エリー秀仙 /ARTIST

書家 水墨画家 Japanesecallgrapher 🇯🇵 Suiboku,Sumie Art-painting🎨 https://ellie.jp

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脱皮の季節

ご無沙汰です(⌒-⌒; ) だいぶご無沙汰してます(⌒-⌒; ) そもそも年始から2月いっぱいまではゆっくり休もうとしてたのですが… 現実的に休むのと精神的な安らぎは別物で。 「ハードすぎ!!!!!!!」 と突っ込みしたくなるような期間でした。 特に3月は 脳天から「委ねる」「明け渡す」がガンガン来ていて、一体全体何のこと??! と、頭で必死に考えに考えていたんです… (↑これがそもそも方向違うのだがこの時点で気付かず…) 桜の時期もなんだかんだ問題多くてドン底なほ

    • 2022 始動

      皆さま 遅ればせながら 新年おめでとうございます🎍 本年が皆様にとって心穏やかに過ごせる年となりますように✨ さて、前回途中で止まってました 謎の体調不良の件、、、 実はテレビだったんです。 テレビそのものと言うと語弊がありますかね、 『テレビの電波?から乗ってくる何か良からぬ感じ』笑 とでも表現しましょう。 原因を探って突き詰めたところ 番組内容にも共通点があるような具合だったので それが判明した時点で、私は自然とテレビをシャットアウトする様になったのです。 今と

      • 変革期

        私には長いこと、心の靄が晴れない時期がありました。 原因はシンプルですが、複雑にしていたのは自分自身でした。 しかし当時の私はまだ、それに気付いていません。 書を生業にしてから、その靄は薄くなりつつあったものの常にこの先の不安と隣り合わせで、そんな自分にいつもどこかで劣等感を感じ漠然とした焦りと共存していました。 常に、まだ足りない!学ばなきゃ!と必死なのでした。 数年前のある日。 その日は予定もなく、かといってやる気も起きずダラダラとテレビのワイドショーを見ながらお昼を

        • 龍と出会う

          作品は誰のために?個展にて龍の絵をご購入された方から素敵なティータイムにお招きいただきました。 なんと個展成功のお祝い!だそうです! 感謝でいっぱいです🙏 彼女は 『まさか自分が絵を買うなんて思ってなかったんですけど、一目で龍様に惹かれてしまった…』 と笑っておられました。 私は先月行われた潔斎展まで、一度も龍を描いたことがなかったのです。 (練習の題材としても描いたほうがいいかな?と思いつつ筆が進まず) それが個展前に急にパタパタと出てきたので、そのまま仕上がってし

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          のびのびやってます。

          10月とはいえ、気温の下がった1週間でした。皆様体調など充分に気をつけてお過ごしください。 個展から2週間が経ち、新たなお仕事へ心の切り替え中です。ボーっとしたり、昼寝したりお酒を飲んだりするなんてことも結構重要です。 先日季節外れの桜を見かけて、とても癒されました🌸 独立したての頃、仕事以外に費やす時間を全て『無駄!』と切り捨てていた自分がいました。 自ら、友人、家族、親しくしていた仲間から精神的に距離を取り、 こんなに大変な自分の状況は誰にも分かってもらえるはずな

          【御礼】

          個展から早1週間が経ってしまいました、、 noteでの御礼が遅くなり申し訳ありません。 おかげさまで無事に潔斎展を終える事ができました。 お買い上げ作品の出荷や後片付けも一段落です。 ご来場の皆様はもとより、お祝いのご連絡やお花をお送りくださった方々、関係者の皆様にも深く感謝申し上げます。 応援してくださった全ての皆様ありがとうございました。 もう10月も後半戦ですね! 気分を一新してまた新しい作品創りの日々と、note更新に戻ります。 こうして年内の仕事に追われつ

          天と、結ぶ。〜出雲での約束〜3

          小さなどんぐりと何やら啓示らしき壮大な私のテーマを抱えて帰路についたあの日から、4年の月日が経ちました。 迷い・不安が完全に払拭されることはありませんが、あの一言が響き渡った後は作品を創る意味を問うより、この道に生きることに腹を括れたことが大きな進歩だったように思います。 自分で言うのもなんですが、若い頃の方がよほど現実主義だった私が最終的に行き着いた道。 それはなんの保証もなく周囲からも心配され一見お先真っ暗のようでした。 しかし決して元に戻らない時間の中で生きるのなら

          天と、結ぶ。〜出雲での約束〜2

          続きです。 独立してからというもの、仕事には喜んで向き合っていましたが 同時に、自分に足りないものが浮き彫りになっていた時期でした。 ほんの些細なことでも構わない。 伝わる人にしか伝わらないことでいい、ここまで苦しくても作品を描かねばならないのなら生涯をかけるテーマがほしい… そしてひたすら、そう真剣に天に投げかけたのです。 すると… 『愛と平和』 それは聞き返しようのない、 毅然たる響きで 声でもなく、イメージでもなく、 ただただ私の中にずしりと回答が来たのです

          天と、結ぶ。〜出雲での約束〜1

          東京も緊急事態宣言が解除され、お陰様で個展は予定通り開催の運びとなりました(^人^)感謝。 さて、京都エピソードはまだまだ盛り沢山なのですが… 神無月に因んで、今回は少し出雲での出来事を。 潔斎展では、出雲に因んだ作品も幾つか展示します。 『神在月に詣れ』 そう言われて大急ぎで出雲へ出向いたのは2018年11月のことでした。 スケジュールに余裕がなかったので早朝から出雲大社と稲佐の浜、その周辺をぐるりのトンボ帰り。 神在祭の時期でしたが、朝靄立ち込める境内はまだ人気も

          東寺の空海さん

          前回、東寺の講堂にて不思議な体験をした私でしたが、そもそも誘ってくださったのは空海さんでした。なるほど、訪れてみれば直ぐそこに空海さんの氣が立ち込めていて、門をくぐると同時に、私は悲しくもないのに勝手に涙が溢れて止まりませんでした。 東寺鎮守八幡宮挨拶をしていると、どんよりと覆った梅雨らしい厚い雲から頭上にぽっかりと穴が開き、スポットライトのような陽射しが降り注いでみるみるうちに真夏の暑さに見舞われました。眩しいのと嗚咽とで到底人様に向けられない顔だったと思われますが、誰も

          つぶつぶ事件と帝釈天との再会

          これは、もう逃れようがない・・ そう解ったのはまだ書の道をゆくと決めて間もない頃です。 もう争うことなく導きを受け入れるようになり、その圧倒的な力に背中を押されるように、初めての土地へ旅するようになりました。そして、それらは十年近く経つ今だからこそ点だったように思えた出来事が線になり繋がってきたのです。 ここではっきりと申し上げておかなければと思うのですが、私はそれまで霊感もなければどこかの宗教を信仰することもなく、ただただ感じるがままの興味でその場所へ赴いているので、

          思い立ったら、即!!

          本題に入る前に、、今気づきました。 思いつくままに更新していますが、noteの最適な使い方について調べてちょっと改善したいと思います… もう少し内容別に本棚を作って整理しないと、後々とても読みづらいですよね((゚∀゚; )すみません。 さて、あまりに根詰めており毎日更新が途切れました。 だいたい落ち着ける時間になった時には下書途中で突っ伏してまして。ま、そんなこともアリで続けていきます^^ それで、今回は私の制作スタイルについて書いていこうと。 私の場合、ご依頼のお仕事

          書作品

          今朝はお茶稽古に向かっていますが電車に乗ったらワンピース裏返しに着てた(゚o゚;;!!、、タグ、、、 … 書についての私の見解です。 古典書など様々に書を学ぶとどうしても通るのが、目の肥えた玄人向けの仕上がりにするか、万人にわかりやすいウケの良い作品にするか、というところ。 これはどんなジャンルにも通ずると思います。実際私もオーケストラ、オペラ、歌舞伎、、それらに生で触れることさえ特別な素人なので感動の沸点は低いのだと思います。 経験を重ね教養を深める過程でみえてくる

          潔斎展と名付けた理由

          この辺で、ちょっと昔話は置いておいて。 徹夜が続いて記憶が曖昧になるといけませんので、今朝はこの度の個展に込めた想いを。 潔斎と聞くと、精進潔斎を思い浮かべる方もいらっしゃるのではないでしょうか。 法会・神事などの前に、酒肉の飲食その他の行為を慎み、沐浴(もくよく)などして心身を清めること。 【精選版 日本国語大辞典より】 少しばかり仰々しいでしょうか(^_^;) 書のお仕事を承るようになり、更に水墨画にまで手を広げ、表現方法を広げなければ伝えられないものがどうして

          ついに原点回帰

          ここまで書いてきましたが、、 ついについに 書という原点に戻ってきました! 理想をこねくり回し、遠回りして、漸く帰ってきましたよ〜^^; 幼少〜社会人の間に 暫く離れた時期もありました。 ただ好きだから、得意だから、では済まされない重圧も感じ 本気でやるなら教える立場でもある。 それならもう一度、勉強し直す!と、私が門を叩いた学院の週3回(うる覚え)の師範コース。 そもそも入学シーズンではなかったので、本来であればお断りされるところでした。 当時の私の技量を審査し、入

          アナログ派。

          グラフィックを経験してみてとことん感じたことです。 私、アナログ人間でした(~_~; 痛恨。 作業は楽しいのですが、とにかくポンコツ(´∀`)なのです。 現場で働ける方々、ほんと尊敬します… サラリーマン時代は事務職でしたので徹夜ほぼ皆無でした。 『こういう業界って、〆切前とか徹夜なんだろうな… いやいや絶対ムリ…そういの、ムリ…』 って、言える立場でもないですが_:(´ཀ`」  さて、今からまた作業に戻らないと。← 個展に向けての最後の大物を2つ仕上げます