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毎日好きな作品の感想を書くことにしました【6月まとめ】

コロナに罹りました。7月に。
死ぬほどきつかった。39度近くまで熱が出て、関節痛がひどくまともに歩けない。
熱が引いたと思ったら唾を飲み込むことも憚られるくらいの激痛。鼻水。
本当に2度と味わいたくないです。

1月から毎日感想を書くということを宿題としていますが、本当に挫けそうになりました。何かを続ける、「継続」という行為には「健康」が必須条件になることを改めて実感しました。あと本当に気合い。
(7月の感想は怒涛のコロナ期間に書いたものもあります。お楽しみに。)

なんで感想を毎日書くことになったのかはこちらの記事からお読みください。

※Twitterで毎日何か呟いています。お時間ある時にお読みください。
 フォローしてくれたらモチベーションが爆上がりします。

ちなみに、コロナは一緒にご飯を食べた人全員罹りました。
第5類になったとはいえ感染力は弱まることを知らず、皆様体調には十分お気をつけください。

【6月感想まとめ】

さて、そんな踏んだり蹴ったりな毎日を過ごしていますが、6月はアウトドアな1ヶ月でした。
たくさん美術館に行き、映画を見て幸せでした。
Twitterで投稿した感想をまとめてますので、お時間のある方はぜひ目を通していただけますと嬉しいです。

コナンにハマった5月はこちらです。こちらもお時間ある時にどうぞ。

2023/06/01 美術館が好きだ(感想)
美術館に行って絵画を見ることが好きで、それを人に言ったらほとんどの確率で「何で?」と聞かれる。西洋絵画の裏話や、絵のテーマになる神々の人間離れした話を見たり調べたりすることが面白い。そして何より圧倒的な情報量を少しも見せない美しい構図がミステリアスで魅力的だからかもしれない。それに絵とは離して考えるべきだけど、画家のこれまた同じ人間とは思えない人生を知り、絵画を通してその人が伝えたいこと、その人の性格や考え方などを知れることが楽しいからかもしれない。絵画を通して何百年も前の人と繋がれているのってすごく素敵だ。

2023/06/02 表面的な人間(感想)
目先のことしか考えられない人間なので、何か起きた時にまずその場を凌ぐことを考えてしまい、物事を大局的に見ることができない。漫画とかの登場人物だと、きっと爆発とか起きた時に一刻も早く逃げ出して、その後背後から出てくる敵に瞬殺される通行人Aだろうな。もう少し賢い人間になりたいな。仕事で上司に少し自分で考えてから質問してねと言われたので今日はなんかダメな日。間違ったことは言われていないし、おっしゃる通りなんだけどやっぱ心に刺さるものがあるな。

2023/06/03 広島現代美術館(展覧会)
広島市現代美術館の改修工事後、「変化」をテーマとした初の展覧会。今まで意識したことはなかったけれど芸術作品は「今」が全てではなく、素材などが劣化していくので変化しないものはないんだと再確認。敢えて「変化」に焦点を当てた作品をたくさん見ることができて面白かった。
#広島市現代美術館

2023/06/04 ゴーリー展(展覧会)
ゴーリーさんの絵本の子どもは救いようのない未来が多く、それが彼の伝えたかったことなのかは分からないけれど、一つ一つの絵の繊細な描写や書き込みの数々、動物保護を呼びかけていくにつれて自分の毛皮を着れなくなった彼のエピソードなどを聞いて本当に心の優しい人だなと思った。
#ゴーリー展

2023/06/05 とにかく明るい安村さん(感想)
日本から遠く離れたイギリスという場所で、パンツ一枚で挑んだ安村さんかっこ良すぎる。本当はめちゃくちゃ不安で言葉も分からないだろうに、ずっと笑顔でユーモア溢れてて面白くて最高だった。挑戦する人を見るといつもいつもまだ準備不足だからとか、時間ないからって逃げてる自分が恥ずかしくなる。

2023/06/06 尾田先生お休み(感想)
尾田先生の目の手術のためONE PIECEが4週間お休み。いや、4週間で良いの・・?ONE PIECEが載って欲しくないとかではなく、回復までしっかり休んでほしい。ONE PIECEは涎を垂らしながら待ってるけど先生のお体が第一だからぜひゆっくり休んで目からビーム出してほしい。

2023/06/07 恋する西洋美術史(新書)
年代や性別問わず色恋話は皆好きなものと思っておりますが、殊更神話など西洋の話は非常に面白い。スケールが違う。不倫・浮気は当たり前、ゼウスは白鳥に変身して女を口説くし、海からヴィーナス生まれるし、まさに神。これはそんな色恋話を書いてくれるている最高な本。
#恋する西洋美術史  #読了

2023/06/08 お洋服の話(感想)
美術館へ行くとちゃんとした格好をした人が多い。綺麗めなスカートを履いた女性、スーツの男性、花柄のブラウスを着たマダム、ジャケットを纏った男性など。美術館の持つ華やかな雰囲気に合わせてっていうのもあるだろうけど、皆が作品ときちんと向き合おうとしているのかな、なんて思ったりもしてる。

2023/06/09 駅員さんの連携(感想)
駅のホームで車椅子の方が待っていた。乗車の際、駅員さんがドアの隙間にスロープを敷き、乗車のサポートをしていた。車椅子の方が降車する駅では、別の駅員さんがスロープを持って待っていて、降車のサポートしていた。駅員間で情報共有をして誰でも電車に乗れるような配慮を垣間見れて良かった。

2023/06/10 ルーブル展(展覧会)
東京最終週滑り込み2回目!相変わらず最高だった。1回目は知識がない状態で行ったけど、2回目は本を読んで行ったから「あ、この小物もしかしてこれを暗示しているのかな」なんて自分で考察しながら楽しむことができた。またぜひ来て欲しい!!
#ルーヴル美術館展 #LOVELOUVEL2023

2023/06/11 スター (小説)
朝井リョウさんの小説「スター」。かつて同じスタートラインにいた二人が、新しいものを出し続けるYouTuberと、質に拘り古き良きを求める映画監督に分かれ、本当に大切にすべきことは何か探し続けるお話。今の世間に対してモヤモヤしていることを的確に言語化していて、圧巻だった。
#読了

2023/06/12 自分がわからん(感想)
最近自分が何なのか本当に分からない。深い趣味を持っている訳でもないし、食べていけるような技術もないし全てが中途半端だ。それでも自分の良いところを探して、認めてあげることが大切なんだろうけど、自分の良いところなんて分からないし、自己肯定感は相変わらず低いので、明るい未来が見えない。

2023/06/13 ジョン・ケージ(感想)
とある本を読んでて「ジョン・ケージ」という音楽家が出てきたから、調べてみたらWikiに「音楽家、作曲家、詩人、思想家、キノコ研究家」と書かれていた。クリエイティブなご職業の後に異彩を放つキノコ研究家。。本当に好きだったんだろうな。色んな分野に興味を持って突き詰めるところ、かっこいいな。

2023/06/14 怪物(映画)
立場による考え方の違いを痛いほど感じた。色んな人の正義を守るためにどんなことでも誠実に向き合い、話し合う必要があるのかなと思う一方で、言語化に慣れない人のモヤモヤした感情を受け入れることは非常に難しい。全員が幸せになる環境って何なんだろうと良い意味で疑問を抱いた。
#怪物をみた

2023/06/15 リモートワーク(感想)
リモートワークが多くなってきて、ギリギリまで寝れる(最高!)、食費が浮く(最高!)、自由時間が多い(最高!)と総じて最高なんだけど、たまにそれを凌駕する孤独感を持つことがある。とはいえ毎日出社は無理、絶対に無理なのでリモートも出社もバランスよく取り入れることが大切なんだなと思う。

2023/06/16 知らないこと(感想)
ONE PIECEの結末とか黒ずくめの組織の狙いやバンクシーの正体とか、私たちには知りたいことがたくさんあって、正体を突き止めるために考察をしている人もいる。けど全てを知ってしまったらそこに対する興味は無くなるかもしれない。人間、適度に知らない方が人生楽しいのではとふと思う。

2023/06/17 サラバ!(小説)
西加奈子先生の小説で一人の少年の半生を描いた作品。一見勝ち組のような人生を歩んできた主人公が、些細な出来事で堕落する様子が妙にリアルだった。誰しも小さな出来事で人生が変わることもあり、自分の立場によってはネガティブにもポジティブにも捉えられる小説だと思う。
#サラバ  #読了

2023/06/18 土日(感想)
せっかくの休みだから平日にできなかったことを全部しようと金曜日の夜に予定を立てるけど、起きたら昼だし、二度寝するし、布団の中から永遠に出れないから気づいたら日曜の夜になってる。その時に「土日にやろう」という考えはやめようと固く誓うけど、月曜になると「土日にしよう」ってすぐ考える。今週の土日は何の成果も得られませんでした。

2023/06/19 図書館のお話(感想)
友達が最近図書館でしか本を読まないという話をしていて「出版社の利益にはならないんだけどね」と切なそうにしていた。確かに図書館は無料で本を借りることができる。けれどそこで出会った本を、手元に置きたいと思えば購入の導線につながる訳で出版社の利益が全くの0ではないのかなと考えた。それこそ自分のお金で本が買えない子供や学生にとって図書館は新しい本と出会える超素敵で魅力溢れる場所なのかな。私は図書館学について学んでいる訳ではないので、1素人のミーハーな意見です。

2023/06/20 ロン・ミュエクの個展(感想)
骸骨の集合体を見ると不気味で恐怖を持つ反面、奇妙な魅力を感じる。それはきっと「死」を連想させるからなのだろうと思う。人によっては極楽で、人によっては地獄でもあるからこそ、その境目にある「骸」に妙な感情と引き込まれるのかもしれない。作者さんのことは存じ上げないけれどとても惹かれた。

2023/06/21 ナチスに仕掛けたチェスゲーム(感想)
小学生の頃アンネフランクの伝記を読んで、昔はひどい時代だったんだなと思っていた。大人になってアウシュビッツの当時の写真や行いをYouTubeのゆっくり解説で観て、小学生のころにんぼんやり思っていたことが急に具体的で心が苦しくなった。そんな時代に戦った人の映画。ぜひ見に行きたい。

2023/06/22 ぼくはあと何回、満月を見るだろう(自伝)
坂本龍一さん、最晩年の自伝。ページをめくった瞬間から出版社さんがすごく丁寧に、大切に作られたのだと伝わってきた。個人的には扉がすごく印象的だったけれど、表紙も野晒しに置かれたピアノが自然に還っていく写真で「時間」を強く感じる。私も大切に読みたい。
#ぼくはあと何回、満月を見るだろう。

2023/06/23 お金の使い方(感想)
今までの人生で本に対するお金は厭わなかったのだけれど、最近興味関心の幅が広がり、映画や美術館などに対してもお金を厭わなくなってきている。そして行動範囲も広くなってきたから交通費もかかる。いかに限られたお金で趣味を満喫して心の安寧を保つか、自分自身の理性と本能で戦いを始めている。

2023/06/24 映像で振り返る21世紀の坂本龍一~Experimental編(鑑賞会) RITTORBASEさんで上映された「映像で振り返る21世紀の坂本龍一」当初は映像だけ見れれば万歳と思っていたけれど、チケットが残っていたのでアフタートークへも参加。実際に坂本さんのことを知っている方から生でお話を聞き、坂本さんに対する距離がグッと縮まった気がする。本当に良かった。

2023/06/25 離婚しようよ(ドラマ)
政治家の旦那と女優の妻、お互いの人生を歩むために円満な離婚をしようと奮闘する話。松坂桃李の考えなしに発言してしまう俗っぽさや、錦戸亮のミステリアスだけど人間っぽさを感じる様子がカッコよかった。難しいテーマがわかりやすく描かれていて面白かった。
#離婚しようよ  #Netflix

2023/06/26 ジム(感想)
週に1回ジムに行き始めた。全力で体を動かすことは普通に楽しいし、ストレス解消になっているから割と規則正しい生活を送れるようになった。週に1回だから目に見えた変化もないし、何ならジムに行ったからというご褒美で美味しいものを食べてるからむしろ体重は増えているが。プラマイ0である。

2023/06/27 お休みの日(感想)
なんだかここ最近観たい映画も読みたい漫画も小説も行きたい展覧会もたくさんあるし、お家で勉強したいこともたくさんあるから時間が足りない。こういう時こそ優先順位を立てて何をやるべきかを決めるのが大事だけど、仕事じゃない時はせめて欲望のままに興味関心に流されるまま楽しみたいとも思う。

2023/06/28 aftersun(映画)
20年前、父と過ごした夏休みに撮ったビデオを見返すと当時気づくことができなかった父が垣間見える。物語の解釈は鑑賞者によって委ねられる作品で、感情の言語化が難しいけれど、個人的には父親も一個人だということ、娘の子供から大人へ成長する過程の不安定さが印象的だった。
#aftersun

2023/06/29 短冊(感想)
七夕が近くなってきたので会社の近くに短冊を書くスペースができていた。見ず知らずの誰かが書いた短冊には家族の健康や、仕事の成功、世界平和などさまざまな願いが込められていて興味深い。SNSで間接的に意見の発信はいつでもできるけれど、直筆で書く短冊には人の温かみがあり、非常に趣がある。

2023/06/30 メンタルのお話(感想)
からかいやすい人はどんな世界にもいて、例に漏れず私のことなのだけれど、ずっとヘラヘラしているからか割と強く言われることが多い。仕事ができていないからもどかしいと思われているのかもしれないけれど、笑顔の裏で強い言葉に少しだけ傷ついていることもあるからたまには優しくして欲しい。

【6月感想の感想】

まずは半年間、毎日感想を投稿し続けた私、本当にお疲れ様です。
やっと折り返し、あと半年頑張ろう。

さて6月感想の感想ですが、色んな場所にも足を運んだし、投稿の内容自体も自分が体験したこと、人間観察の感想だけではなく、Twitterで個人的に興味を持った投稿に対して感想を言おうと心がけました。目指せ新鮮味!

効果としては、普段の生活を送るだけでは知ることができなかった新しいイベントや映画を知ることができました。
芋蔓式に行きたい場所、観たい映画がたくさん出てきて毎日楽しいです。

ただ、どっちかというとアウトプットというよりはインプットよりの6月だったような気がします。
文章の推敲自体は5月に比べて甘い気がしたので7月の残りの期間は推敲もしっかりしつつ、単語を自分のものにして使いこなせるように心がけていきたいです。

【7月の目標】

7月の目標は「アウトプットとインプットのバランスを整える」ことです。

6月はほとんどと言っていいほど自己分析に時間を割くことができませんでした。
インプット自体は十分過ぎるほどできていると思うので、意識的にインプット(自分と向き合う時間)をきちんととっていきたいです。

最後までお目通しいただきありがとうございます。

暑すぎてだらけそうな7月ではありますが、気を引き締めてマイペースに頑張っていこうと思います。

それでは引き続き、よろしくお願いいたします。


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