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話題の本を読んでみた

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最近話題になっているもの、気になっているものを中心に読んでいます。
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記事一覧

vol.15 朝井リョウ「正欲」を読みました…

朝井リョウ先生の「正欲」(新潮文庫)を読みました。 今回は、読んだ感想を書いてみました。 …

vol.14 雨穴「変な家」を読んでみた(2023年最も売れた小説)

2024年3月映画公開 雨穴「変な家」(飛鳥新社)を読みました。 2023年に最も売れた…

vol.13 凪良ゆう「汝、星のごとく」を読んでみた(本屋大賞受賞作)

2023年本屋大賞受賞作 凪良ゆう「汝、星のごとく」(講談社)を読みました。 私にとって初め…

vol.12 池上彰 佐藤優「知的再武装」を読んでみた

リスキリング 池上彰 佐藤優「知的再武装60のヒント」 (文春新書)を読みました。 昨今…

vol.11 辻村深月「傲慢と善良」を読んでみた

映画化決定 辻村深月さんの「傲慢と善良」(朝日文庫)を読みました。 文庫の発売が2022年…

vol.10 「チーズはどこへ消えた?」を読んでみた

累計450万部突破(日本のみで) スペンサー・ジョンソン「チーズはどこへ消えた?」(扶桑…

vol.9 くわがきあゆ「レモンと殺人鬼」を読んでみた

2023年第21回 「このミステリーがすごい!」大賞 文庫グランプリ受賞作品の くわがきあゆ「レモンと殺人鬼」(宝島社文庫) を読みました。 装丁がとても綺麗で目立つので、 本屋に行くたびに 気にはなっていたのですが、 購入するのには躊躇していました。 いわゆる、ハズレだった場合に読んでいた時間が 無駄になる、という思考が働き、結果的に 好きな作家さんの本ばかりを 手に取ることが多かったためです。 ただ、行政書士試験後、 マインドが少し変わってきました。 ほんの小さな

vol.8 川上未映子「深く、しっかり息をして」を読んでみた

第138回芥川賞受賞作家・川上未映子さんの 「深く、しっかり息をして」を読みました。 最…

vol.7 水野敬也「夢をかなえるゾウ」を読んでみた

シリーズ累計500万部突破! 水野敬也さんの 「夢をかなえるゾウ」(飛鳥新社) を読みまし…

vol.6 児玉雨子「##NAME##」を読んでみた

第169回芥川賞候補作  児玉雨子「##NAME##」(河出書房新社) を読みました。 作者は…

vol.5 町田そのこ「52ヘルツのクジラたち」(本屋大賞受賞作)を読んでみた

2021年本屋大賞第1位の町田そのこ 「52ヘルツのクジラたち」(中央公論新社) を読みま…

vol.4 藤崎彩織「ざくろちゃん、はじめまして」を読んでみた

SEKAI NO OWARIのSAORIさん、 作家としては藤崎彩織さんの 「ざくろちゃん、はじめまして」 (…

vol.3 堀江貴文「人生を変える言葉」を読んでみた

堀江貴文「人生を変える言葉」 (宝島社)を読みました。 この本は、堀江さんがこれまでに発…

vol.2 今村翔吾「塞王の楯」(直木賞受賞作)を読んでみた

『歴史小説の壁』は高い! 第166回直木賞受賞作「塞王の楯」今村翔吾 (集英社)を読みました。 舞台は16世紀後半から17世紀初頭。 主人公は石工(いしく)の匡介。 本の帯には、次のように書かれています。 帯の煽りも含めて、装丁はとてもカッコ良いです。 本屋に行けば、 歴史小説コーナーが広く取られており、 「いつかは読んでみたい」 という気持ちだけは持っていたのですが、 時代小説初心者には、 なぜか『歴史小説の壁』は高く、 40歳になるまで、 手が伸びることはありま