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HSPの私が自己肯定感をあげた方法をご紹介します~手順❷

自己肯定感をあげるって最近よく叫ばれていますよね。自尊心を持ちましょう、とか。
これがまた強迫観念と化してしまうのは本末転倒だと思っているので、自分にも他人にも強制しないように気をつけなきゃと自分を戒めています。

そんな中にも、今まで周囲の意見を聞くとそれに従わなくちゃいけないと思い込み、すべて周囲の人たちに納得してもらうためだけに意思決定してきた自分に対して、もっと認めてあげたい。もっと受容してあげてありのままの自分で生きていくことを認めてあげたい。と思っていろいろ試してきました。

みなさんも一体何を目指して自己肯定感を高めたいのか、じっくり考えて言葉にしてみるとより一層、充実感を得られるのではないかと思います。

さて、この記事ではHSPの私が自己肯定感をあげた方法「過去の自分に手紙を書くワーク」の手順❷をご紹介します。

手順❶はこちらでご紹介しています↓↓↓
ぜひご覧になってみてください。

手順❷手紙のコンセプトをつくる

手順❶でマインドグラフ(モチベーショングラフ)をつくりました。これであなたのこれまでの人生を振り返り、あった出来事とそれを受けての心の動き、浮き沈み、思っていたこと、などが見える化できたものと思います。このマインドグラフは一度でなくとも何度もつくって人生を振り返ってみたり、たとえば小学生時代だけをフォーカスしてより詳細に深掘りしてみる、というのも良い方法だと思います。

①手紙を書く相手(=どの時期の自分)を決める

マインドグラフを眺めてみて、今現在の自分が自己肯定感を高く持てない原因がどこにあるのかを考え、いくつかある中で最も影響した時期の自分を選んでみましょう。
私の場合は小学生~高校生のときが大きく影響していると考えていたので、高校生の自分を選びました。マインドグラフでもその影響のつながりを記入しています。(下記緑の線の部分)

今現在の自分は過去のどの自分に最も影響されているか

②当時の自分はどんな状況だったかを書き出してみる

手紙を書く相手(=過去のある時点の自分)を決めたら、その彼/彼女がおかれていた環境、立場、悩みなどの状況を箇条書きで書き出してみましょう。「さぁどうぞ!」と言われても難しいかと思いますので、私がとった考え方をご紹介します。
1つの表を作ってその内容を埋めていきます。
縦軸は「状態」と「動作」。「状態」とは自分の意志とは関係なく自分が置かれた環境、状況のことです。一方「動作」は自分の意志や行動のことを言います。英語の動詞は状態動詞と動作動詞に分かれますが、そこからヒントを得ました。
そして横軸は「過去」「現在」「未来」。ここで注意は「現在」とはつまり当時の自分にとっての現在のこと。つまり私の場合は高校生当時のことを指します。

実際に私が書き込んだものがこちらです↓↓↓

過去の自分がどんな状況だったか

これは私がとった方法で、これに従わなきゃいけないというものではありません。この方法でやってもいいし、あなたに合った他のやり方でも一向にかまいません。

③メッセージの骨子を書き出してみる

手紙を書く相手、つまり過去のある時点での自分がどんな状況であったかを整理できたら、今度はどんなメッセージを書くか、その骨子を箇条書きで書き出してみましょう。

ここでのポイントは次の通りです。

  • 当時の自分を他人だと思ってメッセージを考える。

  • 当時の自分が受け取って心から嬉しいと思う内容を心がける。

  • 当時の自分を否定しない。寄り添うメッセージにする。(「~してはダメ」「~しなさい」という言葉は使わない)

  • 優しく承認する姿勢をもつ。(「~してもいいんだよ」)

  • 敬語は使わず、年長者からの優しい声がけの文体にする。

私が書き出したものはこちらです↓↓↓

メッセージの骨子を書き出してみる


特に当時の自分を他人だと思って、というのは大切だろうと思っています。自己肯定感に悩む人やHSPの方々は、他人の良いところには敏感で容易に肯定できる方が多くいると思うためです。かく言う私もそのひとりです。だから、過去の自分を他人と思うことで良いところを見つけやすく、肯定しやすくできるのです。

手順❷はここまで。
いかがでしたでしょうか。自分に対するメッセージというのはすこし違和感というか、変な感じですね。どこかくすぐったいというか恥ずかしいというか。
過去のあなたは今現在のあなたからのメッセージを欲しがっているはずです。あなたからのあたたかい、包み込むような優しい言葉を求めているはずです。
そんな過去の自分に惜しみなく言葉を送ってあげましょう。抱きしめてあげるようなメッセージを送ってあげましょう。

次回は手順❸。手紙を書いていきます。

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