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日本ワインレビュー

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日本ワインを主にレビューしていきます。最近は家飲みが多いので、白ワイン多め、北海道のワイン多めになっております。できるだけバラエティに富んだラインナップで、いきたいなぁと思ってい…
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#ピノ・ノワール

2023年に気になったワイン [赤ワイン編]

2023年に気になったワイン [赤ワイン編]

2023年は、これまでとは違って試飲会や各種イベントなども、通常通りに開催されるようになりました。
大規模なイベントも頻繁に行われ、昨年よりはいろんなワインを飲んだり、イベントに自由に参加出来たのではないでしょうか。
ますます新しいワイナリーも増えていき、フォローするのも大変で、飲みたいけど飲めないワインや聞いた事もない知らないワイナリーのワインなども、増えているのではないでしょうか!
コロナ以前

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日本ワインレビュー【キャメルファームワイナリー】ピノ・ノワール 2021 フジモトヴィンヤード

日本ワインレビュー【キャメルファームワイナリー】ピノ・ノワール 2021 フジモトヴィンヤード

ピノ・ノワール 2021 フジモトヴィンヤード

ヴィンテージ:2021
コメント:ラズベリーやブルーベリーなどの赤い果実、シナモンやグローブなどのスパイスの香りもあります。
バニラやチョコレートなどの樽香もしっかりありますねぇ。
アルコールも13%あって、ボディもしっかりしています。
タンニンもなめらかで、酸もありますねぇ。
土っぽさを感じると言うよりも、都会的なスタイリッシュなピノ・ノワールで

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日本ワインレビュー【キャメルファームワイナリー】ピノ・ノワール スパークリング 2021 フジモトヴィンヤード

日本ワインレビュー【キャメルファームワイナリー】ピノ・ノワール スパークリング 2021 フジモトヴィンヤード

ピノ・ノワール スパークリング 2021 フジモトヴィンヤード

ヴィンテージ:2021
コメント:レモンやグレープフルーツなど柑橘、黄桃やさくらんぼや花の香り。
軽めの酸味と、ほどよい果実味があります。
旨味と柔らかい甘味もあり、バランスも良いです。
複雑味もあり、ボディもしっかりしています。
ピノ・ノワール100%のブラン・ド・ノワールなので、シャンパンのような芳醇な香りとミネラル感をイメージ

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2022年に気になったワイン [赤ワイン編 part2]

2022年に気になったワイン [赤ワイン編 part2]

2022年に気になった赤ワインpart2【東川ワイン】キトウシ 2016
赤い果実やスパイスやキノコの香り。
とにかく酸味が強いワインですが、2016ビンテージなので、酸も落ち着ついてきて、熟成感も出て来ています。
最近ビンテージはワインに厚みも出てきてますが、この頃は補糖もだいぶしているだろうし、ブドウ自体のポテンシャルの問題か果実味やボリュームが薄いと感じるところもありますねぇ。
やや酸がまだ

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2022年に気になったワイン [ロゼワイン編]

2022年に気になったワイン [ロゼワイン編]

ロゼワインは、試飲会やイベントなどでも白ワインや赤ワインよりも飲む機会が少ないですが、最近では、個性的なロゼワインに出会う事があります。
日本ワインのロゼワインは、他の国よりも自由につくれると言う事もあり、面白いロゼワインが多くなっている気がしますねぇ。
2022年に飲んだワインの中で、気になったロゼワインを選んでみました。

2022年に気になったロゼワインは【ココファーム&ワイナリー】こことあ

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【ドメーヌ・スズキ・アツシ】アッチブラン 2019

日本ワインレビュー 【ドメーヌ・スズキ・アツシ】アッチブラン 2019

アッチブランヴィンテージ:2019
コメント:ケルナーのペトロール香が強めに出てますが、だいぶ柔らかくなっています。
フルーティな香りもあり、リリース時はあれだけケンカしていた、ミュラートゥルガウ、バッカス、ピノ・ノワールも調和がとれて、バランスが良くなって来ていますねぇ。
まず甘味と塩味が来て、アフターに苦味が残ります。
1年の瓶熟で、ここまで熟成感が出るのだなぁ。
まとまりも出て来て、もう飲み

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【ドメーヌ・レゾン】中富良野ルージュ 2020

日本ワインレビュー 【ドメーヌ・レゾン】中富良野ルージュ 2020

中富良野ルージュヴィンテージ:2020
コメント:カシスやブラックベリー香りやブルーベリーやラズベリーの香りも少しありますねぇ。
バランスは今ひとつですが、バラバラなツヴァイゲルトとピノ・ノワールが、馴染んで来ると良くなりそうです。
まだ、ツヴァイゲルトの尖ったタンニンが強いので、いま飲むにはバランスは今ひとつだよなぁ。3、4年くらい熟成させたら、グッと落ち着いてきて良くなりそうです。
ピノ・ノワ

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【山崎ワイナリー】ピノ・ノワール 青ラベル 2015

日本ワインレビュー 【山崎ワイナリー】ピノ・ノワール 青ラベル 2015

ピノ・ノワール 青ラベルヴィンテージ:2015
コメント:ブルーベリー、ブラックチェリーなどの黒い果実の香り。
冷涼で硬かった酸もだいぶ柔らかくなってきていますねぇ。
「黒ラベル」よりも「青ラベル」の方が、酸が優しくて、清涼感があるので、早めに熟成する気がします。気のせいかもしれないが。
これからがちょうど良い飲み頃に、なりつつありますねぇ。
熟成感を味わいたい方は2、3年ほど我慢して飲んでも良い

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【さっぽろ藤野ワイナリー】MIKINOHOTORI ROUGE 三氣の辺 ルージュ 2019

日本ワインレビュー 【さっぽろ藤野ワイナリー】MIKINOHOTORI ROUGE 三氣の辺 ルージュ 2019

MIKINOHOTORI ROUGE 三氣の辺 ルージュヴィンテージ:2019
コメント:ラズベリーやイチゴやブラックベリーやプラムの香り。
干しぶどうのような香りも少しありますねぇ。
まだ、ピノとツヴァイの香りが、別々に主張しているようなところもありますが、半年ぐらい経てば、落ち着きが出て、バランスが良くなってくるのでしょう。
三氣の辺のブドウなので、ボリュームもあって凝縮感がありますねぇ。

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【いにしぇの里葡萄酒】夏ラベル「薄幸の美少女」 2019

日本ワインレビュー 【いにしぇの里葡萄酒】夏ラベル「薄幸の美少女」 2019

夏ラベル「薄幸の美少女」
ヴィンテージ:2019
コメント:ピノ・ノワールといえば、ラズベリーやイチゴ。
マスカットベリーAといえば、チェリーやイチゴの香りのアロマが多い品種なので、このアッサンブラージュは相性が良いのかもなぁ。
同じ赤い果実系の香りで、相性も良さそうだし。
「薄幸の美少女」というネーミングが、納得できますねぇ。
果実味とか力強さは感じられず、儚さが感じられマス。
チャーミングなと

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日本ワインレビュー【余市ワイン】余市アッサンブラージュ“赤い花束” NV

日本ワインレビュー【余市ワイン】余市アッサンブラージュ“赤い花束” NV

余市アッサンブラージュ“赤い花束”ヴィンテージ:NV
コメント:最近リリースされた、余市アッサンブラージュシリーズの「赤い花束(ピノ・ノワールとツヴァイゲルト)」、「果実の旨味(ピノ・ノワールとキャンベルアーリー)」、「余韻の調和(ピノ・ノワールとアルモノワール)」の3種類の中で、「赤い花束」を試飲しました。
ピノ・ノワールとツヴァイゲルトという、そのアッサンブラージュは、ドメーヌ・タカヒコのパス

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【高畠ワイナリー】高畠バリック ピノ・ノワール樫樽熟成 2017

日本ワインレビュー 【高畠ワイナリー】高畠バリック ピノ・ノワール樫樽熟成 2017

高畠バリック ピノ・ノワール樫樽熟成ヴィンテージ:2017
コメント:ピノ・ノワールらしい、ラズベリーやイチゴなどの赤い果実系の香り。
ナッツやアーモンドの香りもあります。
渋味も少なく、程よい酸味もあります。

でも、樽香が強い。これが特徴なんですけど。
2017ですが、あと2、3年は置きたいところですねぇ。
しかし、それでこの樽香が、こなれてくるのか?という気もするが。
この樽香が好きか嫌いか

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【ドメーヌ長谷】フイクハラ ロゼ 2019

日本ワインレビュー 【ドメーヌ長谷】フイクハラ ロゼ 2019

フイクハラ ロゼヴィンテージ:2019
コメント:レモンやライム、ラズベリーやイチゴの香りもありました。
ピノ・ノワールも入っているからだろうなぁ。
マスカットベリーAが、やさしさと親しみやすさを出していますねぇ。
果実味はシャルドネの印象が強めです。
後口には酸味と苦味が強めにきますね。
ただ、まだまとまりが無いのだよなぁ。
2018よりはバラバラでは無いけどねー。
シャルドネをとマスカットベリ

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【ドメーヌ・アツシ・スズキ】 アッチブラン 2019

日本ワインレビュー 【ドメーヌ・アツシ・スズキ】 アッチブラン 2019

アッチブランヴィンテージ:2019
コメント:2019ビンテージは、ケルナーの他にミューラートゥルガウ、バッカス、ピノ・ノワールも入ってます。
ケルナーが主体なのでペトロール香をまず感じますねー。
それから柑橘系の香りとフローラルな香りがあります。
アフターに苦味と塩味が残りますねぇ。
ボディはしっかりしていて、果実味と旨味は強めです。
しかし、リリース直後ということもあり、まとまりがなく、バラバ

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