「たとえ、だれもいなくても」ハーフとして
先日、子供のお友達のお母さんに「ハーフですか」と聞かれた。
久しぶりに聞いた言葉だった。大人になってから、あまり聞かなくなったから。
私を一目見れば、完全な日本人でないことに気づくはずだ。白い肌、茶色の髪、高い鼻、明るい茶色の目、一般的な日本人とは違う。
「ハーフ」という言葉、やっぱり好きになれない。
子供の頃から自分を説明するたびに話していた。何度も使いすぎた言葉、そして何度も聞きすぎた言葉、どちらもその理由だろう。
先日「ハーフですか」と聞かれたとき、まだこの言