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新聞社のインターンシップに参加した話

こんばんは!大学3年目の江戸前(えどまえ)です。

やっと苦労して作った全休の日に雨が降ったりする。なかなかツイていない。いや、雨が降っていたらドラマを見て漫画読んで料理を作ればいい。

ちなみに26日は晴れるみたいだから、その時にカラオケに行く計画を立てて、イメージトレーニングをしておこう。

今回のテーマは「新聞社のインターンシップ」。早速行ってみよ~

1.ついに来たぞ、この日が!

新聞記者は私の現時点で一番憧れている職業であり、とても興味関心があります。なれたらいいなって、ずっと思っています。

全国紙から地方紙まで色々出せそうな所は出したのですが、まぁ全国紙は倍率が高くて通過しないのが現状。

しかし、何とか関心のある地方紙のインターンに通過する事が出来たんですよ…!泣

本当は対面で3日間開催されるはずで、小旅行も兼ねてすっごいワクワクだったのに、世の中の情勢的にオンラインに…(´・ω・`)(´・ω・`)

まぁ、でも貴重な機会だしオンラインでもありがたいやって事で、今日のインターンを楽しみにしていました。

なかなか、新聞社のインターンの機会ってないじゃん…?

2.貴重な取材&記事執筆体験

私がインターンの中で一番楽しみにしていたのは、社員の方へのインタビュー取材とそれの記事執筆体験。

今回は、最近出来た新しい支局の初代支局長になった社員の方のインタビューをしました。

参加者は10人ほどで、1人ずつ質問していくのですが、ある人がこれまでの経歴を尋ねた瞬間、社員の方の今までの人生ストーリーの講話が始まった…!

語り出したら止まらない。紆余曲折あって、今こうやって記者をされているのはよく分かったがもうちょっと時間巻いて喋って~~!!!(心の声)

後からデスク(記者の書いた記事を確認する偉いポジション)の方のお話にあったのですが、夕刊に間に合わせるなど締め切りのある取材では、いかに効率よく自分の聞きたいこと(=読者に伝えたいこと)を漏れなくしっかり聞き出せるかが重要と仰っていた。

まさにその通りである。

雑誌の取材とかは何時間もホテルとかで腰を据えてじっくり行う感じだけど、新聞は即時性が求められる点で異なる。

記者が予めしっかり下調べをした上で、記者側があれこれ質問する中で取材者の本音や生の声を引き出すことが重要になる、と理解した。

下調べが8割、と仰っていた。予め取材者の経歴やその方にまつわる記事とかを見て、どういう取材をするのかイメージを立てておく。これは今回のインターンでも実践出来た。

けど、あんなに熱っぽく大人に人生ヒストリー語られちゃったら、学生側は話遮れないよ、、(笑) デスクの人が「時間巻いて!」って言ってくれたから良かったけどね。

取材の時間が終わったら、今度は35分程度でインタビュー取材についての記事執筆。

いいよ~何せ記事を書く時は個人プレイだからね!

最近グループワークという物に辟易していた身としては、本当にやりやすかったぜ!

しかも、何書こうかな~色々取材した中で特にどの部分をピックアップして伝えようかな~と考える時間がやっぱり充実している。

新聞は、結論ファースト。論文とかは結論を後回しにしがちだけど、それだとデスクに怒られてしまうそうだ。

リードっていう記事の概要を示す数行で、その全体が把握出来るように情報をまとめる必要がある。ここは最低限の事実だけ述べる。その後の情報は本文に書くのだ。

うちも他の人の質問内容は全部Wordにメモしてたけど、字に起こすとやっぱり結構な量になるもんだね。

記事執筆の時間になったら、まずは情報を取捨選択する所から始まる。

文章量もある程度決まってるし、実際の紙面に載る時も枠が定められてるからね。その取捨選択も記者の腕の見せ所なのかもな。

今は学生対社員のインタビューだから、どうしても就活の事とか聞きたくなっちゃうし記事にも書きたくなるけど、読者の年齢層を考えた時に、「若い人にエールを送った」とかそういう文言は優先順位的に後回しなのかな~とか思ったり。

でも、自分の中では時間内で何とか上手くまとめられた気がする。

振り返りと一緒に書いた記事も提出するらしい。とりあえず出してみよう。

3.記者という仕事の本質

記者の方の質疑応答タイムがありましたが、生の声を通じて考えさせられる事もいくつかあった。

まぁ、詳しいのは会社に出す振り返りにみっちり書くとして、

やっぱり記者の人って、知的好奇心と感受性が高いよね。

書くのが好きってのもあるけど、目の付け所っていうのかな。

「ビビッ、何か違うぞっ」みたいな鋭い感覚や、「もう一押し教えてください!」みたいに粘ってでも情報を取りに行く姿勢。

よく「総理!総理!」って官邸で言ってるやつがイメージしやすいのかな?

明るいニュースばかりだけでなく、事件事故の現場に行ったり、遺族取材したりするのはやっぱり心が痛むし、大変みたいです。

時には厳しい言葉もかけられる(取材するにはいられない環境)もあるらしいですが、地域に根差した記者であるならば、住民や役場の人などとしっかり信頼関係を保ちながら粘って取材する姿勢が必要なんだな、と。

あと、やっぱり他紙にはない情報を発信したいという思いと、地域への愛着心がすごい伝わってきた。

色々取材先を回って、情報を徹底的に集めて…。「決してカッコいいとは言えないし、泥臭い仕事ですよ。」と取材の中で社員の方が言っていた。

うん、確かにそうかもしれないな。でも、心の奥には報道の最前線に立つ責任から湧く熱意と、それを正確に記事にする姿勢がひしひしと伝わってきた。

社員の方のお話や体験ワークを通じて、一層記者への関心が湧いたし、とても有意義で勉強になる事が沢山あったインターンだった。ESをしっかり(?)書いて良かったと思った。大変満足。

でも…やっぱり対面でインターン行きたいよなぁ…!社屋とか実際の雰囲気を知りたかったてのはある。これはみんな思うことだよね。

(小学生の時に別の新聞社の見学に行った事あるんだけど、フロアの一角で夕刊の1面の見出しについて話し合っていて、要らなくなった1面の下書きをでっかいゴミ箱にバンバン捨ててたのが衝撃的だったぜ…)

もっと記者について関心を寄せて、自分の考えとかやりたい事を考えていきたい。

(あ、ちなみに、新聞で言うなら日経MJっていうのが面白い。新商品情報いっぱい載ってたり、今何が売れてるのか直近のデータが知れたりして面白い。近所の蕎麦屋にあって、家族全員蕎麦が来るまで新聞広げてる。)

最後までお読みくださりありがとうございました。




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