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#1 使える英文法を求めて。。。

英語学習について

日本人は特に英語に憧れを持っている人が多いと思う。それは、あまりに英語と日本語の言語間の距離が遠く、学ぶのが難しいと感じてしまうからであろう。
実際に難しい事実はあるとして、それ以上にある苦手意識が故に、
憧れがあるにも関わらず長年「できない」感情を持ってしまうのではないだろうか。
そうだとすれば、その苦手意識を取り除けば、最終的には英語が「できる」と言える(感じる)ようになるのではないかと思うのである。

さて、筆者が想像するに、日本人が特に苦手意識を持っているのは、
「英文法」と「英単語暗記」ではないだろうか?
中高生で散々丸暗記させられ続け、結局できない仕舞い。
そんな中高時代に習った英語を、「受験英語」というように揶揄している大人も多いように感じる。しかし、実際には「受験英語」なるものは存在しない。

考えてもらいたいのだが、
"英語ができる"人の中で果たして中高で習った「受験英語」が分からないという人は、何%くらいいるのだろう?多分0%。。。と信じたい。
もし、あなたがお好きな英語系インフルエンサーが、「中高英語はできない〜」と言っていれば、
その人は中高英語ができなくても何か別の才能があるのか、その話自体が嘘であると言い切れる。

"あの程度"の英語くらいできないと、
英語が話せるはずがない。それは、"普遍の事実"なのである笑

それはさておき、
いずれにしても中高で習う英語は「基礎基本」であるということは念頭においていただきたい。

そこで、今日から、
「英文法」と「英単語暗記」の解説をして、日本人の英語苦手意識を取り除いていこうと思う。そうすれば、きっと英語弱者を少しでも救うことができるのではないかと、、、。

さて、ここで前提を確認しておきたい。
「学校の英語は基礎なので超が付くほど大切だ」ということである。
その前提は心に留めておこう。
そのため、Noteでも基本的には、「学校で習う英文法」や「学校で配られるであろう単語帳記載の英単語」に解説を加えていく。
ただ、「学校英語」というと無味乾燥な感じがして、苦手意識を持つ人が多い気がする。それを配慮して、学校で習うよりも、もう少し「味」を足し、「シーズニング」をして、調理された英語を提供することをお約束する。

ここでいう味というのは、
「コーパス」や「言語学(英語史・生成文法・認知言語学・意味論など)」、「ネイティブが語る感覚」、「映画」、「小説」等の知識をフルベットするということである。情報量をもりもりにして、理解する快感を味わってもらいたい。英語を楽しんでもらいたい。

Noteやブログ等の電子媒体のおかげで、
気が済むまで情報量を詰め込める。紙ではできないことだ。

ぜひ、これから英語苦手をなくしてもらいたい。

資料の使用について

これからアップしていく記事で使用する資料や記事それ自体の著作権等についてだが、「コピーライトフリー」にしておくので、自由に使ってもらいたい(条件あり)。
学校・塾・予備校等で英語講師をされている方々の教材作成や授業指導案のご参考にいただき、さらにコメントフィードバックをいただければ、さらに多くの英語放浪者を助けられると思う。

Noteでは、英文法の新しい見方等も発信していくので、授業の小話でお話いただいて、先生方の生徒の目の輝きが変わることを期待している。
新しい見方とは?ということだが、
紛いものを「新しい見方」というようなことはしない。

具体的に、「新しい見方」というのは、「擬似関係代名詞but」は今ほとんど使われないといった知識である。「擬似関係代名詞but」自体の解説は、今後の自分の筆のスピードに期待するとして、新しい見方という観点で見てみよう。高校のいくつかの教科書にサラッと目を通してみると、このような例文がある。

There is no mother but loves her own child.
「自分の子供を愛さない母親は一人もいない」

簡単に言えば、
There is no mother who doesn't love her own child.
のことなのだが、古い高校の先生は、
このbutの使い方なんかを解説するのが大好きなのである。

一見「訳しづらそう」なものを、
この知識を使えば良いんだー!参ったかー!と言わんばかりに教え込んでくる。もちろん、他の知識に応用する際には、役に立つことがあるので、一概に教えない方が良いとは思わないが。一言「最近は使われないんだけどね」と言ってあげれば気持ちがどれだけ楽になるか。

まず会話ではお目にかかれないし、大学入試にもほぼ出てこない。
学校・塾・予備校等の講師の方々の中には、
英語を教えるのに必死で最近の情報まで届かないという方もいるだろう。
それに、地域の学習塾なんかでは、多教科を教えている先生もいる。

そんな先生方が、そこまでの情報を追えないことは既知の事実だ。
その状況をも、少しでも良いから変えたい。

その目標もあるので、ぜひこのNoteの資料等をご活用いただきたいのだ。

とはいえ、何もかも自由にどうぞでは、
荀子的考えを持つ筆者は、どうも落ち着かないのでルールは決めておきたい。
下記のルールさえ守ってもらえれば、文字通り自由に使っていただいて構わない。
※守って頂けないことが分かり次第、Impose sanctionsか、記事を削除することになってしまうため、念押してお願いしたい。

<資料・記事等の使用ルール>
① 画像・PDF・映像等の資料についている「©️英文法王子」のマークは隠れないように使用する。

② 本やその他出版物で使用される場合は、
一声かける。(grammar.prince.channel@gmail.comまでどうぞ)

③ もし間違いやもっと良い考え方があれば、すぐにシェアする。(grammar.prince.channel@gmail.comまでどうぞ)

以上3点。
あまり難しくもないだろうし、常識の範囲内だと思うので、
明記しておく必要もないかもしれないがJust in caseである。

以上これからお楽しみに!!!

この1本書くのに、2時間ほどかかってしまった。
短いのかもしれないがこれからのことを考えれば気が遠くなりそうだ。

ただ、ゆっくりと一つ一つ丁寧に書き上げ、英語放浪者を救うので、
乞うご期待!





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