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桐野夏生『緑の毒』(毎日読書メモ(273))

桐野夏生『緑の毒』(角川書店、現在は角川文庫)の読書メモ。桐野夏生の中毒性はなんなんだろう。読み始めると先が知りたくて必死に読み進める。そして誰一人共感できる登場人物がいないことに息苦しくなりながら、気持ちが一緒に破滅していく、そんな感じ。

一日で一気読み。あー、世の中にはひどい人間がいる、って小説だけどさ、いかにもいそう。ぐらぐらするね。愛の倒錯をこんな風に発露しちゃいかんだろ。登場人物みな歪んでいる。(2012年4月の読書記録より)

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#読書 #読書感想文 #桐野夏生 #緑の毒 #角川書店

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