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「外資系企業で活躍する」とは?

ESGの女神🗽小野塚惠美

英語で仕事をする・アメリカ・資本主義

日本では外資系で働く人は相対的に少ないので、「外資系企業で活躍する」ということに興味を持ってくださることがあります。自分について考えてみると、「英語で仕事をすること」を外資系企業に就職をする前に考えました。私は、特に両親の仕事の都合ではなく自ら希望して、米国でアメリカの高校に通い、寮に入ってました。(米国の高校は4年間なので、日本の中学3年から高校3年までになります。)その時に、アメリカだったり、あるいは資本主義だったり、といった文化や考え方を目の当たりにする機会がありました。アメリカ生活の経験が活かせるという意味で、英語をキャリアにするという選択肢もあったのかもしれません。しかし、私の場合は、「英語で仕事をすること」を望みましたので、内定は日本の企業と外国の企業両方に頂きましたが、最終的に希望に沿っている JP モルガンを選びました。私のバックグラウンドのおかげで、米系企業の考え方は比較的理解、賛同しやすかったと言えると思います。

ストレッチ・アサイメントに尽きる

グローバル企業では、「毎年の成長」を求められます。私の20数年のJPモルガン、ゴールドマン・サックスでのキャリアは、ストレッチ・アサイメントの一言に尽きました。
(注:ストレッチ・アサインメントとは?「現時点で持っている知識や技術で目標到達が困難だと考えられる役職に任命して、社員の成長を促すこと」 参照)

社員の成長を成功させようという上司やチームがセットに

一般に外資系というよりも、グローバル企業への「向き不向き」があるとすれば、ストレッチ・アサインメントのような環境が楽しめるか、があると思います。私は、そういった機会が与えられたことが、大変励みになりました。私の所属した二つの会社には、ストレッチ・アサイメントを成功させるための支援の仕組みもカルチャーもありました。一般に(外資系というより)グローバルな会社の中には、ただ難しい無理難題を投げつけてスタッフ一人で頑張るということではなく、ストレッチ・アサインメントを通じて社員の成長を成功させようという上司やチームがセットで存在しており、それを通じて自分の成長が達成できたと思っています。

グローバル(外資系)企業で働くということ

外資系企業は、日本とは異なる社会の仕組みや価値観に基づいて行動する傾向があるとは思います。その点で、自分は「アメリカだったり、あるいは資本主義だったり、といった考え方を目の当たりにした」経験が強みとなったと思います。外資系は強欲とか、給与は高いがすぐクビになるとかいうステレオタイプに閉じ込めて、外資系の人材を活用する仕組みの理解を放棄してしまうのは残念です。世界中どんな会社でも人材活用がなされなければ組織としての成功はありません。良い会社が人的資本を重視することに、世界中どこも変わりはないでしょう。日本企業がグローバルに活動する一方、国内の雇用慣行をメンバーシップ型からジョブ型に変えようとの議論がある中で、日本企業が参考にすべきことは世界に満ち溢れているように思います。

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