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桜井誠のさいごの戦い

こんなタイトルにしたら、誰も見ないことを知ってて、書いている。

桜井誠の最後の戦いが、終わろうとしている。

ひまそらあかねが「ぼくが地上波で放送されないのはなぜだ」「メディアは恐れている」とか言っていたが、その扱いの元祖とも言えるべき存在が桜井誠だ。これがマジもんの「メディアが恐れているやつ」。今でも1、2を争うほど地上波で見ることができない人物である。

動画でみた記憶で、なんとなく振り返ると。

2010年頃、桜井はTシャツ姿で新大久保の商店街を練り歩いていた。なんだこのおっさんは、と思っていたら、叫ぶ叫ぶ。

「朝鮮人を皆殺しにしろ」

「いい朝鮮人も悪い朝鮮人もない。朝鮮人を皆殺しにしろ」

「女でもいいから出てこい。絞め殺してやるから出てこいよ。ぶち殺してやるから出てこいよ」

「コリアンタウンを焼き尽くせ」

まあ、こういう人物だ。

桜井誠たちの行動は、何を生んだか。朝鮮人は皆殺しにはされず、コリアンタウンは焼き尽くされず、大阪で橋下徹と口ゲンカまでしたが、法律が施行された。ヘイトスピーチ対策法だ。罰則はないが、これで露骨なヘイトはしにくくなった。たしかそれが2016年。

なんで覚えているかというと、桜井が初めて東京都知事選に出馬した年だからだ。

公職選挙法は、選挙演説などの自由を保障する規定がある。つまり、選挙活動ということにしちゃえば、思いっきり大好きなヘイトができる。この時の選挙の記憶は、ひたすら在日韓国人に「帰れ」と帰国をすすめていた。なるほど、選挙に出ると、大好物のヘイトスピーチを思いっきりできるのか、と感心した記憶がある。たしか10万票くらいはとったと思う。

あれだけ叫んでいたら、身体も壊す。たしか、ここらへんで脳梗塞をやって、少しずつ体調が悪くなっていく。

2020年、桜井誠は、またしても東京都知事選に出る。「韓国人は帰れ」と叫んでた人がまた出るんだ、と思っていたら、少し大人になっていて。比較的まともな選挙活動をしていた。ここではじめて桜井の要となる公約が出る「外国人生活保護の即時停止」。うまいところを見つけたなあ、と思った。

入管法では生活基盤のない外国人は日本にいちゃいけません、と言われているが、生活基盤のない外国人にお金をあげているじゃないか。というのは、真っ当な理屈。誰の入れ知恵だろうか。たしか前回より票をのばしたんじゃないかな。

んで、2024年である。

桜井は、昨年の9月に入院して、心不全になって、人工透析患者になって、障碍者手帳1級になったので、これが最後の選挙になる。今回の主要公約も「外国人生活保護の即時停止」である。東京都って外国人世帯主の生活保護受給が5000世帯くらいある。これをストップして、浮いたお金で学生に返済不要の奨学金を支給するのだ。というのが、繰り返されている主張だ。

一見よさげな政策だけど。

「外国人の女性で、日本人の子供を産んだけれど、男に逃げられて養育費も払わってもらえない」みたいなケースはどうすんだろう。とか。不正受給は国籍関係なく悪いことなので、中国・韓国にしぼる意味ってなんだろう、とか。いろいろ考えさせれた。桜井は「パチンコ廃止」も一貫して言い続けてるところを見ると、やっぱり、中国・韓国の資金を立ちたいんだろうな、という理解をしてる。

石原慎太郎はもうこの世になく、桜井誠も活動引退。ドクター中松も96歳になり、次の選挙でみれるかどうか。つばさの党など小物である。とんでもないことを言うやつがいなくなるのは、寂しいかぎりである。

小池百合子は、都知事選の12の公約を全て達成しなかった緑のたぬきだ。

蓮舫は、日本の破壊を堂々と叫ぶ共産党から支援される支那人女。

暴言もここまでいけば気持ちいい。ほんとうの歯に衣着せぬとは、このことなんだろうな。こんなこと、桜井誠にしか言えないよ。

さて、泣いても笑っても明日投開票である。

予想は、8時数分で小池の確定。2位は、まさかの石丸。3位に、蓮舫。4位に、田母神。5位に、清水国明。6位に、安野たかひろ。で、7位か8位に、桜井誠とひまそらあかねが入ると思う。ここいらは10万票もいかないだろう。

選挙特番が楽しみだ。石丸の言い訳。蓮舫の強がり。ひまそらの「実質勝ち」路線の逃げ口上。そして、桜井誠の最後のことば。小池に決まりだとしても、まだまだこんなに見どころはある。

午後8時。

「小池とひまそらの一騎討ちになった」と、うそぶいていたひまそらあかねとその支持者たちは、自分たちが井の中の蛙極まった泡沫マイノリティ集団であることを思い知るだろう。

Minority / Green Day

桜井誠とひまそらあかねに捧げる歌はこれしかない。



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