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寄り道 散歩 曲がり道

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#日記

車にのる

車にのる

 この頃は車によく乗る。しばらく、健康のために歩くことを優先していたのだが、このご時世ではそれは危ないと感じるようになった。世の中に疲れているのかもしれない。

 駅から仕事に行く習慣がない田舎では人々の移動は車がほとんどだ。子供たちも遠足でほぼ初めて電車にのる。だから、電車に乗ること慣れなくて怖いことでもある。それなので、今、道路はとても混んでいる。

 田舎で歩くと知り合いに会うと感じる人もい

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ある日のすみっこ

ある日のすみっこ

 銀座でエル・ファニング主演の「メアリーの総て」を見た。私はこういう歴史映画好きなんだけど、18才でフランケンシュタインを描いた女性の、爆発的な姿を描くのはむずかしい。お洋服がすてきだし、頑張ってたとは思う。サウジアラビア出身の女性監督。客観性ということなのか、イギリスは移民系の監督が歴史ものをを描く伝統があるのかな。「エリザベス」もそうで、インド系の監督だった。カズオ・イシグロもだけど、比較する

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日々のドラマ

日々のドラマ

 ぼんやりテレビをみていたら、向田邦子の名ドラマ「阿修羅のごとく」の最終回がやっていた。見てなかった。4姉妹の父を演じる、佐分利信が妻を無くして縁側でのたうち回るシーンで終わっていた。なるほど、これでは、再ドラマされないわけだ。佐分利信のような脂っぽいお年寄りは結構いる。でも、探してみると、小太りのこのタイプの俳優さんは、今はほとんどいない。まして、二枚目的なスター性があって、客観的に演じられると

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なぜ、ブログを書いてるのか

なぜ、ブログを書いてるのか

こちらのサイトでこんなのも書いています。えぐい、ドロッとした文章は、こちらかな。noteでは詩的文章を書くことを楽しみたいと思ってます。今回は成瀬巳喜男の映画の記憶装置的なちからについての考察です。映画評論家の川本三郎さんは文章家としても素晴らしいかただなあと思いました。そういえば、自伝的な「マイ・バック・ページ」妻夫木聡で映画化されてますね。私は自分の文章をしばらくしたら読み直すんですけど、あま

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気象データー

気象データー

 先週の金曜日、12月にしては猛烈に暑かった。テレビは12月では、観測史上いちばんだといっていた。でも、最近、気象観測上ってことばを聞くことが、多すぎやしないか。きっと、パソコンが当たり前になって、いろんなデーターが取りやすくなったからだと思う。でも、ここ100年ぐらい前のデーターしかないわけである。困ったこと、滅多にないことを強調するために使われているんだな。集中豪雨とかたいへんだ。しかし、たい

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年度末

年度末

 わかいときは、この時期になると、落ち込みが激しかった。いまはにぶい。でも、ずっとダラダラと気分が悪かったりする。ナチスに奪われたクリムトの描いた叔母の絵をオーストリアという国家からとりもどそうとするという話を映画化した「黄金のアデーレ」を見にいった。芸術品といえども、親族への思いれか、大衆のものかっていう微妙なテーマで、どちらかというと私有することにこだわるなんて、やぼなことをいうなっていうほう

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喫茶店

喫茶店

 最近、年配のひとを中心にチェーン店のコメダコーヒーがしずかに受けてるらしい。どうやら、新聞や雑誌が置いてあり、一時間ぐらいねばってもいい空気感があるためだ。そうか、スタバやドトールに追われてじっくりねばれる個人経営の喫茶店がなくなったためだ。そこのすきまをねらったのだ。まあ、こうして、ますます個人経営の喫茶店が少なくなっていく。でもね、それはしょうがないかなあとも思う。もともと誰にもオープンな

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noteの使い方

noteの使い方

ぽつぽつとnoteに書き込みをしているのですけれど、どうにも使いこなせてない。私は、自分をさらけ出すのが苦手で、映画とか本とか、何かクッションをおいて表現したいひとなので、難しいのでしょう。それなのにこうやって、表現をおもにするnoteで書くことにこだわっているのは、何かしら私に欠落しているものを表現したいのだと思います。少しマガジンを整理して、旅日記と日常という形で、エッセイにまとめてみようか

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