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歌詞を読む62 「 鳥の声 」

待っていたよ きみが気付く日
ためらいぬいで おいで

空に一羽 大きい鳥が
頭上をまわり 森へ

泉のそばで佇む 樹齢千年の木
この世界のいとなみを すべて見ては泣いている

空から水が 肌をぬらす
涙が土に沁む

国中の哀しみが海へゆく 太陽がよりそう
冷えた心抱きしめる ほら天に還ってゆく

鳥の声が呼ぶ前から
森が息吹く前から
いつもきみを待っている
いつもきみを待っている

一人じゃないんだ
この世界が待つよ

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