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息子が学校へ行けなくなって

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2009年生まれの長男と、2013年生まれの次男。 2018年の夏ごろから、ふたりとも不登校(登園拒否)。 その様子や葛藤を綴っていきたいです。
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#育児

息子が学校へ行けなくなって

息子が学校へ行けなくなって

小学校3年生の長男が学校へ行けなくなった。それに伴い、年中の次男も保育園へ行かない。

夏休みに学童へ行けなくなった我が家は夫婦で働いているので、小3の息子は夏休みに学童へ行く。最初は、「友達にあだ名でからかわれるのが嫌だ」という。何日もいやだいやだと言い続ける。

「気にしなくていいよ」と最初は声をかけていたが、本人が気にしているのだから仕方ない。それ以前にHSCについて啓発しているkokoka

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母子で筋トレする日々(不登校児の運動のしかた)

母子で筋トレする日々(不登校児の運動のしかた)

中1と小3の男児ふたりは、4年間ほど不登校。ときどき行っていたこともあるけど、行かないほうがスタンダード。

失われる「運動」の機会学校に行かないことで、失うものはたくさんある。勉強は一番に思いつくが、友だちとのコミュニケーション、修学旅行的なもの、放課後の教室に差し込む夕焼け、とか、レベル感はさまざま。

そのひとつに、運動がある。学校に行っていれば勝手にある程度は運動する。通学路を歩くだけでも

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学校へ行かなくなった子どものこと、それにより私が気づいたことや知ったこと。その過程。いろいろ残していきたいけどなかなか時間がとれなかったりもするので、音声でも残していこうかなと。

今回は、「最近すごく変わりましたね」と美術の先生に言われて、もしかしたら学校へ行かなくなったことと関係あるのかな? と思った話

「なんで学校へ行けなくなったの?」

「なんで学校へ行けなくなったの?」

小3の息子が「学校へ行っていない」と言うと、まず「なんで?」と聞かれる。説明はなかなか難しい。

あだ名などでからかわれた最初は、「学童で友だちが意地悪する」だった。名前をもじったあだ名。好きじゃないあだ名で呼ばれる。それから、からかわれる。大したことないと思っても、本人にとってはつらいみたいだった。

いざこざがあった学童の先生に話したら、あだ名でからかわれることはなくなった。ところが、他のこと

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不登校の兄や姉を持つ気持ち

小3の長男が学校へ行かなくなった。それに伴い年中の次男も保育園へ行かない。そのあれこれを書いた記事が、以下。

そこに、こんなコメントをいただいた。

私も理不尽な先生が嫌で学校行きたくなかった時がありました。
当時は姉が既に不登校で、でも私は休むのを認められなくて。差に傷ついて、その辛さを受け入れるまでに16年かかりました(笑)

なので「理由がはっきりしない」とか「深刻そうじゃない」などの外側

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親子の信頼関係について考える

親子の信頼関係について考える

先日不登校のnoteを書いて、たくさんの方から反響をいただいた。

コメントもたくさんいただいたのだけど、ゆっくり考えたいことがいくつかある。

おひとり、このようなコメントをくださった方がいて、信頼関係について書いておこうと思った。

私は高校1年生の時に、不登校の1歩手前という状況になりました。両親が厳しかったため、病気以外の理由で学校を休むことは絶対に許されませんでした。なので、諦めて泣

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