梅雨突入SP!縮毛矯正のメリット・デメリットついて
みなさんこんにちは!
毎年訪れる梅雨。
ジメジメした季節に移行していきますね。
「北海道に逃げたい!」と思わずにはいられませんw
さて、湿気が多いこの時期は髪の毛にとっても悩ましい季節です。
元々の髪質によって違いますが、うねり、広がり、しっとり、ペタっとなりますね。
とにかく「まとまらないっ!!」
その悩みを解決すべく美容室で「縮毛矯正(ストレートパーマ)」をされる方も多いのではないでしょうか?
一度かければサラサラストレート!
手入れも楽チン!
今回はそんな縮毛矯正のメリットとデメリットの記事です。
と言っても、メリットはほぼ上記の事なので、特にデメリットについて知ってもらいたいです。
矯正をかけようかどうか迷っている方には参考になります。
ぜひご覧下さい!
●縮毛矯正とは?
簡単にいうと真っ直ぐにするパーマのことですね。ストレートパーマや略してストパーと言う事もあります。
厳密に分けるとこんな感じ。
ただ後者のストレートパーマとしてかける事はほぼ無い為、ストパー=縮毛矯正として考えてもらっても問題ないです。
美容師側もそこまでシビアに言い分けている人はいないのではないでしょうか?
予約の時点で「ストパー」か「縮毛矯正」か分からなかったとしても、その後カウンセリングを挟み、必要な方法を選択しますので、
「ストパーでお願いしてたんですけど、縮毛矯正に変更出来ますか?」とわざわざ言う必要はないでしょう。
たまーにお客様に聞かれる事がありますので参考までに。
●縮毛矯正のメリット
◎サラサラストレート
なんといってもサラサラ・ツヤツヤのストレートヘアになる事でしょう!それが洗って乾かすだけで再現出来るので手入れが楽になる事は間違いなしですね!
癖毛で悩んでいる方、広がってしまう方の悩み改善には適しています。
◎持ちが良い
癖の強さや矯正のかけ方によりますが、持ちは2〜3ヶ月ですね。癖が弱い人なら半年〜1年に一回かければ充分な場合もあります。
頻繁にかける必要がないのもメリットですね。
◎部分的にかける事も可能
前髪だけ。
襟足だけ。
など気になるところだけかける事も出来ます。
前髪は矯正で、後ろはパーマという事も出来ます。
それによりスタイルの幅が広がりますね。
●縮毛矯正のデメリット
メリットが大きすぎて見逃してしまいがちですが、デメリットもあります。
ここは美容師によって伝えきる人とそうでない人がいるでしょう。
デメリットと聞くと不安になってしまうかもしれませんが、知らないと後悔する事もあります。
そうならない為にも以下の事を把握してから縮毛矯正を楽しむようにしましょう!
◎ダメージが大きい
縮毛矯正をかけるとパッと見ツヤツヤして健康毛に見えますが実は傷んでいます。
カラーリングやウェーブパーマよりも遥かにダメージが出ます。
ダメージが大きい事を美容師は分かっているので、薬剤選定やアイロンのかけ方など工夫して極力傷まないように注意してかけます。
しかし、髪の状態によって薬剤選定の難易度は爆上がりします!
カラーやパーマを繰り返している人は美容師選びも重要になります。
極力信頼出来る美容師にお願いして下さい。ダメージがある場合は、全然知らない美容師に担当してもらうのは避けた方が無難です。
特に何もやっていないバージン毛の学生さんとかならそこまで問題ないでしょう。
◎パーマがかけられなくなる
縮毛矯正をかけた髪はパーマがかけられません!何度か挑戦した事はありますが、まず上手くいきません。
もしかけようものならチリチリ、もしくはテロンテロンの癖毛よりも酷い状態になります。
デジタルパーマであればギリギリかけられる可能性はありますが、理想通りの髪型にはならないものと思って下さい。
かけられない理由は、髪のタンパク変性によるものです。
縮毛矯正は180℃のストレートアイロンで髪の毛を挟み、押さえつけます。
そうすると髪の毛の断面は、通常は円型ですが潰されて平べったくなります。
そのおかげで真っ直ぐになるわけですが、そこから丸くは戻りません。
髪の主成分であるタンパク質が変形して固まってしまったからです。
卵でイメージしてみると、一度フライパンで焼いてしまうと元には戻りませんよね。余計に手を加えるとどんどん崩れていくだけ。
そんな感じです。
◎一度かけるとずっと残る
縮毛矯正は持ちが良いのはメリットですが、デメリットにもなり得ます。
一年経ったからパーマかけられるだろうという事はありません。矯正をかけた箇所は何年経ってもかけられません。タンパク質が変形してしまっていますから。
なので、通常のパーマを将来的にかけたい願望がある方はしっかりと相談しないと後悔する可能性があります。
◎毛先がツンツンする場合もある
これは矯正のかけ方にもよりますが、毛先がツンツンしてしまう事もあります。
それは髪質上しょうがない場合と、美容師の技量の問題の場合があります。
癖が強い人ほどガッツリかけないと真っ直ぐにならないし持ちも悪いので、ツンツンする可能性が高まります。
美容師の薬の選定やストレートアイロンのかけ方によってもツンツンしてしまう場合があります。
一昔前はそれでも良かったでしょうが、時代とともに縮毛矯正でもナチュラルにかけたい願望の方は多くなっています。
「ストレートに憧れるけどツンツンするほどにはしたくない」といった感じですね。
美容室でかける時は、その辺りはキチンと伝えましょう!
◎カットの難易度が上がる
これも髪質やかけ方によりますが、矯正をかけた後のカットは難易度が上がる事があります。
例えば矯正をかけたての時は毛先に丸みのあるストレートだとしても、中間部分は髪が硬くなっていている場合があります。
その状態でカットすると毛先がツンツンしたり、広がってしまう事があります。1年前にかけた縮毛矯正だとしてもこの現象は起きます。
毛先を1.2cmカットする場合はそこまで違和感ありませんが、バッサリ切る時は要注意です!!
縮毛矯正をかけた後に違う美容師にカットしてもらう時は、必ず「縮毛矯正をいつかけた」と伝えて下さい!
そうしないと失敗する可能性は充分あります。
切ってからじゃ遅い時がありますから、ぜひ覚えておいて下さい。
◎カラーがムラになる事もある
これもタンパク変性によるものです。
思ったよりも色が染まりすぎるor染まりにくい事があります。
それと髪が円型から平べったくなっている為、光の反射が変わり、矯正毛とそうでない所では見え方が変わります。
その結果ムラになってしまう場合があります。
また、縮毛矯正前にカラーリングをしていた場合、入っていた色は抜けます。
ほぼ間違いなく。
縮毛矯正を予定している場合は、カラーリングは矯正後5〜7日後にしましょう。
◎値段が高い・時間がかかる
縮毛矯正はどの美容室でも一番金額が高いメニューでしょう。
そして、施術に2〜3時間はかかります。
「なんでそんなにかかるの?」
少しずつアイロンで伸ばしていく必要があるので、なかなか時間短縮しづらいのです。
急いでやった為に癖が伸びきらずにやり直しという事もありますので。
それだけ時間がかかるので値段を安くは出来ないのが一点。
もう一点は、技術と知識がないと難しいメニューだという事。
施術自体はけっこうシンプルです。
ただこの1液の選定をミスるとかからないor大惨事になります。ダメージだけが残ってチリチリになる事もあります。
美容師は出来るだけダメージを与えないように考えながら施術します。
アイロン自体はそこまで難易度は高くありませんが、丁寧にやらないとヤケドします。
とても慎重さが必要なメニューなので値段も高く、時間もかかってしまいます。
だからといって市販の縮毛矯正液を買って自分でやるのは
「ぜっっっっったいやめて下さい!!」
120%上手くいきません!!
傷んで終わりです。
修正出来ない事もあります。
美容師がその薬液を使っても失敗する可能性はあります。それだけ薬液選定というのはシビアなものです。
どの薬液がどのくらい反応するのか、使い慣れているものを使い分けて完璧な仕上がりを目指すものですから。
●お手入れについて
しっかり乾かして梳かすだけ!
それだけでサラサラストレートが再現出来ます。
矯正をかけた直後の注意点とすれば、出来るだけ縛らない事。もし縛るとしてもゆるめにして、縛り終わったら早めに梳かして下さい。
常にストレートの状態を維持する事が長持ちの秘訣です。さらに、トリートメントをする事でダメージも抑えられますね。
こちらも是非参考にして下さい!
●おわりに
縮毛矯正は簡単にストレートヘアを再現出来る手入れが楽チンメニューです!
特に梅雨時期のまとまらない季節にはうってつけといえるでしょう!
雨が降っても気持ちが楽に毎日が過ごせるようになりますね!
しかしデメリットもスルーする事は出来ません。
今回の記事で縮毛矯正に対して不安になってしまった方もいるかもしれません。
でも髪の毛はずっと付き合っていくものです。
いっ時の勢いでかけると後悔する事もありますので、色んな要素を踏まえてかけるようにしましょう!
参考になれば幸いです!
ご覧頂きありがとうございました!
サポートは大変励みになります! お役に立てる記事に活かしていきますのでよろしくお願いします!