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未経験・中途で出版社に入る方法 後編 - オススメの転職サイトは? -

前回までのお話…

中小だけど、憧れの出版社に入ったぞ!
だが契約社員での入社…どうなる!?

やる気ある人には最高の職場

当時ぼくが入社したころは、なろう系コミカライズの最盛期(もちろん今もですが…)。「とにかくコミカライズしまくれ!」と押せ押せドンドンだった職場では、企画は出せばすぐに通りました。

僕はコツコツとコミカライズの企画を色々と出し、少しずつ数字…結果が出てきたタイミングで、ずっとやりたかったオリジナルの企画を出しました。コミカライズで結果を出していたので、博打気味のオリジナル漫画の企画も社内でするする通っていきます。

とにかく最初は結果を出すしかない

当たり前なのですが、漫画編集者の評価は営業マンと同じで、数字…要は作った本が何万部売れたかがほぼすべて。数字にシビアな業種です。
とはいえ、紙で漫画を売るしかなかった10年前と違い、今は電子が大きな市場。そして電子の世界では、出版社の知名度やレーベルの知名度がなくても戦える素晴らしい土壌があります。さらに言うと、電子ではいわゆる「なろう系」コミカライズの数字がとても出やすいです。

「漫画編集」業界は空前の転職ブームに

中小の出版社にとっては昔よりもずっと結果を出しやすくなっているのです。
中小の出版社でも戦える。これって今では当たり前のようですごい重要なことで、儲かるのだから中小の出版社だって作品をたくさん作りたいですよね。だから企画をガンガン通していきます。イケイケどんどんです。
また、作品を増やしていきたいなら、人を増やす必要がありますよね。

というわけで、漫画編集者って今すごく売り手市場なんです。しかもこれって、中小だけでなく準大手の出版社もそう。漫画編集業界は、空前の転職ブームが起きてます。特に中小の出版社から、準大手に行く方がすごく増えました。

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