標である
3 持続性につながるこまめなフィードバックがある
 
さらに
「自信」 
「体験の効果」
「数の効果」の3条件がそろうことが必要です。
 
 また、潜在意識の真理として、その人が1日、考えていることが人生になります。つまり、人の一生は、その人が人生をいかに考えたかの思考生活の結果ともいえます。お金が欲しいと思いながらアクセルを踏み、お金をもって嫌なやつになるのは嫌だとブレーキをかけていると、顕在意識では望んでいない現実まで叶えてしまいます。
 
 つまり、 引き寄せの法則は24時間働いているので、どこに思考を向け、どこに焦点を当てているかで人生は決まります。そして、その人の個性により、プライベート、仕事、健康、心の状態、家族、お金などから得意分野と不得意分野があり、引き寄せができる分野とできない分野があります。
 引き寄せが働いていないと感じる時は、アクセルとブレーキの矛盾を理解しましょう。「なぜ望まない現実が実現してしまうのか」と、自分が望んでいない現実に思考を向けていたことをチェックできるかも大切です。望んでいないことばかりに焦点を当てないで、リラックスして行動しながら現実を変えていきましょう。
 

最適な行動をうながす、聴覚×平衡感覚

 最大の行動は、最大のリラックスからおこります。聴覚は変化する能力をもち、平衡感覚は、人生の覚悟を持っています。
 聴覚と平衡感覚がダッグを組むことで、双方の矛盾を調整をしながら、リラックスした状態で最適な行動へと導いてきます。
 

最適な行動をうながす、リラックスする感覚をつかむ運動

 水のように流れる柔らかい身体は、反応のいい身体のことです。また、柔らかくかつ反応のいい身体は、周りのエネルギーに敏感に察知できます。
 未来の為にエネルギーを敏感に感じながら、反応のいい身体になることが大切です。
 
 エネルギーの動きを理解するためには、とにかく身体をほぐすことです。
 ストレスで身体が過緊張におかれていると、エネルギーをキャッチする身体のセンサーは閉じています。視界も狭くなっていて、背中もガチガチにこわばっています。身体をほぐすと、背後にあるエネルギーセンサーが蘇ってきます。
 その為に、身体本来の柔らかさを取り戻しましょう。
 
 まずは肩甲骨をよくほぐします。腕を回すのではなく、背中側のガチガチの甲羅全体を動かすように、交互にグルグル回していきましょう。前から後ろへ大きく回すと、甲羅の中身がほぐれてきます。同時に首、肩、眼の周りがほぐれてきます。
 
 次に、全身ゆさぶり体操です。
 立って、つま先をつけたまま、踵をトントンと上下させて全身をゆさぶります。細かなゆらぎを感じながら、だんだんその振動が増幅していくイメージをもちましょう。
 揺さぶりながら、身体を水で洗うように、上半身を横にしたり、前にかがめたりしましょう。そうすると、普段はまったく使っていなかった部分にエネルギーがめぐってきます。そして、全身が温かくなって、リラックスしてきます。
 この時のコツは、足裏の感覚をしっかり感じながら全身運動をゆすることです。
 
 全身をゆすって身体が柔軟になると、自然と呼吸は深くなってきます。ゆったりとお腹が脈を打ち、呼吸は深く長くなります。自然に理想の呼吸といわれる、赤ちゃんの呼吸になります。
 赤ちゃんの呼吸は、身体のどこにもわだかまりがなく、お腹を中心にして全身呼吸をしている呼吸法です。
 
 呼吸がゆったりと深くなり身体がリラックスすると、エネルギー感度はさらに高まります。ゆったりとした赤ちゃんの呼吸は、セロトニン神経系にダイレクトにはたらきかけ、さらに全身を解きほぐしていきます。
 肩や背中の緊張がとれてくると、エネルギーセンサーの意識も後ろに広がってきます。息が深いと空間全体を感じる余裕がでてきます。
 
 エネルギーのコントロールというと、難しそうですが、リラックスは誰にでも日常的にできます。
 静かに息をして、身体をリラックスさせるだけで、エネルギー意識は覚醒していきます。
 
 

身体を整えて、望む未来へ

 最適の未来へと現実的に変化すると、あなたはよりエネルギッシュで魅力的になります。そして、「まるで魔法!」と思えるようなことが起きてきます。サイキックな感性で生きることが適用されるようになると、奇跡が日常的になっていきます。
 
 エネルギーを上げて本来のあなたに繋がり始めると、パラレルワールド(今、あなたが存在している世界と並列して存在している別の世界)にいる別の自分をも認識できるようにもなってきます。そうした意識を使うためには、外側ではなく、あなたの内側に意識をむける必要があります。
 私たちは、外側で起きる出来事に焦点を合わせる癖があります。その為、なかなか内側で起きていることに気づけません。最適な未来を感知するのは、自分の潜在意識の感性を通したときだけ感知します。まずは、あなたの内側に意識をむけることが大切です。
 
 例えば、「これをやってみたいな」と思うと、パラレルワールドの未来がいくつか見え、もしくは視野に入ってきます。そして、どの未来に、その望みを叶えている自分がいるのかを探すこともできます。
 望みを叶えている自分を見つけたら、イメージ力を使って、その未来の現実に降り立ちます。そして、望む現実を体験している自分と融合してみると、楽しい、いい気分、喜び、豊かさという感覚が、あなたの中に広がってきます。その捉えた感覚をを通して日常生活で出来る限り感じる工夫をすると、望む現実にチャンネルを合わせることになります。
 
 
 そうして最適の未来とのエネルギーが合ってくるほどに、あなたの世界に臨む要素が反映してきます。それはとても心地いい体験です。そうやって心地よく過ごしていると、さらにエネルギーが上昇します。すると、また新たな可能性が視野に入ってきます。心地よい感覚でチャンネルを合わせ続けていくことで、その現実を体験することになります。
 まさにそれは、最適な未来と身体に背中をおされながら、次々とパラレルワールドをテレポート(瞬間移動)している状態です。
 
 
 

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