ブラタモリ【高野山と空海】 時空を超えて伝わる空海の決意とタモリさんの感動
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祝!空海展に聾瞽指帰 展示決定!
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奈良国立博物館特別展
「空海 KŪKAI ― 密教のルーツとマンダラ世界」
2024年4月13日から6月9日まで開催
弘法大師・空海の生誕1250年を記念した特別展
聾瞽指帰
2024年4月13日(土)から5月12日(日)まで展示
ブラタモリの一番好きな回は
♯83「高野山と空海」(2017年9月16日放送)
その中に、空海の出家決意の書である国宝【聾瞽指帰】(ろうこしいき)をタモリさんと近江アナが間近で見るシーンがある
書を通して空海の並々ならぬ決意の思いが伝わってくる。そしてタモリさんと近江アナは空海の熱い思いを受け取り、その感動を素晴らしいコメントで伝えてくれる。その感動がこちらにも心底伝わってくる。そして草彅剛さんの優しいナレーションがいい。染み渡る。何度見ても胸が熱くなる。素敵シーンを以下文字起こし
聾瞽指帰を間近で見るシーン
ー高野山霊宝館の三大秘宝の一つ。今日は特別に空海が生きた証を公開ー
※高野山霊宝館館長 山口文章さん 以下 略)山口
山口「平安時代の延暦16年に弘法大師(空海)が若き24歳の時に執筆した直筆の書です」
タモリ「きちっとした字ですよねこれ。几帳面な。しっかりしてますね」
山口「一つ一つがしっかりしていて意志が表れています」
タモリ「だいたい書というのは一行ずっと書いてみると2、3箇所気に食わないところが出てくるんですけど、一気に書いてるわけで。それで全く破綻が無い。凄いですねこれは...」
山口「24歳に弘法大師は何をされていたかというと実は大学に入って勉強していたんですね。勉強しながらどうも違うと感じるんですね。人々を助けるのはこういう勉強じゃないと。色んな勉強をした中で仏教が人々を救う一番の道だと気がついて学校をやめて仏教の道に入るわけです。その出家宣言書でございます」
タモリ「すごいね24歳でこの決意って。字のうまさももちろんだけど。決意表明してるんだね」
近江アナ「 人間くさい感じがします。綺麗なだけじゃなくて。思いが伝わる感じ」
タモリ「そうだねぇ…」
タモリ「書き出しの時なんかやっぱり相当本人も緊張するでしょうね」
近江アナ「 筆の誤りはないんですね」
(弘法にも筆の誤り というたとえがあるけれど )
タモリ「無いですね、誤らないね 笑」
タモリ「相当な覚悟だったんだろうね(しみじみと)いやぁ、、ありがとうございます。間近で見れるとは思ってなかった」
近江アナ「ちゃんと残ってるんですね」
タモリ「(そうだ)ねぇ」
エンディング
案内人「今日はいかかだったでしょうか?」
タモリ「最後の空海の書は、あれは凄いですね。あれはホント、、ずっと 色々(高野山)回ったんですけど、(インパクト強くて)一瞬全部吹き飛んであそこだけになりましたからね」
案内人「筆の勢いありましたか?」
タモリ「ありますねぇ。伝わるものがあったなぁあれは。なんか思想とか決意が時を越えてますよね。時空を越えてますね」
案内人「9世紀の人だけど(となりに)いますかね?」
タモリ「いますねぇっ」
近江アナ「庶民まで親しませてもらえるような。最初ちょっと畏れ多いかなと来るまでは感じてたんですけど」
タモリ「今日は本当に良かった。あんなに間近に見せてもらえるとは」
案内人「感激しました。38年いますけど(じかに見るのは)初めてです。タモリさんのおかげです」
タモリ「良かったですね 喜んでいただけて笑」
さいごに
タモリさんと近江アナ、このコンビの回で空海の書を見ることができて本当に良かった。感動が伝わる 泣
たまに公開されているようなので、次に公開されたら見に行く!!昨年公開されていたことを知り、残念...
こまめにチェックしなくては
◼️空海の誤字が見られる灌頂歴名
空海の本気モードの書「聾瞽指帰」とはまた違って味わい深い神護寺に伝わるオフモードの書「灌頂歴名」について触れた記事
◼️聾瞽指帰 筆の誤り箇所が!
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