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2020年5月の記事一覧
文章上達のための「楽しい写経マニュアル」
文章力向上の一番の近道は写経だと言われます。
が、ぶっちゃけ写経って気が乗らないですよね。
ただ文字移すだけって面倒だし、仮に3000文字近い文章を写経するってなったら時間もかかるし、大変そうだからなかなか踏み出せない人が多いんじゃないかと思います。
僕自身、書く仕事を始めて3年ほど経ちますが、これまで一回も写経したことがありませんでした。ただ、自分の出来る範囲で書くには限界があるなと感じ、
広報の次のステップとして考える「戦略番頭」というポジション
ベイン・アンド・カンパニーのパートナーであるクリス・ズックとジェームズ・アレンの共著「創業メンタリティ」を読んで、広報パーソンの次のキャリアのヒントを得た。
「創業メンタリティ」は企業が適切な企業規模で早く・持続的に成長するために必要な「創業目線」と、その目線を持って企業の危機を乗り越えるための方法論と事例、「創業目線」の育て方について説かれた本だ。
「創業目線」には三つの要素がある。「革新志
「ミンスキー博士の脳の探検」読書メモ ver.1
社会人になってから「考える」機会が増えた。
その一方、「考える」とは何かについて「考える」ようにもなった。少なくとも、「考える」とは脳を経て行われているはず。であれば、「脳」について知れば、「考える」のヒントになるのではないか。
そんな思いもあり、脳の仕組みを解明する手がかりとして「ミンスキー博士の脳の探検」を読み始めた。
この本は、人間の心の機能・作用について探求していて、「好き」や「むか
「読書」についての考察①—本を読む「意味」とは
書籍は青年には食物となり、老人には娯楽となる。病める時は装飾となり、苦しい時には慰めとなる。内にあっては楽しみとなり、外に持って出ても邪魔にはならない。特に夜と旅行と田舎においては、良い伴侶となる。—キケロ
僕は本が好きだ。
気になる事柄があると、すぐにAmazonにアクセスし、関連書籍をポチってしまう。おかげで読んでない本がどんどんたまっていく。僕の作業机の横にあるローテーブルにはいつの間に
100%でわかり合えたら幸せなのか——「I Am Human」
記事を書くとき、頭に浮かんだ文章がそのまま目の前のテキストエディタに書き起こされてくれたらなとたびたび思う。
例えば、脳に電極チップが埋め込まれているとする。自分の思考の刺激に合わせ、チップが何を考えているのかを信号で理解してくれて、それを勝手に書いてくれたりしたら、どんなに楽なことか。
映画「マトリックス」では、主人公のネオが自分の格闘スタイルをアップデートするために、カンフーの型が脳にアッ
誰かに引き出される行動が、自分を変える
「人が変わるシステムとは何か」
映画「俺たちは天使じゃない」を観て、そんな疑問がふと浮かんだ。
本作は、ロバート・デ・ニーロとショーン・ペンW主演のアメリカのコメディ映画。二人が演じるのはネッドとジムという窃盗犯。ある日、死刑囚ボビーの死刑執行に立ち会った二人は、一瞬の隙を突いて警官を撃ち殺し脱獄を図るボビーに巻き込まれる形で、カナダとの国境近いニューイングランドの小さな町に逃げ込む。
そこ