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自律・自立のために〇〇力を育てたい➁

今回は…


前回の続きです。


今回は、『責任の力=責任力』を付けるために子どもに対してできること、大人に対してできることをお伝えしていきますが…。

実はこの2つはほとんど一緒だと思っています。

大人と子どもで少しニュアンスが変わってきますので、そのあたりを押さえながら説明をしていきます。

責任力』を付けると言っても、直接「責任を取らせる」「一人で謝りに行かせる」という強引なことは決していけません。

また、「責任をつける為には責任を取らせる練習を」という安直な考えも適しません。

あらゆる環境や経験の中で責任力が付いてくるのだと考えます。

責任力に繋がる3つを紹介していきます。

宜しくお願いします。

※全て、誰かを対象としてできることを挙げていきます。



➀ミスをした時の環境



子どもでも大人でもミスをした時にどのように対応していますか?

子ども:「ほら、だから言ったのに」「またそんなことして…」
大人:「いい加減にしてくれよ」「頼むよ…」

そんな言葉をかけていませんか?

これでは、そもそも何かに挑戦することを恐れる原因となってしまいます。

保護者の中には「うちの子、何事も積極的にしないんですよね」という方が意外といます。

職場では「言われたことだけをする人」「考えて動けない人」に対してストレスを溜めることもよくあるかと思います。

その原因を作っているのは、ミスに対する反応かもしれません。

ミスは受け止めてあげましょう。

「良い経験をしたね」「防止策を一緒に考えるか」等。

ミスを悪として捉えず、一つの経験として捉えてあげると良いでしょう。




➁安心できる環境



子どもに対して無関心な親、反対に過干渉な親。

どちらもバランスが悪く、子どもに悪影響を与えます。

職場でも同様です。

「失敗しても大丈夫だぞ」「まずは考えて行動してみよう」と相手に心から伝え、安心できる環境を作りましょう。

子どもは安心して帰って来られる場所があるからこそ、積極的に冒険に出られます。

大人も、安心できない環境、ストレスのたまる環境では仕事のパフォーマンスに悪影響を与えることが分かっています。

大人も子どもも一緒です。

安心できる環境を作ることも意識すべきでしょう。




③「まずは一緒に」の精神


➀と➁では主に環境に焦点を当てましたが、それらを繰り返しているだけだと甘えが生まれる可能性もあります。

だからこそ、「まずは一緒に」の精神から始め、少しずつ自分事として捉えてもらうように意識を向けていけるよう支援しましょう。

内容はこれまでと被りますが、ミスをした時、まずは一緒に考える。

そこで、次の対処法を導き、次から自ら対応できる環境を作る。

上司から部下への指導でも非常に重要な部分ですね。

子育てでも、できることを一つずつ増やしていくためには「まずは一緒に」です。

片付け、配膳、挨拶など…。

どの場面でも「まずは一緒に」でやっていきましょう。



ここまで3つを紹介しました。


長くなりましたが、是非参考にしてください♪



今回もぺんぺんでした。

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