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GIGAスクール構想。Windows, iPad, Chromebook結局どれ?

GIGAスクール構想。コロナ休校がきっかけで、急速に前進しそうな雰囲気ですね。

ちなみにGIGAってなんの略か知っていますか?

え?「ギガ難民」のギガちゃうの?

んー、そのギガも兼ねてると思うんやけど、Global and Innovation Gateway for Allの略なんです。日本語に直訳すると「全ての人のための地球規模かつ革新的な入り口」なんです。(直訳すると余計わかりにくい)

簡単に言えば、児童生徒1人1台のデバイスを持たせて授業しましょう。って言うことですよね。

国から児童生徒1人あたり最大4.5万円の予算をあげるので、各自治体でなんとかICT教育をしてくださいと言うことです。

今、多くの自治体はデバイスを何にするか、考えている時期だと思います。

「iPadかなー?Windows PCかなー?タブレットの方がいいかなー?Macってかっこいいよなー。Chromebook?聞いたことねえよ。結局どれにしたらいいか分かんね。。。」

なんていう具合だと思います。

なので、今日は、機種をどう選択すればいいのかを簡単に説明したいと思います。


まずは金額から。(本来は「子どもたちにつけさせたい力」から逆算して考えなければならないのですが、金額で大枠が決まるので)

文科省から提示されている資料には「5万円程度」とあります。ここでMacは瞬殺されます。

次に、キーボードについてです。

文科省が提示しているモデルには「Bluetoothでないハードキーボード」とあります。iPadは純正のSmartKeyboardを付ける必要がありそうです。(個人的にはなくてもいいと思いますが)

なので、実質、iPadか、安いWindows PC/タブレット、それとChromebookの3つに絞られます。(文科省も結局この3つに絞って導入モデルを提示しています)

とりあえず、ここではGIGAスクール構想で使われそうな

「iPad(第7世代)+SmartKeyboard」 vs. 「Chromebook NEC Y1 Gen2」 vs. 「Windowsタブレット富士通Q508/SE」

この3台を想定して比較してみます。

結果1

3機種比較4.001

起動/シャットダウン時間はiPadが最速です。そもそもiPadは待機電力にも優れていて電源をオフにすることもあんまりないと思うので、ほとんど問題になりません。Chromebookも画面を開くとすぐ起動という感じです。Windowsは、調べたいものがあってもなかなか立ち上がらない、結局電子辞書で調べている、なんてこともあります。

本体価格は、iPadが最安値ですが、SmartKeyboardを別途付けると考えるとChromebookに軍配が上がると思います。Windowsは本体+キーボードでChromebookと同程度の価格だと思いますが、Windowsの場合あれやこれやと後載せでお金がかかります。後でも書きますが、ウイルス対策ソフト、OSアップデート、初期化するためのUSBメモリなど。

動作は、iPadのサクサク感にはかないません。Chromebookもネット環境が良ければ問題ないレベル。Windowsはモッサリ。5万円程度のマシン、CPUがCeleron、メモリ4GBでは辛い。

バッテリーは、iPadが長持ち。Chromebookも同レベル。ですが待機電力がiPadの方が優れています。Windowsはカタログ値絶対無理です。カタログ値の半分以下と考えておきましょう。

持ち運びは、iPadが一番薄くて軽いです。ChromebookとWindowsは同等。



長くなってきたので、続きは次回に持ち越します。

Part5まであります。笑


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