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行政書士試験に合格するために

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行政書士試験に合格するための「師」や「仲間」について書いています。
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2024年7月の記事一覧

#139 行政書士試験に合格するために 祖先の祭祀編

#139 行政書士試験に合格するために 祖先の祭祀編

今回は、行政書士試験の民法(親族・相続)
897条(祭祀に関する権利の承継)に
ついて書いてみたいと思います。

1.章や節も意識してみる・・・第三章 「相続の効力」を見ていきたいと
思います。

「相続の効力」は、
第一節 総則
第二節 相続分
第三節 遺産の分割 
これらで構成されています。

憲法では、たまに
「○○は第○○章である」という問題が
出されるため、ある程度覚える必要が
あります

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#138 行政書士試験に合格するために 民法(親族・相続)代襲相続編

#138 行政書士試験に合格するために 民法(親族・相続)代襲相続編

今回は、行政書士試験の民法
(親族・相続)の欠格・廃除・放棄での
代襲相続などについて書いてみたいと
思います。

相続も満遍なく…

前回まで、「親族・相続」のうちの
「親族」を見てきましたが、ここだけ
押さえておけば大丈夫、というもの
ではなく、全体的に満遍なく、かつ、
数字が出ている所は細かく覚えていく
必要がありました。

「相続」に関しても基本的な考え方は
同じです。

「配偶者居住権」

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#137 行政書士試験に合格するために 民法(親族・相続)親権・後見・扶養編

#137 行政書士試験に合格するために 民法(親族・相続)親権・後見・扶養編

今回は、行政書士試験の民法
(親族・相続)親権・後見・扶養について
書いてみようと思います。

利益相反なのかどうか…

「親権」については、
民法818条~837条に定められています。

親権からの出題は、直近では、
平成26年になります。

遺産分割協議書を作る際、親と未成年の子が
共同相続人である場合、利益相反になるため、
その子に特別代理人が選任されている必要が
あります(826条)。

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#136 行政書士試験に合格するために 民法(親族・相続)養子編

#136 行政書士試験に合格するために 民法(親族・相続)養子編

今回は、行政書士試験の民法
(親族・相続)の親子(養子)について
書いてみたいと思います。

暗記は確実に…

「親子(養子)」は、
民法792条~817条の11に定められています。

過去に2度出題されているものは、一応
あるのですが、頻出だと言えるほどの
条文はありません。

そのため、近年出題されたところを
確認してみると、令和2年に特別養子に
関する問題が出題されています。

15歳、18

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#135 行政書士試験に合格するために 民法(親族・相続)実子編

#135 行政書士試験に合格するために 民法(親族・相続)実子編

今回は、行政書士試験の民法
(親族・相続)の親子(実子)について
書いてみたいと思います。

過去4回出題…

「親子(実子)」は民法772条~817条に
定められています。

直近では平成27年、28年、
令和元年、2年に出題があります

また、最も出題回数の多い条文として、
民法780条があります。

「制限行為能力者である者が認知をする
場合、法定代理人の同意を要するか?」
このように問われ

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#134 行政書士試験に合格するために 民法(親族・相続)婚姻・離婚編

#134 行政書士試験に合格するために 民法(親族・相続)婚姻・離婚編

今回は、行政書士試験の民法
(親族・相続)の婚姻・離婚について
書いてみたいと思います。

基本は総則で勉強…

「親族・相続」の問題は、例年、問35に
登場しますが、後見や保佐、補助に
ついては、総則でも出題されています。

そのため、親族の勉強をする際に新しく
勉強するところはありません。

どちらかというと、総則の勉強をする際に
838条~876条もあわせて見ておく習慣を
つけておいた方が良

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#133 行政書士試験に合格するために 民法(親族・相続)編

#133 行政書士試験に合格するために 民法(親族・相続)編

今回は、行政書士試験の民法(親族・相続)
について書いてみようと思います。

必ず欲しい4点…

「親族・相続」は、民法から
例年1問出題されています。

改めて、民法の条文を見てみると、
「親族」は第4編 親族の第725条から
第881条までに書かれています。

「相続」は第5編 相続の第882条から
第1050条に書かれています。

この約300条を学習していくのですが、
1問しか出題されない

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#132 行政書士試験に合格するために 行政事件訴訟法(執行停止)編

#132 行政書士試験に合格するために 行政事件訴訟法(執行停止)編

今回は、行政書士試験の行政事件訴訟法
(執行停止)について書いてみようと
思います。

審理手続き・判決も大切…

以前の記事で、行政事件訴訟法の択一を
3問中3問取るためには、訴訟要件の結論
だけを覚え、判例の中身を読み込み
過ぎず、時短をすべきだと書きました。

訴訟要件の処分性、原告適格、狭義の訴えの
利益、被告適格、裁判管轄、出訴期間を
この通り、結論だけを覚えたら、次に必ず
押さえるべき

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#131 行政書士試験に合格するために 多肢選択式「○○的」編

#131 行政書士試験に合格するために 多肢選択式「○○的」編

前回に引き続き、行政書士試験の多肢
選択式において、日頃の勉強から
意識しておいた方が良いことを書いて
みたいと思います。

○○的…

行政法の多肢選択式の対策として、
(特に最近の)判例をチェックすることを
挙げましたが、その他に「空欄になって
いる前の文章を読む」などの対策がある
と思います。

これは、技術的なものなので、過去問や
模試を活用するときに意識すれば、
何となくできるようになっ

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#130 行政書士試験に合格するために 多肢選択式(行政法)編

#130 行政書士試験に合格するために 多肢選択式(行政法)編

今回は、行政書士試験の行政法における
多肢選択式について書いてみたいと
思います。

今年度の組み合わせは…

行政書士試験は、300点満点のうち
180点取れれば合格という試験ですが、

このような配点になっています。

多肢選択式は例年、憲法から4問、
行政法から8問出題されています。

少なくとも令和2年から4年連続で
憲法4問、行政法8問の出題形式です。

わざわざこのように書いたのは、

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#129 行政書士試験の前日には何をする!?

#129 行政書士試験の前日には何をする!?

今回は、行政書士試験の直前期の
過ごし方について書いてみたいと
思います。

試験直前は行政事件訴訟法…

行政書士試験における、いわゆる行政法は、
行政法総論、行政手続法、行政不服審査法、
行政事件訴訟法、国家賠償法、地方自治法
ですが、この中で本試験の直前に、最も
時間を割いたのは、行政事件訴訟法だった
と思います。

主に、記述対策用に準備している40文字を
眺めながらブツブツ唱えたり、用語

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#128 行政書士試験に宅建の知識は必要!?編

#128 行政書士試験に宅建の知識は必要!?編

今回は、行政書士試験に出題される
宅建がらみの判例について書いて
みました。

重要な判例?

行政事件訴訟法の訴訟要件を学ぶ際に択一
対策としては結論だけ覚えれば良いの
ですが、いくつかの判例は多肢選択式での
出題があるので、重要な判例かどうかの
見極めが大切になってきます。

参考の1つとして、択一で複数回出題されて
いる判例は、判旨にも目を通しておく必要が
あります。

最判平21.11.2

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#127 行政書士試験の記述(行政法)は行政指導と訴訟類型!?編

#127 行政書士試験の記述(行政法)は行政指導と訴訟類型!?編

今回は、行政書士試験の行政法の
記述について書いてみました。

記述対策…

行政事件訴訟法で意識しなければいけない
のは、今どこの部分を学んでいるかという
立ち位置を常に意識することだと#126の
記事で述べましたが、もう1つ大切なこと
として、記述で出題されることを前提に
勉強をしなければならない、ということ
です。

直近10年の行政法の記述ですが、
行政事件訴訟法からの出題は5回あります。

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#126 行政書士試験に合格するために【訴訟要件は結論だけでいい編】

#126 行政書士試験に合格するために【訴訟要件は結論だけでいい編】

今回は、行政書士試験の行政事件訴訟法
全般について書いてみたいと思います。

今、自分がどこを学んでいるのか

行政事件訴訟法ですが、この科目も
行政手続法や行政不服審査法と同様に
自分が、今どの部分を学んでいるかと
いう立ち位置を常に意識しておくことが
大切になってきます。

私自身、受験生として1年目、2年目に
勉強していたときには、あまり立ち位置を
意識できていなかったので、整理が出来て

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