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1人旅へ行ってきました

旅行記(3130文字)長いです。

人とのふれあい旅・学びの旅

11/12発表会が大盛況に終わり、非常にごきげんになりました。

その調子に乗った状態のまま、1人旅に出かけました。

1人で不安でしたが、分からないときは、近くにいる人に、どんどん聞いて、皆さん、快く教えてくれました。

最後にお隣りに座った人(旅慣れている感じの大荷物持った30代くらいの女性)とは、かなりおしゃべりがはずみ、ライン交換しちゃいました。


●1日目 名古屋の叔母さん宅

昨年の春、旦那さん(父の弟)を亡くし、お子さんもいないのでひとり暮らし。夫婦仲はとてもよくみえました。

旦那さんの最期は、末期ガンを自宅で看取る。というお話を聞きました。それはそれは壮絶な日々のようでしたが、後悔はない。と晴れやかな表情でした。

叔母さんを訪ねたいと思ったきっかけ

実母の葬儀で、火葬場に行くバスの中、「毎晩晩酌して、ツマミをちょこちょこ作って『居酒屋ケイ』をやっている感じ。今度来てね」お習字教室では、「躾は、最低限きっちりやらないとね」という話に、私と合いそう。と、『会いに行きたいな』という思いが芽生えました。

でも、母の葬儀で、「2年くらいの間に何があったの?」という程の変わり果てた母の姿の真相を聞かれても、話す勇気が私にはなかったので、会いに行けませんでした。

私の決意


今回は、私自身「夫婦関係」「最後は一人で生きていく?」という自分の今後の人生について考えるところが色々あるので、ぜひ、叔母さんの話を聞いてみたい。と、意を決して「一人旅」をすることにしました。

夫は、「俺は行かなくていいの?」

いつも二人ででかけ、ロクな旅計画も立てられない私の事をどう思ったでしょう?

以前、義母の大親友が旦那さんを亡くし、落ち込んでいるのを励ましに夫婦で行った母親に「旦那をなくしているのに、自分の旦那も連れてくなんて、無神経だ」と自分の母親の行動を非難していた夫。
これは使える。と、
「旦那さんを亡くして、独り身になった叔母さんの所に、夫婦でキャピキャピして行くのは、無神経だよね?私一人で行ってくるね」と一人旅することを納得してもらいました。

お習字を習いました

叔母さんは、自宅で習字教室をやっているので、できれば、習いたいな・・・
と思っていたら、「書いてみる?」ということで、楷書と行書を書きました。
そして、自分の名前も、楷書でなく、ちょっと崩した草書っぽいの書けるようになりたい。と希望を言うと、「文字辞典」を引っ張り出してきて、どの文字がいい?とバランスを見ながら決定。
大きな文字の隣に自分の名前もたくさん練習しました。

「もう、2時間、書いてるよ。夕飯にしようか?」


お習字の成果(^_^)

私が集中して書いている間、叔母さんは夕飯の支度をしながら、時々私が書いている様子を見て、「はらいは、こう。筆は立てて・・・」とちょこっとアドバイスするというスタイルで、習字指導&家事を同時にこなしていくという、スマートな身のこなしの女性だ・・・

私の目標にしたい人を見つけた!

料理上手でお酒が好き

「居酒屋ケイ」というだけあって、ツマミが次から次へ・・・出てくる。
アボガドが乗ったサラダ、薬味ののった美味しいお豆腐、味噌おでんも!
「砂肝好き?」と聞くと、すぐに焼いた?炒めた?砂肝が出てきた。

お酒も、ビールに始まり、「日本酒どう?」普段飲まないけど、飲んでみたら、甘くて飲みやすい・・・
「焼酎はどうかしら?」生レモンを絞ってくれました。
あぁ〜すごく飲みました(⁠*⁠´⁠ω⁠`⁠*⁠)

・・・・・

次の日は、ちょっと二日酔い気味。
身体がダル重・・・だけど、叔母さんは、何も変わらず、朝食の支度を。


●2日、3日目 彦根城&ピアノの先生に会いに

神社へお参り


叔母さんに別れを告げ、電車に乗り込むこと2時間。
SNSで知り合ったピアノの先生が駅までお迎えに来てくれました。
近所の多賀大社へ歩いていき、ランチ。
紅葉がきれいでした。


多賀大社の紅葉

レッスン談義

レッスン室と控室を見学。
変わった教具がいくつかあり、使い方を聞いているうちに、「私も使いたい」と、購入。なんと、彼女の考案。使い方のレクチャーも。

さらに、私の興味を引くイラストのカード。
そのカードを使った「コーチング」の講義もあるとのことで、
受けてみることに決めた。
私が今学んでいるカウンセリングにつながるところもある。
と、ピンときたので。

彦根城

話は盛り上がり、話し足りない・・・
3日目の午前中は、レンタサイクルで「彦根城&琵琶湖」を見に行く予定でしたが、午前中、私の為に空けてくれるというので、更におしゃべりをすることに。

そこで、2日目の夜、お土産を買っておこうとホテルに大きな土産物店の場所を聞くと、彦根城がすぐ近くだというので、うまくしたらライトアップしたお城が撮れるかな・・・

ライトが向けられている場所以外の、高い城壁などはかなり陰ができていて、女性の一人歩きは、結構怖かったので、引き返すことに。

次の日の早朝、彦根城に行った記念写真だけでもいいから撮っておこうと、お堀の周りの良く見えるスポットを探し回りながらあちこちの角度から写真を撮りまくる。
近所に中学校・高校・大学まであって、学生もちらほら。
「彦根城が大きく撮れる場所知らない?」と聞きまわるも、地元の人でもないみたいだし、通学路というだけで、彦根城の写真を意識して撮ることもないから「ごめんなさい」されました・・・
でも、これだけ撮れましたよ。

ポストに彦根城、いい感じに撮れた彦根城、お堀に映った紅葉、早朝で空気もキレイ

帰りの電車で

最後は、飛行機に乗って帰るので、中部空港へ。
電車に乗り込むと、2人席で1つ席が空いていたので、「隣いいですか?」の問いに、こちらを見てもくれない男性。
その後ろに目をやると、大荷物の女性が、「こっちいいですよ」
中型サイズのスーツケースに大きなリュック、大きな布袋を端っこによけて座らせてくれようとしてくれた。

『この人も中部空港に行くのかな?』
私の大きなバッグは、手荷物で入れるか知りたかったので、
話しかけてみた。

すると、中部空港の手前の駅で降り、お友達の家へ行くのだそう。
旅は好きで、特にその土地の「家庭料理を食べるのが好き」と言う。
じゃあ、是非私のおばさんの手料理食べさせたい!
「味噌おでん食べたことある?」
ないとのこと。

そんなこんなで、「また、愛知に来るときに会えるといいね」
なんていうから、連絡先、交換しちゃった。
楽しかった。

国内線の小型の飛行機

私が旅している間、ずっといい天気。
帰りの飛行機は、長男のマイルで、全日空の小型飛行機に乗ります。
国内線でこんな小さな飛行機、初めて。バスで飛行機まで行って、
4段くらいの階段を上って飛行機に乗り込んだ。
右翼とタイヤがよく見える座席。
タイヤが格納されるところに大興奮←こどもか?!
その後も天気が良いから、海岸線もよく見える。
途中の島は大島(東京都)かな?

九十九里浜が見えた!あれって、近所を流れる川?
夢中で写真を撮りまくる・・・

あぁ~高校の時の交換留学で、サンフランシスコまで飛行機に乗ったけれど、その時も到着間際、たくさん写真を撮って、アルバムに貼り付けてあったよな・・・「だから、何?」って後で思うんだよね。
それなのに、またやってるよ、私・・・(苦笑)

旅を終え

兎にも角にも、とてもとてもリフレッシュ&充実感満載!!
無駄な動きが多かったかもしれないけれど(夫と長男に
「名古屋と滋賀・・・結構距離あるじゃん」と首を傾げられた)、
私は、観光地巡りよりも、
「人とのふれあい」に充実感を感じることが分かった。

来年も、発表会が終わったら、一人旅に行きたいな・・・

サポートをいただきますととても嬉しくなります。いただいたサポートは、私の学びのアウトプットの原動力になります。