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本だったノート、とnoteの書き方。

今日、うれしい郵便が届きました。

中に入っていたのは、「本だったノート」。
文庫本サイズの、まさに文庫本のようなノート。


バリューブックスさんが行っていた、クラウドファンディングへの支援のリターンとして、送られてきたのです。


何度もこの noteの中でも書いているのですが、私の読書生活は、バリューブックスさんとともにあるようなものでして。
むしろ、今までずいぶんたくさんの本を安く買わせていただいたぶん、その差額を返してもいいです、くらいの心もちでした。

カバーのグラデーションも、一冊ずつ違う。

古紙回収に回るはずだった本たちで作られたノート。

古紙回収に回すことと、本だったノートをつくること、再生紙になるという点ではどちらも同じです。けれども、 本だったノートをつくることで、本が好きな人が選んで使ってくれたり、本の魅力にあらためて気づく人が増えたりするかもしれない。自分たちの手で再生紙をつくり、ノートという形にし流通させることで、少しでも本のために貢献ができるかもしれないと考えています。

バリューブックス

なんだかやっぱり、こういう強い思いで作られたものに、惹かれてしまうのです。

興味のない人から見ると、なんでそこまで、と思うようなことを、印刷会社や製紙会社やデザインのプロたちが集結して、作り上げる。
藤原印刷さんは、私自身も好きで思い入れがあるので、余計応援してしまいます。

本だったノートには、 “本だった”記憶が残った活字がたまに混ざっていることがあります。その文字のカケラは、ノートとしての利便性だけを考えると不要な、むしろ邪魔かもしれませんが、本だったことに思いを馳せていただきながら、使ってもらえるとうれしいです。


ほんとだ。
何の本の記憶なんだろう。

す…


このノート、何に使おうか、と考えています。

私、ふだんnoteは、じっくり向き合って時間をとって書く、というより、断片的に1日のうちに書いてつないでいくので、スマホが基本です。

でも、紙の本が好き、というのと同じように、ペンで紙に字を書く、というのもやっぱり好きなのです。
ノートに走り書きした自分の字が好き。笑

子どもがいるところで長い時間、スマホに向かっているのも避けたいので、時々ノートに考えて書いたりもします。


パソコンやスマホのように、膨大な文章やメモを保存できるものも必要です。
でも。
この1冊をどう使おう、と目に見えるものを埋めていく、ということに、やっぱりわくわくする気持ちもあるんですよね。


ちらほら、来年の手帳に関する情報も見るようになり、あぁ、そんな季節か、と思います。

そういえば今日、グラウンドの桜の葉がもうたくさん散っていて、びっくりしました。

秋はもうそこに。


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