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コロナ倒産、400件突破 飲食最多、外出自粛響く 帝国データ

コロナ倒産が400件突破したそうです。

✅コロナ倒産400件

 信用調査会社の帝国データバンクは3日、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けた企業や個人事業者の倒産件数(負債1000万円未満含む)が全国で400件に達したと発表した。外出自粛を受け、飲食店やホテル・旅館を中心に倒産が増加している。

負債総額は、調査中を除く385件で2394億8500万円に上る。このうち、中小零細企業など、負債額5億円未満の倒産が8割弱を占めた。業種別では、飲食店が54件と最も多く、ホテル・旅館が48件、アパレル小売店と食品卸がそれぞれ25件で続いた。 
(時事通信社より引用)

✅飲食業界は厳しい

飲食業界はクレジットカードとかも使えますが、多くの会社はお客様からお金をいただく現金商売です。すぐに現金化されるため景気のいいときには飲食業界は潤っていました。

しかし新型コロナウィルスによりその状況が一変しました。新型コロナウィルスに感染しないために客足が遠のき、またニュース報道によりさらに客足が遠のきました。売上が激減しました。

飲食業は売上の見込みが分からなくても食材を仕入れなければ売上も上がりません。さらに予約があったとしてもコロナの影響によりキャンセルもありえます。そのため食材が廃棄するという歩留まりも生じます。

また飲食業は自前の店舗を持つことが少なく店舗を借りて営業をしています。賃貸料は売り上げがなくても容赦なくかかるものなのでさらに厳しい状態が続きます

売上が下がる
食材が廃棄する
人件費がかかる
賃貸料がかかる

飲食業界は本当に新型コロナウィルスによりさらに倒産する件数が増えることが予想されます。

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✅健全な会社も次々と倒産する

今までの倒産については、ギリギリの経営をしていたところで新型コロナウィルスの影響によりキャッシュが回らなくなり倒産していたため新型コロナウィルス倒産ではないと思います。

しかしこれからは健全な会社も次々と倒産していきます。

健全な会社でも売上がない場合は内部留保がありますが、それを吐き出さないとやっていけません。その内部留保が尽きた場合には会社は倒産します。健全な会社ならば仮に売り上げが0円だとしても3ヶ月~6ヶ月は内部留保で人件費やその他の費用も捻出できると思います。

2月に新型コロナウィルスが広がったことを考えると健全な会社でも内部留保が尽きてくるのが8月ごろになります。そうなると健全な経営をしていた会社ももたなくなって会社は倒産します。

✅売り上げ確保のための戦略を練る必要がある

売上が激減した場合にはそれを補うために新たなサービスの展開を考えなければなりません。飲食業の場合は三密にならないようにするために思うようにお客様を招き入れることが難しくなってきています。

店舗営業に限らずテイクアウトとかも考えられますが、しかし飲食業の場合はアルコール類などの利益率の高い商品を頼んでくれないと利益率が改善しません。

この場合にどうすればいいのか生き残りをかけて新サービスを考えなければなりません。

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