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「お取り寄せ」はまぐり。国内産はまぐり流通量1割体験記vol.28 (厳選お取り寄せTOP100)

新しい生活様式が提唱され、三密を避けた新生活がスタートしています。そんな新生活の中で、今まで携わらなかった家事に携わる経験を積み日々の大変さを実感しました。そんな経験から週に一度は、私自身がおもてなしをすることで、家族や友人・愛する人を楽しませたいと考えるようになりました。
男(45歳)のプライドと品格を維持しながら家族や友人・愛する人が楽しく、喜んでもらえるおもてなしを実現するために、一流のプロが持つ技・味・盛り付け(名店レストランのお取り寄せ)の力を借りながら、学び、修業を積み、私自身の男力を磨き、最高のおもてなしを実現させたいと思います。
こちらの「お取り寄せ」体験記では、スマートに「おいしい!食」でおもてなしができる・「驚いてもらえる大人の贈り物」が贈れる、大人の男力向上を目指す事で、すべての愛する人々を笑顔と喜びであふれさせる事ができる男を目指すと共に、20年に渡り携わった食業界での知見と私が見聞き学んだすべての情報をフルに生かし、徹底的に厳選したお取り寄せ品をご紹介させていただきます。

     「外食産業応援!」 一助となれれば幸いです。

男のたしなみV0 (本日のおもてなし九十九里産 はまぐり鍋)

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(商品概要) 千葉県九十九里浜近海の素材にこだわる本家留蔵。水揚げ
       されたはまぐりを、だしとともに鍋に。千葉県の郷土料理
       あじのなめろうとのセット

商品名  : 本家留蔵 九十九里産はまぐり鍋とあじのなめろう 5,940円

販売期間 : 通年

男のたしなみV1(はまぐりのルーツ)

はまぐりと言えばお吸い物のイメージを持ちますが、はまぐりはいつごろから食されていたのでしょう。少し調べてみると、縄文時代の貝塚から多数出土されている事から、当時より多くのはまぐりが食されています。また平安時代には貴族の遊びとして「貝合わせ」や「貝覆い」という他の個体ではぴったりと合わないはまぐりの特徴を活用した遊びがあります。
はまぐりは縁起の良い食べ物として、ひな祭りや結婚式でよくもちいられます。理由としては、はまぐりの貝殻は、他の個体ではぴったり合うことがなく夫婦和合の特徴や女の子が唯一の伴侶を得て幸せになれるように願いを込めてひな祭りに登場するようになりました。
また、はまぐりの旬の時期が2月~3月にあたるためひな祭り頃が産卵期前で身も大きく栄養価にも富んでいるタイミングなのですね。
縁起が良い食べ物とという事は理解できたのですが、呼び名はどこからきているのでしょうか。はまぐりの由来は「浜の栗」の意味で、単純ですが形が栗ににている事からはまぐりと呼ばれるようになったようです。
日本国内に流通するはまぐりの9割は中国産のシナハマグリで、残りの1割が国産のはまぐりで千葉県から茨木県の太平洋沿岸で取れる外洋性のチョウセンはまぐりと、三重県や熊本県で取れる淡水と海水が入り混じる汽水域に生息する内湾性のはまぐりが国内で取れる貴重なはまぐりの産地となります。

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男のたしなみV2(はまぐりの種類)

日本で流通している「はまぐり」は3種類存在します。
⑴日本在来種のはまぐり(内湾性)と⑵日本在来種のチョウセンハマグリ(外洋性)⑶大陸原産の外来種シナハマグリです。
内湾性のはまぐりはたくさん生息し、たくさん獲れていましたが開発による汚染や埋め立てにより激減し、2012年には「絶滅の恐れのある野生生物(絶滅危惧種)」に指定されています。国内では伊勢湾や有明海などの干潟や熊本県が産地となっております。
外洋性のはまぐりはチョウセンハマグリと呼ばれ、輸入物と誤解されそうですが千葉県九十九里や鹿島灘が産地で高値で取引されています。
日本で最も多く流通しているはまぐりがシナハマグリで、朝鮮半島、中国、ベトナムが原産地です。シーズンにスーパーの店頭に並ぶハマグリは大体がシナハマグリで在来種の二分の一から三分の一の価格で流通しています。余談ですがたまに見かける「白はまぐり」として販売されている貝は、「ボンビノスガイ」というハマグリとは全く異なる貝ですが、はまぐりよりもずっと安価なため注目されている貝です。
このように国産のはまぐりは非常に貴重で高値がついています。スーパーなどで販売されている、はまぐりのほとんどが中国産または台湾産という事ですね。すこしさみしい気もしますが。

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男のたしなみV3(はまぐりの効能)

はまぐりは、ミネラルやビタミンなどの栄養素が多く含まれており非常に栄養価が高い食材で、滋養強壮や美肌にも効果的な食材として重宝されています。こちらでは、より詳細にはまぐりの効能について調べてみたいと思います。
【栄養素・効能】
(亜鉛)
・はまぐりに含まれる亜鉛は、肝機能を回復させアルコール分解を促進
(アスパラギン酸)
・老廃物を排出し疲労回復や不眠症の改善
(タウリン)
・二日酔いの予防やアルコール分解を促進
(グルタミン酸)
・脳の活性化を促しストレス除去
(ビタミンB12)
・集中力の低下や不眠症の抑制
上記のように、はまぐりは多種の栄養素を持ち合わせていながら美味しいい!わけですが、はまぐりに含まれるタウリンは、エナジードリンクにも含まれており疲労回復や滋養強壮に効果を大きくもたらしてくれます。
美肌にも効果的なグリシンを含んでおり、肌の潤いや張りを保つなどの美容効果があることがわかっています。
「はまぐり」は美味しいだけでなく生活習慣病や美容に効果を発揮するスーパーフードだったという事ですね。

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男のたしなみV4(調理のポイント)

はまぐりは旨味の塊と言っていいほど汁は栄養の宝庫です。よくバーベキューではまぐりの汁をこぼしてしまい残念な思いをしている方が多いのではないでしょうか。はまぐりは過熱すると貝柱がはずれ反対側の殻に身がつき勢いよく口を開く事から汁がこぼれてしまいます。方法としては火にかける前に蝶番の外側にある黒い突起物を削り取ることで勢いよく口が開くことが防げます。ただ口が開かなくなりますので、焼きすぎには注意ですね。

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まとめ

この調査で驚きなのが、内湾性のはまぐりは過去たくさん生息し、たくさん獲れていましたが開発による汚染や埋め立てにより激減し、2012年時点で「絶滅の恐れのある野生生物(絶滅危惧種)」に指定されていることです。現在流通している国内産のはまぐりは1割とは、さすがに衝撃でした。この辺は考えさせられますね。
はまぐりの貝殻は、他の個体ではぴったり合うことがなく夫婦和合の特徴や女の子が唯一の伴侶を得て幸せになれるように願いを込めてひな祭りや結婚式に登場するようになった事や、美味しいだけでなく生活習慣病や美容に効果を発揮するスーパーフードだったという事を知れば知るほど、さらに「はまぐり」が大好きになり、大事にしていかなくてはいけないと強く感じました。我々の子供たちの世代でも、はまぐりが活躍できる世の中にしていきたいと強く感じております。
いつも感じることですが、美味しく食べていただきたい一心で、研究に研究をかさね現代に受け継がれ、現代でもさらに美味しく食べていただくため少しづつ進化したもののみが後世につながり未来に残り続けるのですね。「想いは形になる」と聞いたことがありますが、想いの深さが形にするのですね。今回は、お取り寄せでの体験でしたが、「はまぐり」を体験させていただいたことで、「はまぐり」のルーツやこだわりを感じることができました。私の「はまぐり」の教養も披露させていただき、皆様に大変喜んでいただきました。男(45歳)のブランドを損ねることなくさらに磨きをかけることができました。V28達成です。

※次回の続、男のおもてなしも楽しみにしててください。

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