エート・ドーシヨー

プロフィールなんて、じゃまな先入観。楽しんで書いてるから、楽しんで読んで!

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最近の記事

トランプの一枚と中国人の商魂

なんという構成力だろう。しびれた。 銃撃直後のトランプを見上げるようにとらえた一枚。スーツをきたシークレットサービスのエージェント三人がトライアングルの構図でトランプを囲み、それでも腕をつきあげるトランプが真ん中にいて、そのやや左に空に掲げられたアメリカ国旗がはためいている。トランプのすぐ左にいるエージェントの一人はこちらを見つめ返している。その視線は、今まさに私たちが、そこにいるような気にさせる。 青い空、赤い血、紺色のスーツ。手前に共和党の赤白の旗。背景に星条旗。色彩

    • 石丸伸二 2nd Season 「裏の顔」

      ここにきて、紀藤正樹が石丸伸二を叩きはじめた。なんでだ。 紀藤さんと言えば、オウム真理教の被害者支援、XのTOSHIを洗脳したことでおなじみのホーム・オブ・ハートの児童虐待通報、そして、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の被害者救済で有名な、いわゆる「人権派弁護士」である。脊髄反射で批判するネット民とは違い、時間をかけて裏をとり、確信めいたものがあるから糾弾している、という気配がする。買いかぶりすぎかな。前から石丸をマークしていたんじゃなかろうか。 いちばん注目を浴びる絶

      • 権利と義務の論争は残業を生む

        「あいさつをしたくない」「あいさつをしない自由がある」「あいさつって義務じゃないだろう」という若者の意見に対して、「非常識な人間だと思われるぞ」「それでもいいなら勝手にしろ」と突き放す大人がいる。「それも自由だ。自由を楽しんでくれ」「ただ、挨拶をしているとちょっとだけ良いことが起こるぞ」と、訓たれるのが大好きな人生の先輩が多すぎる。ああ、面倒だな。こんな論争を何年やってきたんだろう。 なあ、もう終わりにしないか。 同じような論争はいくらでも起こせるからキリがない。「飲み会

        • ルックバックのオブセッション

          子ども部屋。女の子の、一心不乱に机に向かっている背中がある。ランドセルは帰ってきてすぐ床に投げ捨てられ、手提げかばんは壁際にしなだれかかり、ゴミ箱には紙屑があふれている。床には国語辞典やジャンプや雑誌が転がっている。おせじにもきれいな部屋とは言えない。3段程度の背の低い本棚には漫画や雑誌がぎっしり入っている。窓からは家並みの奥にはっきりと山が見えて、彼女が田舎に住んでいることがわかる。 いつからそうしているのか。女の子は、ひたすら机に向かっている。机の上で、ペンたて、鉛筆け

        トランプの一枚と中国人の商魂

          都知事選まとめNOTE

          今回の都知事選、一体なんだったんだろうなアレ、と思うものを忘れる前に書き留めておこう。まさに、自分のためのマイNOTEだ。つまらんと思うし、長くなるはず。とってもヒマな、奇特なひとだけ読んでください。 都知事選。だいぶもったいぶりながら、まず、小池百合子が出馬表明した。次に、石丸があきたのか市長を辞して、まさかの出馬。そして、都知事選のレギュラーメンバーであるドクター中松、桜井誠が参戦し、安野たかひろや清水国明といったニューカマーも登場。さらに、起訴勾留中のつばさの党 黒川

          都知事選まとめNOTE

          桜井誠のさいごの戦い

          こんなタイトルにしたら、誰も見ないことを知ってて、書いている。 桜井誠の最後の戦いが、終わろうとしている。 ひまそらあかねが「ぼくが地上波で放送されないのはなぜだ」「メディアは恐れている」とか言っていたが、その扱いの元祖とも言えるべき存在が桜井誠だ。これがマジもんの「メディアが恐れているやつ」。今でも1、2を争うほど地上波で見ることができない人物である。 動画でみた記憶で、なんとなく振り返ると。 2010年頃、桜井はTシャツ姿で新大久保の商店街を練り歩いていた。なんだ

          桜井誠のさいごの戦い

          AIによって増えちゃう仕事

          あんまり仕事の話をしないでおこうかなと思ったが。思うところがあるので書いておこう。 きのう、生成AIのおかげで撮影がなくなった。某WEB関連のビジュアルで、「もう、これでいいじゃん」というレベルの画像がハマっていたけれど、「え、これAIでつくったの」という事態になった。もう、こんなことが当たり前になったんだなあ、とおじさんは思う。先方もびっくりしたと思うな。 さみしい話ではあるが。 広告業界は、すべての仕事がデザイナーに集約されていっている、という今に始まったわけではな

          AIによって増えちゃう仕事

          ひまそらあかねの幼児的万能感

          やはり、なのか。昨日の記事で試してみたけど、「ひまそらあかね」の名前を出すとアクセスは増える。が、がんばれと応援すると「スキ」はあんまりつかない。そのかわり非会員からの「スキ」がつく。「ひまそらあかね、がんばれ」で炎上した岩下食品の教訓が効いている、ような気がする。そこまで怖がらなくてもいいと思うけど。 昨日の須田慎一郎さんのインタビューでも感じたけど、はっきり言って、ひまそらあかねは、ただのガキ。ひとの意見を一切受け入れず、自分の正義をこすりつける。誰の忠告も聞かない正義

          ひまそらあかねの幼児的万能感

          がんばれ!ひまそらあかね

          いまさらみたね。ひたすらばかね。 さっきようやく「ひまそらあかね候補の主張を須田慎一郎さんが独占取材」という動画を見たが。海千山千の須田慎一郎がここまで詰められてるの、初めてみたよ。 ひまそら氏は、暴力的なまでの正論を、矢継ぎ早に、力一杯なげつけまくる。口をはさむスキなど与えない。口を挟んで、その言葉がズレてるようなら、すかさず訂正。出馬理由を問われたら決め台詞のように、「おれのゴーストが囁くのよ」。いいセリフだけどさ、ひまそら氏。これが攻殻機動隊のセリフのオマージュだな

          がんばれ!ひまそらあかね

          ひろゆき君と高橋君と米山について

          おれは、ニッカンを読みながら、昼ごはんを食うのが好きだ。 我ながらオッサンだと思うが、至福である。毎日のように大谷が一面でバットを振っているが、飽きずに読める。ひと月前のニッカンでも楽しんで読めるかもしれない。きっと何も考えずに見てるんだな。中でも最近のお気に入り記事は、「SHO-BLUE」。大谷翔平の送ったグラブが、被災地でどう活用されているか見て回る連載記事で、毎回、仕事で濁りきった自分の心が洗われるような読後感がある。 今回とくに良かったエピソードは以下。 七尾市

          ひろゆき君と高橋君と米山について

          都知事選2024ハッシュタグ大賞

          皆様、おまたせしました。全都民おまちかね、都知事選ハッシュタグ大賞のお時間です。これは、過去一お祭り騒ぎになった都知事選を記念して、勝手にサンプリングしたハッシュタグを勝手に表彰する悪趣味なコンテスト。あくまでも振り切った悪ふざけなので、くれぐれも本気で怒ったり炎上させたりしないようにお願いいたします。 さて、早速エントリー作品を見てみましょう。 都知事選候補者の各陣営が必死に捻り出したハッシュタグから、その支持者たちが良かれと思って繰り出したありがた迷惑タグ、またその背

          都知事選2024ハッシュタグ大賞

          都知事選ネット討論会のこと

          もう少し都知事選に粘着してみよう。長いので、覚悟して読むように。読みやすくは、してみたつもり。 昨日かな。4候補者によるネット討論会が行われた。4人がリングに上がり、四角に立って、さあやり合おうか、と言ったプロレスでいうバトルロイヤルの格好だ。よし、討論全部書き起こしたるぞ、などという気合はない。なんといっても日曜日だ。休みだぜ。何でこんなことやってんだと我に帰る前に筆を進めよう。 討論会は、まるまる見てみたんだが、後半に行くにつれて、いちばん強い小池をやっちまおうぜ、と

          都知事選ネット討論会のこと

          ひょっとするかも石丸伸二

          「ホリエモンが都知事選で『石丸伸二が、ひょっとしたら、ひょっとするかも』と言ってましたよみなさん」、というスポニチのちょうちん記事が出た。ひょっとするかどうかは別として、ホリエモンという人は何事か起きた時に傍観せず、積極的に絡んでいくプロの野次馬だと思う。聞かれたから答えたんだよ、というスポニチ相手の仕事としてやってるのかもしれないが、そういう性分なんだろうな。誰かの味方について徹底的に応援する。乙武が選挙に出て2回落選したときも、2回とも乙武推しだし。 口だけでなく、当人

          ひょっとするかも石丸伸二

          「そういうのが嫌いな人なので」

          きょう、仕事の合間に、何気なく音楽ナタリーなんぞのぞいていると、ゆらゆら帝国の坂本慎太郎がデビュー当時のことを語っていた。このタイミングで読むのは、胸が打たれる。2ヶ月くらい前の2024年4月7日、ベースの亀川さんが亡くなったばかりで。 記事の内容は、淡々とデビュー当時の話を振り返っているだけなんだが。 メジャーレーベルに行くまで、坂本さんがじぶんちの自宅電話をバンドの窓口にしていた話。メジャーに行って取材のオファーが増えたけど、「亀川くんも一郎くんもそういうのが嫌いな人

          「そういうのが嫌いな人なので」

          全部コントですから。

          霜降りの粗品が、宮迫の「地上波復帰決まりました」報告から、「お蔵入りが決まりました」というどん底に落ちた状態を見て、「ざまあみろ」と言ったわけだが。こんなことが、話題になり、批判になり、ネットニュースを騒がせておる。哀れだ。 立場の弱いひとをいたぶるな。ネタなら何やっても許されるのか。人を貶めるネタをするな。そのへんのチンピラじゃないか。本人がどれだけコントだと言っても、見てる人がコントだと思ってくれないと笑いにはならない。今更コントというな。やられたほうは不快な思いをして

          全部コントですから。

          ナノプラって、危険ナノ?

          今日は、グチである。 今年に入ってから、水を飲むたび「ペットボトル1本の水に、24万個のプラスチック片が含まれている」とかいうニュースが頭をチラチラよぎってイライラする。だから、なんだよ。ナノって、目に見えないレベルだろうがよ。髪の毛の直径の1000分の1のサイズ。それをプラスチック「片」とか書くから、気持ち悪い。片というより粉というより、粒子だろ。1月にこんなニュース見なきゃよかった。6月に入っても、飲料全般のどこし気持ち悪い。気にしなきゃいいんだけどなあ。それが難しい。

          ナノプラって、危険ナノ?