生理休暇の取得率は年々減少している現実
みなさん、こんにちは!ちえみりーです。
女性の中には生理が重すぎて毎月会社に行くことすら難しい人もいるのではないのでしょうか。
私も子宮内膜症のせいなのか生理がとても重くて大変でした。
しかし、とても助かっていた会社の制度がありました。
それが、生理休暇です。
生理休暇とは
「生理日の就業が著しく困難な女性労働者が休暇を請求したときは、その者を生理日に就業させてはならない」という法律で定められた制度です。
診断書などの提出の必要がありませんが、その休暇が有給になるか、無給になるかは法律では規定されていないので、会社によるようです。
私の会社では女性の社員が比較的多いためか、この生理休暇が浸透しており、男性の上司にも臆せず話すことができました。
また、生理休暇を年次休暇とは別に有給として取ることができ、生理休暇の取得に関してとても恵まれた会社だったように思います。
実際の取得率
(2017.5.26 SankeiBizより引用)
近年女性の社会進出が活発化し、企業も積極的に女性を採用する流れがあるため、生理休暇と聞くと最近の制度のような気がしますが。
実際は生理休暇は昭和22年に労働基準法に定められており、取得率は右肩下がりで減少しています。
私はこのデータを見てとても意外に感じました。
しかし、男女雇用機会均等法成立にあるように、女性の社会進出が進み、男女が平等な労働環境で働くことを目指した結果、このように取得率が減少傾向にあるようです。
なぜ取得率が低いのか
しかし、世間一般に浸透していない理由として、次が挙げられます。
・女性だけが取得できる休暇であるため、不平等に思われやすい(男女雇用機会均等法成立にかけて取得率が減少している)
・仕事に穴をあけられない
・欠勤扱いになる場合→労働日が少なくなる→有給や手当が受け取れなくなる
・そもそも就業規則をじっくり読んだことがないので知らない
・周りが取得していないと取得しにくい
・正当な休みであると証明しにくい
職場における男女平等って何なのか
そもそも男性と女性では体のつくりも違いますし、脳のつくりも異なると言われていますよね。
そしてそもそも同じ男性や女性の中でも個性があり、それを多様性として受け入れる風潮が出来つつあるのは事実です。
この結果を見て私が思うことは、これから多様性が重要視されていく中で、平等がどのように定義されるかが問われてくるのではないかと思います。
私の個人的な意見としては、生理休暇でとても救われたので、生理休暇の取得がもっと普及していくことを望みます。
また、多様性を社会として受け入れるためには、病気などの事情や性格、特性の違いに依らず、社会で活躍するすべての人が働きやすい環境が整うことが望ましいと思います。
さいごに
今回の内容は生理という女性特有の問題を取り上げました。
しかし女性だけでなく、社会で活躍する全ての方にこの状況を知って考えてほしいと思います。
また、生理休暇だけでなく病気など生きづらいと感じる人が減るような制度が整ってほしいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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