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【えぽっくを探る!】転職&移住を同時に経験した社員にインタビュー!



 えぽっくの若松です!あっという間に7月ですが、いかがお過ごしでしょうか?


 7月といえばちょうど一年前の7月に、弊社に中途社員として日夏早紀さんが入社してくれました。今回は【えぽっくを探る!】と題して、ライターさんから日夏にインタビューしてもらいましたので、その模様をお届けいたします。

〇えぽっくってどんな会社??
〇現在募集中の
長期インターン【ひきだし】の魅力って??
〇移住した茨城はどんなところ??


 えぽっくってどんな会社なんだろう?と気になってくださっている方はもちろん、転職やご自身のキャリアについてお考えの方、就活に悩む学生、移住に興味のある方などなど、きっとご参考になる記事になっていると思いますので、ぜひ読んでみてください!



(以下、寄稿文)
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■転職先にえぽっくを選んだ理由


Q:
ちょうど一年前の7月にご入社されたとのことですが、一年前はどのような心境でしたか?


日夏:
初めての転職が決まり、約3カ月後の7月に茨城へ移住したのですが、前職の退職手続きや引っ越し、入社準備などですごく忙しかったです(笑)。あっという間に茨城に来ていた感じですね。物理的にはバタバタしていたのですが、気持ちはワクワクの方が大きかったです。


Q:
そのワクワクは、具体的に何にワクワクされていたのでしょうか?


日夏:
「私、今ならどこにでも行ける!」という謎の解放感(笑)と、自分の中で「(えぽっくと)出会うべくして出会った」と感じていたので、初めての転職も、縁もゆかりもなかった茨城への移住も全く不安はなく、どちらかというと楽しみでした。

元々好奇心旺盛なのか、気になったことには全力で飛び込んでいくタイプではあるんですけど、一歩踏み出すまでは慎重で石橋を叩きまくって割りそうになります(笑)。でも、振り切ったときの振れ幅がすごいので、茨城に飛び込めたんだと思います。


Q:
元々、まったく異なるお仕事をされていたんですよね?


日夏:
そうです。以前は工業用のゴムなどを製造する企業に勤めていました。具体的には身の回りにある日用品…たとえば家電製品に使われるパッキンのような、目立たないけれど無いと困る、そんな部品を扱う会社です。そこで生産管理を4年ほどさせていただき、部署異動後は福祉関連の事業に携わっていました。


Q:
本当に全く異なるお仕事ですね!どうして、えぽっくさんのお仕事に興味を持たれたのでしょうか?


日夏:

前職の会社に在籍して9年半ほど勤めたときに、ふと、「私はここでずっと働くのかな?」と今後のキャリアに疑問を持ち、自分の気持ちを棚卸ししてみたんです。

当時は仕事柄、視覚障害を持った方と関わる機会が多く、その方のお悩みを伺っていると、とても自分だけでは解決できないことが多々ありました。自分が何もアドバイスできないことにもどかしさを感じていたこともあって、「もっと個人に寄り添うような仕事がしたい」との想いに気づき、転職を意識するようになりました。

一方で、以前から “地域おこし協力隊” には、ぼんやりとですが興味があり、全国で募集している地域おこし協力隊を調べたんです。そのときに一番興味を持ったのが茨城県那珂市の募集でした。募集記事がすごく魅力的で、自分が働いているイメージがとても良く想像できたんです。

エントリーしたもののそちらにはご縁がありませんでしたが、採用募集の記事も含め手掛けていたのが “えぽっく” でした。通常であれば、こういった選考に落ちたらお礼のメールなどで終わることがほとんどだと思いますが、えぽっくの社長である若松さんからのメールが、私の良いところなどを挙げてくださっていて、フォローアップしてくれるような内容だったんですね。素敵だなと思ったのがきっかけで、「えぽっくってどんな会社なんだろう?」と調べていくうちに、コーディネーターを募集していることがわかりました。

確かに、これまで自分が携わってきた仕事とは業種も何もかも違っていますが、それよりも、えぽっくの想いに共感し「もしえぽっくで働いたら、今の自分では見えていないものが見えてくるかもしれない」と感じたのを覚えています。このようなご縁があってコーディネーターに応募し、現在に至ります。


Q:
コーディネーターとして地域の方と関わってみて、率直に感じていることは?


日夏:
当たり前かもしれませんが、実際にプレーヤーとして動いている方たちは、地域への関心、想いがとても強いです。“地域で働く人” のイメージは茨城に来るまではぼんやりしていたのですが、地域のことに一生懸命取り組まれている方からは、すごく情熱を感じるんです。そこに憧れている自分がいることも最近は自覚しています。

転職を考えていたとき、自己分析ツールや対話などを通じて自分を客観視してみたんですが、『自分が仕事上で大切にしたいこと、誰かに提供したいこと』というのが、“思いやり” だったんです。それと、“人の想い” にとても関心を持っていることがわかりました。

誰かが困っているのを見ると、サポートしたいという気持ちが強く出るタイプなのでで、えぽっくのコーディネーターはまさに伴走するイメージですから、そういった意味でも素敵だなと思って応募したところがあります。地域で何かを率先して頑張ろうとしている方たちや、地域を盛り上げようとしている方たちに、何か少しでもお手伝いができたら、という気持ちでいます。


Q:
実際に一年働いてみていかがでしたか。


日夏:
関わる方たちが本当に素敵な方が多くて、経験も知識も豊富なので、「私なんかで力になれることってあるのかな…」と落ち込んだことも何度かありました(笑)。でも最近は、「私らしいコーディネーターって何だろう?」と考えられるようになってきました。もちろん実務的にもお役に立てるのが一番ですが、たとえ知識は劣っていたとしても、楽しくお話ししているうちに、事業やしたいことについて何か良いアイディアが生まれてくれたら嬉しいな、という気持ちを持てるようになりました。

あとは、お仕事でご一緒させていただいている方たちから、オフのときには友達のように扱ってもらえている感じがしていて、知り合いゼロの茨城でしたが、周りの方々のおかげで楽しく過ごさせていただいているのでありがたいです。


Q:
いろいろな業務があると思うのですが、ご自身の中で一番、「輝いてた!」と感じたときは、どんな瞬間でしたか?


日夏:
「輝いてた!」って難しいですね(笑)。

答えになっていないかもしれませんが、「やりきったぞー!」という意味であれば、昨年の “ひきだし” の後に那珂市でバスツアーを企画することがあり、スケジュール、内容などを一任されました。やっている間は慣れないこともあって結構大変でしたし、「上手くいくかどうか…」という不安な気持ちでいっぱいでした(笑)。ツアーが終わって帰り際に「すごく良かったです!」、「充実した一日でした!」という言葉を、参加してくださった学生さんからかけていただいたとき、「やっててよかったー!」と思いました。

誰かに喜んでもらえたことがわかる些細なやりとり一つで、すべてが報われるというか、そんな喜びを嚙みしめた瞬間でもありました。



■長期インターン【ひきだし】の魅力



Q:
日夏さんから見た、“ひきだし” の印象を教えてください。


日夏:
まず、“ひきだし” が自分の学生時代にあったら、絶対に参加したかったと思います。学生の頃を振り返ってみると、『自分と向き合う=よくある診断ツールで自己分析』で終わってしまっていた…と思うところがあって、本当の意味で自分のやりたいことや、何を大事にしているのか、というのを学生の時点で気づけるのは、その後の将来において本当に大きな財産だと思います。それができるきっかけとして “ひきだし” というインターンがあることを多くの学生に知ってもらいたいです。

昨年の “ひきだし” に関しては入社して間もなく始まったため、正直なところ運営としてきちんとサポートできたのかと言われると自信がないのですが、参加してくれた学生さんの中で気づきが起こったり考え方が変わる瞬間…その人にとって “何かが変わる瞬間” を目の前で見れたことは、私にとってもすごく大きな出来事でした。

最初は上手く言葉にすることができなかった学生が、メンバーと話す中でどんどん自分を深掘りし、自分に向き合っていく姿は本当に印象的で、「人って短期間でこんなに変われるんだ」という、人の成長の場面を垣間見たときに、なんだかすごく嬉しかったんです。

一社会人から見ても、「これをこの時期にできるのは、とても尊くて大事なことだな」と思いますし、先ほども言いましたが、「学生だったら、私も参加してみたかったな」というのが、素直な気持ちです。


Q:
挑戦してみて欲しい、と思う学生さんはどんな方ですか。


日夏:
募集要項に書かせていただいている通りではあるのですが、やりたいことがわからない、やりたいことがない、という学生はもちろん、漠然とであっても何かしら就活に悩んでいる学生ですね。私個人としては、一人で悶々と抱えてしまっている学生にはとくに参加してみて欲しいと思っています。「独りじゃないよ、同じ悩みを抱えている人は全国にいるんだよ」って、自分と向き合うサポートをしてあげられたらなと。あとは、自分に自信がない学生さんにも参加してほしいです。

時代の変化もそうですし、コロナの影響もあるかもしれませんが、今の学生さんたちはすごくしっかりしていて、就職も含め将来のことをすごく考えていて、(自分の学生時代と比べると)ある意味、今の段階から就活について真剣に悩みを持って向き合おうとしているところがすごいなって思います。年齢や立場関係なく、私も刺激をもらっています。


Q:
若松さん(えぽっく代表)は、人のことをよく見ている方だなあ、という印象があるのですが、日頃からそういった印象はありますか?


日夏:
ありますね、本当に細かいところまでよく目の届く方だと思います。

でも、よく見えているからといって何かを押しつけるようなことはせず、ちゃんと、その人に合ったやり方などを見つけようと、一緒にいろいろ考えてくださいます。

たとえば地域で起業するという案件だと、“想い” だけでは現実的に運営できない部分もありますので、とくに経済的な話は避けて通れない大切な話です。若松さんはそういった要点ももちろん押さえつつ、たとえ経済的に厳しそうという現実があったとしても、本人の想いが「それでもやってみたい」であれば、「じゃあどこまでやれるか、一緒に考えていきましょう」という感じで、寄り添ってくれます。もちろん、現実的にできないことや無理なことは真摯に伝えてくれますが、結果はどうであれ、その人の想いを最後まで大事にしようとしてくれる方だと思います。

あとは、えぽっくに直接関わってくれた方…それは事業だけでなく、“ひきだし” に参加してくれた歴代の編集長、学生など、とにかくえぽっくに関わってくれた方に対して、大切にしたいという想いが本当に強くて、「どんな形であれ、えぽっくの事業に関わってくれたことがすごく嬉しい」と若松さん自身もよく言われています。本当にこの時代、あまり見ないぐらいちゃんと感謝を伝える方だと思います。

■魅力度最下位なんて嘘!移住した茨城は魅力でいっぱいだった!

Q:転職と移住が同時だった日夏さんですが、茨城県の印象はいかがでしょうか?


日夏:
よく「魅力度最下位」だなんて言われていますけど、全然そんなことないです!
私だけでなく他県から来ている方も口を揃えて「めっちゃ魅力あるやん!」、「いい意味で裏切られた!」って話をしています(笑)。

あるお店で出された温野菜を食べたときの感動を今でも覚えていますが(笑)、食べ物が本当に美味しいんですよ!たとえばカフェのような飲食店…つまり高級な料理店でなくありふれた飲食店であっても、使われている食材のレベルが平均より高いからじゃないかと思っています。これは来てから知ったことなんですが、メロンや栗の生産量は全国1位ですし、海も近いので魚介類も豊富…年中、何かしら収穫できる地域です。食は生活の基盤ですから、豊かな食が得られるのは本当にすごいことだと思います。「魅力度最下位」どころか、申し分ない魅力です。

移動の面では、都心部と比べると車がないと不便ではありますが、子育て中のファミリー層にはおすすめの地域です。住むエリアにもよりますが、本当に自然が豊かで、海も山も湖もあってレジャーにもぴったりですし、ファミリー層だけでなく環境の良いところでゆったりと暮らしたい人にも、とても良いんじゃないかと思います。

茨城の方たちは、先ほども言いましたが(仕事柄というのもありますが)、本当に「この人、熱いなー!」って思う方が多く、おもしろい方が多いです。


Q:
別の言い方をすると、えぽっくさんに関わったら、おもしろい方たちと出会えそうですね(笑)。


日夏:
そうですね、熱くておもしろい方としか出会わないですね(笑)。「人生楽しんでるな~」という方が多い印象です。フリーランスの方や経営者の方と関わらせていただくことが多いので、本当に刺激的で勉強になりますよ。


Q:
最後に、読んでくださった方々にメッセージをお願いいたします。


日夏:
私の場合、転職をするときに大事にしていたのはご縁とタイミングでした。「私らしさって何だろう」、「私って何がしたいんだろう」と、仕事をする上で大切な自分の軸みたいなものを探りながら活動してきましたが、ある程度準備をしたら飛び込んでみるのも大事だと思います。もちろん、今の自分と現実にギャップを感じて落ち込むこともありますが(笑)、茨城に来たことに対して後悔はまったくなく、移住してみて良かったと思っています。

何でもそうですがやってみないとわからないことってたくさんあるので、(転職も就活も移住も)準備や計画はしつつも、ご縁やタイミングが来たら、そのときはぜひ飛び込んでみてほしいなと思います。


(2022年7月8日 インタビュー&ライティング:安藤 華那)

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▼2022年のひきだしサイト
 編集長の募集は定員に達したため終了しました。
 記者のエントリーは空きがあります!7月24日締め切りです!


昨年の冊子の中身はこちら
・PDF版

https://www.city.naka.lg.jp/data/doc/1639640715_doc_770_0.pdf

・Web記事(noteに掲載)
『那珂市で発見!働く魅力』

https://note.com/epoch_note/m/m64795b5ab9ed





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