年老いた珈琲豆焙煎屋の珈琲ノート
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初めチョロチョロ・中パッパ・パチパチなったら徐々にチョロチョロ、小さなコーヒー豆自家焙煎店の経験則によるコーヒー豆焙煎プロセスの各段階
年老いた珈琲豆焙煎屋は、コーヒー豆焙煎容量5kgの直火式でドラム型の小型業務用コーヒー豆焙煎機(購入してから30年の代物)を使って、日々、コーヒー豆を焙煎しています。 直火式や半熱風式の小型ドラム式業務用コーヒー豆焙煎機は、コーヒー豆をゆっくりと加熱して行くタイプの焙煎機です。 手作業で丁寧にコーヒー豆焙煎プロセスを予測・制御して行くタイプのコーヒー豆焙煎機で、何回も何回もコーヒー豆の焙煎を繰り返して、使っている焙煎機に慣れて経験を積んで行くことでコーヒー豆焙煎技能に熟練
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記事をすべて見る すべて見る1990年のコーヒー市場はレギュラーコーヒーだけ、2022年のコーヒー市場にはレギュラーコーヒーとクラフトコーヒーがある
業務用小型コーヒー豆焙煎機を使って、スペシャリティーコーヒーなどの品質の良いコーヒー生豆を原料に使って、熟練した焙煎職人が手作業でコーヒー豆焙煎プロセスを予測・制御しながら丁寧に焙煎したコーヒー豆をクラフトコーヒーと呼んでいます。 レギュラーコーヒーとクラフトコーヒー1990年代初め頃のコーヒー市場は、ありふれた焙煎コーヒー豆商品(レギュラーコーヒー)だけの市場でした。 2022年の現在、コーヒー市場には、レギュラーコーヒーとクラフトコーヒーという2つのブロック(領域)が
有料200コーヒー豆焙煎商売の2つの安定したポジションは、大規模・中堅珈琲企業のポジションと小さなコーヒー豆自家焙煎店のポジションです
コーヒー豆焙煎商売を安定して営めるのは、2つのポジションに居るコーヒー豆焙煎事業者だけだと考えています。 1つ目のポジションは、大規模なコーヒー豆焙煎工場で焙煎コーヒー豆商品を大量生産して、その大量生産した焙煎コーヒー豆商品を一括して大量販売する能力を持っている大手・中堅の珈琲企業です。 大手・中堅の珈琲企業は、マスマーケットで優越的なポジションを確保しています。 もう一つのポジションは、小型業務用ドラム式コーヒー豆焙煎機を使って少量生産した自家焙煎コーヒー豆を、直接お
有料200【コーヒー豆焙煎の品質変換速度】年老いた珈琲豆焙煎屋の独断と偏見によるコーヒー豆焙煎反応速度論 | 焙煎プロファイル論
はじめに品質変換を目的とする食品の加工処理操作は、物理的な品質変換操作と化学的・生物的な品質変換操作に大別されます。 物理的な品質変換操作は、機械的・拡散的・熱的な操作で、洗浄・浸漬・ろ過・抽出・冷凍・解凍・濃縮・乾燥などの操作が該当します。 化学的・生物的な品質変換操作は、何らかの反応を伴う操作や化学反応・酵素反応・微生物反応・殺菌・クッキングなどの操作が該当します。 コーヒー豆の焙煎は、化学的・生物的な品質変換操作が主だと思いますが、それ以外に物理的な品質変換操作も
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