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きっと、ごはんをつくりたくなる。

こんにちは。

部屋の中に陽がさんさんと降り注いで、ぽかぽか最高の昼寝びよりです。


あぁ、ネコのように、陽のあたる床にただまるまっていたい。
男3人が散髪に出かけているあいだは、ごろごろしていよう。


と。

突然ですが。

今日の晩ごはんは春巻きです。
昨日、材料を買ってきたので。

料理は嫌いじゃないんです。
まあ、好きと言いたいけど言いきれないのは、毎日の献立を考えるのが大変で、やらないといけないこと、となっちゃうから。


最近は、お味噌汁をすーっとすすって、あぁ、美味しい、これだけでいいじゃん、と思えることもある。

家族は好き嫌いほとんどせず、もりもり食べてくれるから、ありがたい。(長男の魚嫌いだけ困りもの。)

長男は、お母さんの料理がいちばん美味しいから、とよく言ってくれる。
若干セリフっぽいのが気にはなるけど、まあ信じることにしています。笑

子どもたちがもくもくとごはんを食べているのを見ると、ふつふつとおなかの底から幸福感が沸き上がってくるのも、ずっと変わらない。


私、仕事のある日もそうでない日も、わりとちゃんとごはんを作っている方だと思います。
よその食卓をいつも見ているわけではないので、自己評価でしかないです、ハイ。

でも。
あれー、なんかもっとこう…。
最近つくっていない(忘れている)美味しいものあるんじゃないかな、なんてふと思うことがあるのです。



なので、久しぶりに、お気に入りの料理の本たちを勢揃いさせて開いてみます。


以前はよく料理の本も買っていたけど、最近は検索すればなんでも出てくるから、手元にあるのは、本当に好きな精鋭たち。
レシピそのもの、というより、家庭料理に対する考え方、みたいなものかも。


高山なおみさんの本、たくさん。
そして今年の最高の出会いは、ウー・ウェンさん。
図書館であらゆるウーさんの本を取り寄せて見比べ、その中で気に入った4冊を大人買いしました。


高山なおみさん

高山さんの本は、レシピ本もよいのですが、以前も書いた『日々ごはん』や、その写真版のような『チクタク食卓』が、もうずっとほんと好き。


え、料理家さんのふだんの食卓、そんな感じなんだ。
それでいいんだ、むしろそれが美味しそう、真似したい、と気持ちが楽になるような本。

ゆるいご本人のイラストとレシピ、ピンぼけの写真。
かざらない人柄がもうそれだけで伝わり、見ていると私もごはんつくりたい!となってくる。
(あ、また高山さんについて熱くなってしまいますね。)


ウー・ウェンさん

ウーさんは、もう私のここ最近の献立づくりの根幹をなしているような、レシピの数々。
主菜も副菜も、困ったときはこれでオッケー、みたいな。

いや、もう家庭料理をつくるすべての人に読んでもらいたい、というような!(あ、こっちも熱くなる。)


これらの料理本をめくっているうちに、あぁ、やっぱりこれでいいんだー、簡単で代わり映えしないしみじみ美味しいものでいいやー、と肩の力が抜けてきます。


でも昨日の私は、ちょっと久々にがんばってつくるもの、に春巻きを選んでしまった。

春巻き、ってけっこうめんどくさいんだよなぁ。
たけのこ、にんじん、にら、春雨、挽き肉…
炒めて包んで揚げて…
でも、具だくさん揚げたてあつあつパリパリは、やっぱり手作りならではだしなぁ。

子どもたちが助っ人してくれる、っていうから。
やっぱり今日は、がんばって春巻きをいっぱい揚げよう。
もうムリ、っていうくらいおなかいっぱいみんなで食べよう。



みなさまのおうち、今日の晩ごはんは何でしょう。




半年前の自分の文章、ちょっとこっぱずかしいけれど。


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