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MMM2009-2018++

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茨城県ひたちなか市那珂湊地区の芸術祭「みなとメディアミュージアム」が10周年を迎えます。そこで創設者の田島悠史が、各年の一枚と一日を通して、MMMを振り返りました。2019年から…
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#ひたちなか市

「みなとメディアミュージアム」という分かりにくい名称について

「みなとメディアミュージアム」という分かりにくい名称について

11回目のMMM(みなとメディアミュージアム)が無事に終わって、はや3ヶ月。今年はとても良い年で、3年目を迎える実行委員も2年目を迎える実行委員もとても元気。

さて現在は色々と議論をしている。来年のMMM2020は現在のフレームワークを活かして開催するものの、MMM2021(仮)は大きく変えることになっている。その一つに「"みなとメディアミュージアム"という名称が分かりにくい。わかりやすい"那珂

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MMM2009-2018:29歳変動説(MMM2011)

MMM2009-2018:29歳変動説(MMM2011)

29歳ってのは転機となる年だ、ブッダも親鸞も出家したのは29歳だ、って世界史の参考書かなんかで読んだことがある。ちょっと調べてみると、田口ランディが「29歳変動説」というのを唱えていて、村上春樹が小説家デビューしたのも29歳という。例によって、ぼくは身の丈を知らない人間なので、おこがましくも「ぼくも何かあったらなあ」とか考えていた。

で、結論から言うと2011年はぼくにとって、とても大きな一年だ

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MMM2009-2018:MMMが始まった瞬間(MMM2009)

MMM2009-2018:MMMが始まった瞬間(MMM2009)

まさか10年続くとは、あの時は思ってなかった。

慶應SFCの後期博士課程に再入学すると、なぜか授業を取らされる。ぼくは全く触ったことがなかったけど、なぜか気になっていた、清木康先生のデータベースの授業を履修することにしていた。だけど、その日は自分だけではやる気が出なかったので、後輩の緒方(伊久磨)くんを勝手に巻き込み授業を受けていた。授業が終わり、後輩の加藤さんと合流し、ぼくの車で一緒に帰ること

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