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【つぶやき】 研究・大学院(#1~72)

🔵「大学院進学」に興味のある方はコチラもどうぞ😊

#72【プロとアマ】2022.11.12

大学院の時は、貯金を切り崩したり、親にお金を借りたりして学会に行ってた
研究員となって自分で資金を確保でき、学会関係で自腹を切らなくなった時は嬉しさをかみしめてた
今は自腹切らないことを当たり前に感じてしまうけど、感謝しなきゃ
アマチュアからプロになるってこういうことなのか

#71【指導教員が論文を書く?】2022.11.9

指導教員の考えが与える影響は大きいですよね、指導教員の倫理観が問われます。
私の周りでも学生に能力がなかったようですが、博士取得した人います。
学位取得がゴールならラッキーですが、その後、研究者として活躍できるわけもなく、アンラッキーなキャリアみたいです。

#70【博士の審査基準について】2022.11.9

博士論文審査 自分の時は 英語論文●本(筆頭●本以上、共著●本以上) が基準で、クリアしてれば基本OKで話が進む でも、そんな明確な基準がない学位審査会の分野があると知ったとき非常に驚いた。論文は必須じゃないの?かと 「ピアレビューかつ学外でも評価されてる」は明確なんだけどな。。

#69【教員と博士審査会】2022.11.9

博士審査会に出席
私以外の教授が
・どんな視点から指摘するか
・アドバイスをするか
・3月に向けてどういう方向性になるか
も感じることができ、勉強になった。他学部の先生が入ることで指摘する視野も広がり、いい博士論文に仕上がる予感で終了。
審査員といいつつ、自分が色々学べた。

#68【教授も勉強:審査会】2022.11.9

博士審査会に出席 私以外の教授が ・どんな視点から指摘するか ・アドバイスをするか ・3月に向けてどういう方向性になるか についても感じることができ、勉強になった。他学部の先生が入ることで指摘する視野も広がり、いい博士論文に仕上がる予感で終了。 審査員といいつつ、自分が色々学べた。

#67【予備審査会】2022.11.9

明日は、関わっている博士学生の予備審査会 本学:教員4名(1名は他研究科教員) 東大医学博士(数年前):5名の医学部教員(講師以上) で審査を担当 やり方は大学それぞれだけど、建設的な意見でありながら、さまざまな立場からの意見が出る審査会が良いと思う 学生さんは大変だけど、あと少し!

#66【副査の役割】2022.11.9

主査の先生や院生から、研究力を期待されて博士号の副査を依頼 副査のお役目は、専門性が多少違っても、自分の経験と客観的な視点で意見を述べ、学位論文をよくすることと思ってた。 が、今回は研究の全体像の考え方、統計処理、データの見方などもしっかり関わってほしいと。 いいのだろうか。

#65【フレイル・サルコペニアの認知度】2022.11.4

私が9月〜11月に行った講演と授業から 認知度 市民講座【60〜70代中心:50名程度】  フレイル 60-70%  サルコペニア 30-40% 大学授業【20歳前後:50名程度】  フレイル 10-20%  サルコペニア 20% 小規模だけど、シニア層にかなりフレイルが浸透していてビックリ。ホント?全国的にも?

#64【オンデマンド学会の功罪】2022.11.4

学会で一定期間見放題のオンデマンド配信 とても嬉しいシステムだけど 『いつでも観られる油断と、大学での日常での現実的な忙しさ』 で、自分は思ったほど観られずに終了してしまう。。 オンライン視聴の方が集中して学習できるな、私には。

#63【査読を受けるか否か】2022.11.4

査読依頼があった時 ・抱えている締め切り業務が(比較的)少ない ・論文内容が面白そうだ ・出張など隙間時間で論文を読むことができそう ・仲の良い研究者(先輩は尚更)からの依頼だった このときは引き受けることが多いですね。

#62【コロナ禍の学会参加:WEB vs. 現地】2022.11.1

2日間の学会【ハイブリッド】に参加

メリット
WEB【1日目】
・移動せず、身体の負担が少ない
・視聴に集中でき、学習効果高い
・別会場の発表も切り替えひとつで便利

現地【2日目】
・隙間時間の活用【発表と関係なく盛り上がれる】
・新しい交友関係が構築しやすい
・会場の雰囲気を肌で感じられる

#61【博士審査会と教授】2022.10.29

大学で博士審査会。

A先生はB院生の発表内容で、事前にC先生に相談。C先生はその研究結果に賛同していた。

当日、B院生の発表質疑応答で、C先生は「結果に本質的な誤りがある」と高らかに指摘。

A先生とB院生は戸惑う。

C先生の狙いは一体何?

でもあるんですよね、こんなことが。

#博士審査 #研究

#60【ハイブリッド学会】2022.10.29

2日間のハイブリッド学会。1日は自分の講演があるので出席必須ですが、もう1日はWEBで十分かもしれないと考えてしまう。
大学院生など就活を兼ねている人は対面参加で自分を売り込む絶好のチャンスですが。
家族や仕事なども考える中堅教員にとって、ハイブリッド開催は悩ましい選択。

#59【9年前に予見された「研究者大量雇い止め」の戦犯】2022.10.29

9年前に予見された「研究者大量雇い止め」の戦犯 #SmartNews

日本で研究者として自立できる人はかなり稀ですね。多くの大学教員も研究以外で時間を取られます。

私は7〜8年非正規雇用の研究者を経験しましたが、10年以上前からこんなことは身をもって感じてました。

#SmartNews

#58【私が掲載代を払うの?】2022.10.21

昨日久々にある雑誌社から連絡が。
掲載依頼で
>締切まで大変タイトで申し訳ありません。ご寛恕ください。
>●●先生の玉稿は絶対必要でございます。
>投稿費は恐縮ながら、かかりますが、今回は1頁¥13000とさせていただきます。
掲載代は私。拒否しても何度もメールがくるし困ってます。

#57【異分野との接点:博士論文審査】2022.10.21

いま異分野の博士課程の大学院生に対して副査を担当しています。

自分の業界では当たり前のお作法がそうでなかったり、驚きも多いですが、狭い業界で生きてきたのかもと思わされることもあります。

副査や審査員を経験しつつ、自分の研究発展につなげる展開などを考えるとポジティブに担当できます✨

#56【円安と論文掲載】2022.10.20

最近、20~30万円程度することも珍しい事ではなくなってきました。掲載代、高すぎますね。急速な円安もあり、海外への雑誌掲載代も数万単位で違ってきそうです。
急速な円安で、研究者もかなり影響を受けています。

#55【オンラインの恩恵】2022.10.9

オンラインが進み、有益な情報を自宅・仕事先で気軽に受けられるようになりましたよね。
 日本学術会議、東大セミナー、AMEDなんかも気軽に観られて便利です。双方向型ではないものもありますし、講師や会場の場の雰囲気を感じることはできませんが、良質な情報を誰もがインプットしやすい。

#54【論文の検索】2022.9.29

学外の学部卒社会人から「論文検索」の質問をされました。

・医療系学部卒
・仕事柄、自己流で論文を検索している
・大学教員の知り合いはいない

<質問>
・適切な論文検索、調べ方を教えてほしい
・いずれ研究の世界に入っていきたいと考えている

当たり前だったこともお役に立つと実感しました。

#53【修士→修士→博士】2022.9.29

今から20年ほど前

地方国立T大学 修士号→同分野の東大大学院 修士号/博士号

という知り合いが2名おりました。
どちらの方も今は順調なキャリアに進んでいて「さすが!」ではあるのですが、なぜ「修士→修士→博士」と進学したのか…。未だによくわかりません🙄

#52【大学院の入試】2022.9.24

今日は大学院入試を担当しました。

ある医療系の研究科の英語の出題と採点をしましたが、受験生のあまりの英語力のなさに愕然としました。。英語論文を書くどころか、読むこともままならない。。これでは「日本のこの分野は国際的に置いていかれるだろうな」と。。

#51【無期雇用の研究職】2022.8.31

ポストをつかむのは本当に大変です。知り合いで、非常勤講師をし続けている優秀な文系研究者がいます。
 掴めたとは言えない立場なのですが、立場の安定がないと、優秀な人材はますます民間研究職に流れそうですね。
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6436470

Yahooニュース

#50【他大学で実験をしてきました】2022.8.20

2日前、別の大学へ出向いて実験を行いました。
実験室で試験管やピペットを扱う実験
MRIを活用する実験、高齢者への実験
音楽家を対象とした運動アプローチ(今回)
これまでいろんな視点から実験や研究をしているなと、ふと感じました。
 
共通することは「確実に論文にすること」です。

#49【科学論文数 日本の地位さらに低下】2022.8.10

現場の研究者・大学教員・などの意見を踏まえて方向性を考えているのでしょうか。
 博士号を取得していない人たちだけで今後の方向性を決めていないと信じたいですが。
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6435161

#Yahooニュース

#48【後輩】2022.8.6

昔の研究室の後輩から相談がありました。「昔の先輩から、研究手法などを利用(搾取?)されそうで、どうしたらいいでしょう」と。10年来の先輩で、後輩は立ち振る舞いに苦労していましたが、共同研究したことないし後輩にはメリット0だったので「無理に関わる必要ないよ」と回答しました。

#47【科研費】2022.8.4

私は過去4回連続で科研費を獲得できたので、2年前、ステップアップとして基盤Bと萌芽に挑戦したら見事撃沈しました。1年前、基盤Cを獲得しました。2年連続で上の段階に挑戦するほど自信がありませんでしたが、どこかで『基盤Bと萌芽に出さなくて良かったのか?』と自問自答します。

#46【論文掲載】2022.8.2

OA掲載で15~20万円かかるとして、3年で約50万円。科研費を取得しても、結構な金額を掲載料で取られると再認識。直接経費は7割だし研究費用に充てる金額はかなり少なくなる。また、科研費が当たらないと掲載料がかかる論文発表の土俵に上がることもできないので、悪循環にもなりかねない。

#45【東大と科研費】2022.7.27

東大医学部にいた時、明らかに研究をしていない臨床の医師にも「科研費申請するように」とお達しが出ていました。結果的にその医師たちは不採択となっていましたが。真面目に研究に取り組んでいる研究者・教員だけなら、東大の採択率はもっと高いと思います。

「科研費の配分額が多い大学」ランキング! 1位は「東京大学」【2021年度データ】

#44【出願者資格】2022.7.23

会議で、受験希望者の「出願資格があるか」について検討しました。今は、大卒でなくても大学(院)が設定する基準をクリアしていれば修士への受験が可能です。もとプロ選手、タレントさんなど高卒の方もこの資格審査をクリアしていると思います。院のハードルは決して高くありません。

#43【受験対策】2022.7.22

大学院入試(専門)の勉強をした時
・教科書を繰り返し頭に叩き込む
・受験校の教授・准教授の専門を知り、学ぶ
・過去問を解き、傾向と対策を掴む
をしました。
准教授・教授の専門を知り、馴染みがありそうな教員の論文等の執筆物を読むと出題ヒントがあり、結構オススメです。

#42【指導教員】2022.7.19

大学院生にとって、専門の研究を教わる指導教員はとても重要な存在です。特に、「修士」課程で出会う教員は、博士課程より重要だと感じます。研究の初期段階である修士課程で楽な指導を受けると、博士課程で修正することは非常に厳しいと、自分の周りをみていて感じます。

#41【学術雑誌が多すぎ】2022.7.19

雑誌が多すぎです。諸事情は不明ですが、最近は紙媒体で出版することが減り、印刷・郵送コストも以前とは比べものにならない。OAで投稿者から多額の掲載料が入るので、かなり儲かる「商売」になってる感じがします。編集部に優秀な研究者を揃えないことも多く、淘汰される兆候?

毎日新聞「粗悪学術誌横行 研究者、手軽に実績 投稿、数日で了承」

#40【大学教員のキャリア】2022.7.19

私は学部卒→大学院進学で、これが標準的と思ってました。今、大学教員で色んな方をみると、私のキャリア以外で大学教員になっている方が予想以上に多いと感じます。新卒採用の企業とは異なり、大学教員のキャリアはかなり多様です。大学教員に興味のある方はぜひご相談ください。

#39【論文掲載料】2022.7.18

研究成果を論文として公表することは重要です。理系では、論文にすることで研究が完結すると言っても過言ではありません。ただ、掲載できるかの審査(査読)以外に、雑誌社が設定する掲載料が高騰し続けてます。自分の研究費が潤沢でないと掲載料が捻出できず、研究力に支障が出ます。

#38【スロトレ】2022.7.17

研究者は自分の研究にこだわりをもつものです。今も「スロトレで鍛え直す」との記事を見ますが、筋収縮を維持し、ゆっくりと動作を反復し続けるのは、かなりテクニックが必要です。また、スロー動作で鍛えた筋が、転倒防止などの咄嗟の素早い動きに対応できるのか?と疑問があります。

日本経済新聞 2022.7.17 Gooday 

#37【アカデミックの推薦状】2022.7.16

学部生(卒):奨学金、大学院入試など
院生:奨学金、就職など
教授などに推薦状を依頼する場面があります。
0から書くのは依頼された側の負担なので、ある程度は依頼する側で自己推薦文を書き、たたき台にしてもらう方が依頼状を書いてもらいやすくなります。

#36【研究テーマ】2022.715

留学生で、文系大学院へ進学を考えている人からご相談。「本当は自国をテーマに研究したいけど、お国の事情があって難しい。そのため別のテーマにしたいので…」とのこと。研究アイディアが制限されない自身を振り返り、「恵まれていることに感謝して研究頑張ろう」と思った一日でした。

#35【ポスドク(博士研究員)】2022.7.12

「今振り返ると」ポスドクをやってよかったです。が、ポスドクは基本的に1年更新の「非正規雇用」です。当時の心境を考えると、進んでポスドクに進みたいとは思えませんでした。雇用のリスクが高すぎます。大学教員になれなければ専任非常勤講師だったかもしれません。

#34【ポスドク(博士研究員)】2022.7.12

大学院修了後、すぐ教員になった方は羨望の眼差しでした。ただ、ポスドクとしてさらに研究力を磨いてからの方が研究能力が磨けそうな気がします。自分が経験したからですが、すぐに大学教員になるより、私は結果的には苦しいポスドクを数年経験して良かったように思います。

#33【院試対策】2022.7.11

夏の院試が迫っていて、ご相談を受けることが増えてます。

私は
・他大学の院(専門変更)へ進学
・6月末まで教育実習で多忙
・院試の勉強期間は1ヶ月
・図書館で勉強
・科目:英語&専門科目
でした

受験生の皆様を応援しています😊
コメントなどからお気軽にご相談下さい。

#32【交友関係】2022.7.10

大学教員は教職員、大学生、院生との交流が大半です。ただ、大学教員は『研究者』でもあり、新しい発見も常に探してます。いつも同じ交流だと発想もマンネリ化してしまうので、私は積極的に講演したり、他分野の専門家(今は音楽家)と交流をして、新しい研究につながる刺激を受けるようにしてます。とても大切な行動だと思ってます✨

#31【研究情報の検索】2022.7.9

今は日常的に、たくさんの情報が飛び交います。どの情報が正しいかわからないこともあります。根拠(研究)がある情報かを調べるためには、【Cinii(サイニイ)】がオススメです。無料で調べることができますし、誰もが一次情報として活用しやすいと思います✨

#30【研究者の休日】2022.7.9

院生の時は土曜も大学。日曜も自宅で論文を読むことが多く、研究と無縁の休日を取ったのは年に2〜5日。特に、終身雇用職に就職するまでは他の研究者と競い合うので、業績をたくさん積まなければというプレッシャー。「人の休む時間の半分で十分」という気持ちで過ごしてました。若いからなんとかできたことですね。

#29【研究室希望者】2022.7.7

5月より学外の方から相談を受けてます。'23年度、私の研究室を希望する内容で、研究などの話を対面やメールで行ってます。
 大学教員は、自分の研究に興味をもってくれる人をとても歓迎します。大学院を希望する方は、遠慮せずにその気持ちを教員にアピールしてみましょう。

#28【文系大学院】2022.7.8

留学生から相談がありました。学部を卒業し、就職したが退職。来年、大学院へ進学したいが、文系の院卒では技術が身につかないので、専門学校へ行こうかとも検討。「院と専門学校のどちらが良いか?」とのこと。確かに、理系と文系の「院卒」は就職活動で異なる印象を与える気がします。

#27【教授との相性】2022.7.7

この時期、学内外の大学院進学希望者からのご相談が増えます。大学と大学院の決め方は同じではありません。大学院は専門性が高く、教員の専門性、人間性も重要です。
「自分の専門は何か」
「院で何を学びたいか」
「修了後どうしたいか」
しっかり決めましょう。応援しています✨

#26【名古屋大の奨学金制度】2022.7.6

大学院進学が人気となり、「昔は高学歴ワーキングプアなんて言葉があったよな」というような時代になってほしいですね。

大学院生に出世払いの奨学金導入?名古屋大学は博士課程・年173万円返済不要 https://biz-journal.jp/2022/07/post_305289.html @biz_journalより

Business Journal

#25【研究室選び】2022.7.5

ある2名の著名教授の元で指導を受けてた院生が「全然指導してくれない💦」と言っていました。著名教授の研究室に憧れる受験生は多いですが「著名教授=教育が熱心』とは限りません。むしろ、自力でも研究できる素質の学生が博士を取り、その後も研究者として活躍するように感じます。

#24【7/1の投稿とコラボ(yahoo記事を踏まえ、改変引用)】

大学生を対象に体型を調査してます。若年女性(n=388)はBMI20.7と「痩せ」なのに体脂肪率は約26%。つまり『骨格筋は少なく、脂肪は多い』ということ。「痩せてみえれば良い」と考えてる女性が多いと心配です。
https://news.yahoo.co.jp/articles/e2314ade0aabbdaaa6c9b6447beb5e17cdf1de72

#23【学会活動】2022.7.4

対面の学会活動がだいぶ回復しました。一方向で成り立つ研修はオンライン・オンデマンドでも良いですが、時間外のやりとりも生まれますし、新たな人脈形成に対面は欠かせないと感じます。
 また、対面では、一流研究者が発表で放つオーラを生で実感でき、若手には特に好影響だと思います。

#22【大器晩成】2022.7.3

院生で提出物の締切が近いとき、徹夜することもありました。ただ、博士号取得後は、徹夜をやめました。研究生活は長いし、健康第一を再認識したからです。若くして素晴らしい成果を上げる方を羨ましいと感じますが、私はダメでした。私は息の長い研究者として、大器晩成を目指します。

#21【夏の研究】2022.7.2

夏になると、気候の影響から、自分の仕事に対するモチベーションがどうしても低下しがちです。ただ、共同研究者との実験、学会発表や論文の〆切などがあることで、「夏は研究するのに有効な時間なんだ、頑張れ」と、自分の心にムチを打って頑張る感じがします。心への刺激は大事ですね。

#20【若者の体型】2022.7.1

勤務先で、大学生を対象に体型を調査してますが、男女差が気になります。男性(n=57)の体脂肪率は14%ですが、女性は(n=388)26%を超えてます。男女の基準をもとにすると女性は「やや肥満」です。「痩せてみえれば良い」と考えている女性が多いのではないかと心配です。

#19【Zoom会議】2022.6.30

オンライン会議が容易になり、県外の方との会議がありました。東京芸大院卒のピアニストから、今後の研究計画についてご相談を受け、8月に他大学で実験をする方向で話が進みました。私は運動医科学を専門としていますが、学際的な研究をすると新たな発見も多く、とても刺激的です。

#18【論文】2022.6.29

今年5月、Cellsに総説を掲載させていただきました。先ほどCellsのインパクトファクターが7.7に上昇したと編集委員長から教えてもらいました。『雑誌の評価=論文の評価』ではありませんが、より多くの方に読んでもらったり、引用していただける機会が増えそうで嬉しいです。

#17【立替払】2022.6.29

研究論文が掲載されると、著者が掲載料を支払うケースが頻繁になってきました。研究費で支払う場合でも、まだ大学事務の受入準備が整ってないと、研究者自身の立替払いで対応します。私は約30万円を立替払い中で1ヶ月以上が経過。早くお金が戻ってきてほしいと思いつつの生活です。

#16【博士号】2022.6.29

医学系研究科、理学研究科、看護学研究科…各分野の博士論文や審査会などに関わってきましたが、それぞれ他分野とは異なる独自性が強いと改めて実感。統一基準を設けることは難しいですが、「博士号取得」といっても、どの分野で取得したかで博士号の中身は大きく異なると再認識してます。

#15【査読】2022.6.28

英語論文が掲載されるようになると、査読・講演・エディター依頼が舞い込んできます。怪しい雑誌もあり無視していると「早く返事を下さい」メールもどんどんきます。普段の仕事は締切を守ってますが、催促メールが来る度、返事なかった自分が悪い感覚に陥ります。研究者あるあるでしょうかね。

#14【名刺交換】2022.6.28

コロナ禍で名刺の受け渡しがかなり減りました。院生の時は多くの方から名刺をもらったり、名刺を渡してアピールしてましたが、オンライン学会などで便利になった一方、院生が自己アピールする機会が減りましたよね。ハイブリッド学会も増えましたが、出来るだけ対面で人脈形成したいですよね。

#13【論文】2022.6.27

院生や研究員の時、上司や多数の共同研究者の意見を踏まえて投稿していたので、論文の改変や再投稿を決定する権利を委ねることが多かったです。論文が自分中心で進められるようになると、自分のペースで改変・投稿できるので、生産性がかなり増しますし、論文を書くことが楽しくなります。

#12【大学院の選び方】2022.6.26

基本的に教員・研究室との相性は重要です。大学院を希望する場合、事前の研究室訪問は大切ですが、指導教員の考えや研究室の雰囲気などが自分に合っているかも重要です。私が院生・研究員の時、院生が別研究室へ異動するケースに遭遇しました。在籍中の異動は何かと大変です。

#11【ハゲタカ/粗悪ジャーナル】2022.6.25

海外から『Guest Editor』『論文投稿』の勧誘メールが複数届いていることが日常的になっています。知らない雑誌、怪しい雑誌も大きく、ハゲタカ・粗悪ジャーナルが蔓延していると肌で感じます。もっと迷惑メール設定のレベルをあげなくては。良い朝を迎えたいのに。

#10【大学院進学】2022.6.25

大学院に進学すると、正規ポストの(一時的?)就職が厳しいとされます。私も30歳半ばまで任期付(非正規)ポストの研究者でした。正規ポストを獲得するため必死でしたが、フェードアウトする危険性がありました。非正規雇用を避けるため、大学院進学が今後さらに低下しそうで心配。

#9【社会人の院生】2022.6.25

6月に2週間、社会人の大学院生に講義を行いました。彼らは全員、仕事をしながら大学院に通っているので、非常にモチベーションが高く、私は授業していて楽しかったです(今年で4年目)。日本での大学院修了の評価をもっと高くして、もっと多くの方が進学するようになってほしいと思います。

#8【研究成果】2022.6.25

東大で研究していましたが、東大ですら、短期間で成果を求められることが多かったです。なんとか終身雇用の大学教員にはなりましたが、研究にさける時間は大幅に減ってしまいました。東大で培った研究力を発揮できる場面は極端に減り、改めて「研究者」ではなく「教員」だと感じます。

#7【学会と人脈形成】2022.6.24

昨夜、研究系大学教授とオンラインでその話をしました。教授になると、学会参加は昔の仲間との同窓会としての役割、優秀な若手との接点をはかる側面が強いと再認識しました。オンライン学会・研究会では新たな人脈形成が厳しく、若手がアピールしにくいと感じます。

#6【大学院進学】2022.6.23 

例年5〜6月になると、大学院進学を希望する方から相談を受けます(学内外で)。'23年度を考えると、5-6月に次年度入学を考えるのは決して遅くはないと思います。ただ、(特に社会人の方は)明確に大学や研究室が定まってない方も多い印象です。ここだけは早く決定すべき点です。

#5【博士の給料】2022.6.21 

評価の高い大学で研究したい人は多いため、かなり給料を低く抑えても人が集まる印象をもっています(任期付でも)。博士号を取得した人に対して、適切な対価を支払うことが当然になってほしいです。競争原理は必要なものの、優秀な研究者が活躍できる環境を、社会全体で支えなければ。

#4【若手研究者】2022.6.21 

研究に限らず、優秀な若手が活躍することは、その分野の発展に欠かせないと思います。スポーツや将棋などだって、若くて優秀な人が多ければ、その分野を発展させたり、みんなが注目してくれるわけです。優秀な研究者が活躍できないと、その研究分野が淘汰されてしまうのではないでしょうか?

#3【足の裏の米粒】2022.6.17

日本では、博士号を取ることについて【足の裏の米粒】で表現されることもしばしばです。社会全体が大学院、博士号取得を価値あるものとして受け入れないと、優秀な人は日本に残りませんよね。

#2【東大大学院と休日】2022.6.16

以前、東大大学院の説明会に出席したとき、ある教授が「うち(研究室)にきたら、土日に休もうなんて思ってはいけない」と言われ、ビビりました。
その方は、かなりの研究論文数をお持ちで、今は学長になられました。さすが、としか言えませんが。

#1【論文の質】2022.6.16

研究においても、量が質を生むと思っています。
個人が発表する論文においても📃
裾野を大きくしっかりさせるような方針にしなければと思います。



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