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”本”が苦手な方へ、読書の価値をお伝えします。

こんばんは。今日は読書がちょっと苦手という方向けに、読書術の方法論を紹介。。

するのではなく、

読書って一体どんな意味があるの??どんな目的で読むの??

読書の価値。

を経験ベースで話していこうかなと思います。そのうち、方法論もブログにします。が、その前に大事なのは読書の価値に気付くことですからね。

本を読むのが苦手な方は、読書の成功体験を得てないと思うんです。読書の成功体験を積むと、

 ”本読むのって楽しい”

”本が手元にないと気持ち悪い”

という軽い依存症状態になります。笑

僕も高校生くらいまでは殆ど読まなかったですが、今は大体月に5冊ー10冊程度、年間100冊は読むのでダイブ読むようになりました。

ですので、今日は僕の考える本を読む価値をまとめていきますね。

①本は、人生にヒントを教えてくれる。

ライフステージによって、興味ある分野って変わると思います。

社会人になったときは、ビジネス書、自己啓発、リーダーシップ。また、彼女や彼氏がいるときは、人間関係の本、恋愛小説などなど。

その時の自分自身のライフステージや仕事、人間関係に応じて、人それぞれ感じていること、悩んでいること、解決したいことは異なりますよね。

ただし当然ですが、同じような経験をしてる人はたくさんいて、その道のプロフェッショナルの人が書いたのが、本なんですよね。

周りが読んでいる本を読むのではなく、自分のお悩み解決にヒントを与えてくれる道具として、

本に聞いてみる、本に相談してみる。

そうやって本屋をフラフラしてみると、きっとあなたと同じ悩みを抱えた人が書いた本があるはずです。

僕も社会人になって、自分で部下を持つようになったとき、どうすれば部下から信頼されるか、人間関係を構築できるか悩みました。

その時に手にとったのが、デール・カーネギー『人を動かす』、アービンジャー インスティチュート 『自分の小さな「箱」から脱出する方法』でした。

この2冊のおかげで、だいぶ人間関係に対する悩みがなくなり、部下との関係も良くなりました。何より、本に自分で行動するように促されました。

一人で考える、友人に相談するのも良いですが、本はその道のプロの人が書いたものですから、あなたにヒントを与えてくれるはずです。

②本質=真理がわかり、あなたの行動原理になる。

①のお悩み相談を同じようなジャンルの本に相談していくと、その領域の本質の輪郭がだんだんと見えてきます。

本質=真理です。

その真理に基づき行動し始めると、大体のケースで正しい、もしくは良い結果が出るので、気づけば自分の行動原理になっています。

例えば、ビジネス書では、

強みを活す、選択と集中、成果に焦点、理念が全て。

このあたりは、伝え方は異なるものの殆どのビジネス書で書かれています。

それが本質=真理です。

例えば、”強みを活かせ”。

僕も強みを基点に組織の人材の割り当て、役割分担などを決めていきました。最初は不安ですが、試してみると、成果も出るし、本人を満足する。

これを実際に繰り返すと、その本質に気づき、それが自分の行動原理になっていきます。

一方で弱みを克服するための人材配置はしたことがないですし、成功したことがありません。

だから、それは真理ではないと気づきます。

本の学びを実践で活かすと、モノの本質を学び、自分の行動を変えることができます。

③感受性が豊かになり、人としての幅が広がる。

特に、小説好きの方はそうかもしれませんが、本を読むと感受性が豊かになります。

僕は、小説よりかはノンフィクション派なんですが、割と影響を受けたのがジャクリーン ノヴォグラッツの『ブルーセーター』です。

社会企業家の自伝作品ですが、貧困の人たちがどういう状況に直面しているのか、どんな気持ちで戦っているのか、それに対して僕らはなにをするべきなのか。

そういったことって、普段の生活で感じる、考えることって殆どないと思うんですよね。

でも、本は時間も、空間も、人も超えることができる。その分だけ感受性が豊かになり、幅も広がります。

僕は、そこまで小説を読むタイプではないので、今後の反省としますね。笑

ただし、学生の頃『ブルー・セーター』を読んだことが、学生時代の社会教育インターンにつながりました。

ベトナムで、HIVS教育をこどもたちにしたり、HIVSの家族やこどもたちと触れ合う中で、僕の人間としての幅が広がったのは間違いありません。

本を読まなければ、そんな経験をするという選択すら取らなかったと思います。そういったきっかけを作ってくれるのも本ですよね。

④価値観が揺さぶられる。

こんな感じで本との旅を続けていると、ごくまれに自分の価値観や考え方が揺さぶれるような本に出逢うときがあります。

通常の本は知識を得るため、その知識を活かすためですが、このレベルの本になると生き方が変わります。

この出逢いのために、本を読む。というのは、僕が本を読むひとつの理由です。

最近だと、ベタですがユヴァル・ノア・ハラリさんの『サピエンス全史』です。この本は、価値観揺さぶられました。

この本読んでから

”資本主義は、死ぬまで続かないかもしれない”

”儲けることは正義ではなくなるかもしれない”

などと考えるようになりました。

僕がブログを初めたのもこの本がきっかけで、もし資本主義が終わるんだとしたら、どんな世界になるんだろうと考えてみた時に、

たどり着いたひとつの結論が、ブログを書くことでした。説明は省きますが。笑

今はまだ、人生を変えたと言えないけど、数年後には素敵な出逢いがあったり、一人で稼げるようになっているかもしれない。

だとしたら、それは『サピエンス全史』のおかげだと僕は間違いなく思います。

本との出逢いが、生き方そのものを変えちゃう時があるんですよね。



とりあえず、①から④を書いてみましたが、本を読む価値は人の数の分だけあると思います。

必ずしもこの中に正解のすべてがあるわけでもありません。みなさんも自分なりの価値を探してみてはいかがでしょう。

なんとなく伝えたいのは、本を読むのって、旅とか出逢いに近いことです。

旅とかも、すぐその場で欲しいものが手に入るわけじゃないですよね。

雨でお目当てのとこいけなっかたり、実際に行ってみたら想像と違ったり、

一方で、

思いもよらないところで新しい出逢いがあったり、寄り道してみたらそこがすごくきれいな場所だったり、

それがある意味、旅の醍醐味じゃないですか。


本も一緒だと思うんですよね。


旅みたいなものです。


だから、意味とか目的とかを明確に持ちすぎるより、興味があるからフラっと立ち寄ってみたら、実は穴場だったとか。


それくらいの気持ちで読み始めることをおススメします。


今日は、そんなところです。

本日もありがとうございます。

<参考:ブログ内で述べた著作>














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