体育会出身の社会人としての価値 (自分からサッカーを引いて残ったもの)
今の不動産会社に勤めてから、2年が過ぎ、ようやく3年目を迎えました。
サッカーを辞めてから、3年目です。(笑)
私が社会人になって、自分からサッカーを引いた時にどうだったのか。何が残ったのかについて書いていければと思います。
できないことだらけの1年目
社会人になった私は、何にも出来ませんでした。
サッカーをやっていたことで、挨拶・返事や先輩への気遣いなどそういった点は自然にできてました。がその他は、壊滅的でした。笑
・言葉遣い、電話対応→ 最後に「っす」が残ってしまう。どことなく体育会感がでてしまう。
・パソコンスキル→学生時代は、ほぼ触ってないので皆無。
・コピー機や電話の操作などの機械系→苦手。
できなくて当然、知らなくて当然。
職場の方に言われた言葉です。いいように聞こえる言葉ですが、私はこの言葉で恥ずかしくなったのと同時に、早く覚えたろうと思った記憶があります。
知識もなければ、経験もない。
私の仕事は、不動産屋ですのでかなり結果が求められます。
お客様に、販売営業をして購入していただいてようやく結果となります。
入社して感じたことなのですが、不動産屋は覚えることが多すぎます。知識としても入れておかなければいけないものがたくさんあります。
・実際に販売するお住まいの周辺の環境や状況
・お住まいの構造や、設備仕様
・ローンの組み方や、各銀行の商品
・税金などの知識
などなど。お住まいを販売するのに自分の販売する商品だけでなく、時には銀行の商品の説明。また時には、税金のことをお話しする。
はっきり言って、1年目で覚えるのは難しすぎました。
自分の商品を説明するのにいっぱいいっぱいでした。
そんな中でも、結果を出さなければならない。
できることから、やるしかない。
全部を覚えることはできないと思った私は、せめて自分の商品だけは覚えて接客しようと思いました。
できることやって、後はサッカーで培った「人間力」
営業なので、売る。売ってなんぼと言われますがそんなこともないと思っています。結果が出てないと、ああだこうだ言われてしまいますが……
結果結果と言われるのは、嫌いだった私。
私の営業スタイルは、お客様のためになるのか。を考えること。
これは、私がサッカーで培ってきた力です。人のために、目の前のお客様のために言わなければいけないことは隠さず伝える。自分の結果を求めず、目の前のお客様のために。と動くこと。
どんなに営業の経験や知識がある人にも、自分なら力があるという自信がありました。
時には、わからない質問をされることもありますが、ごまかさずに適当なことは言わない。(プロとして、お客様の前に立たなければいけないとは思いますが。。。)
これで、結果が出なくても自分は納得します。会社員として、営業マンとしてはこのスタンスはダメなのかもしれない。
なにが正解かはわかりません。
私はこの考えや姿勢でやっていますが、なぜか結果も出ています。
上司には、「もっとガツガツしてもいい」とか言われていましたが、結果を出しているので、もう言われません。
むしろ、「理由はわからないけど、結果出すよな~」と言われています。笑
自分からサッカーを引いたと思っていたが。
自分からサッカーを引いたら、サッカーがなくなった私はただの普通の人になっているかと思っていました。社会でサッカーできることは意味ない。とか言われましたし、サッカーしてたからチヤホヤされることも特にありません。(あまり求めてはいませんが。)
サッカーばっかりしかやってきていない。と周りは笑うかもしれません。
サッカーなんかやってたって意味はない。は違ったのです。
サッカーをしていないだけで、心の中ではサッカーが残っていて、社会人になった今、サッカーが活かせているのです。
仕事ではサッカーの能力を発揮するシーンはありません。(力仕事ぐらい)
でも一生懸命やってきて、本気でやってきたこと。サッカーの成長と共に、自分自身の人間的成長に、繋がっていました。
その人間性は、社会には通用します。
これは体育会にしかない最大の強み。
大きな武器だと思います。
その中でも、人それぞれ違う人間性を持っているからこそ、周りの人とは違った経験をしているからこそ、他の人とは違うやり方で自分の価値を見出せえると思っています。
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