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毎日好きな作品の感想を書くことにしました【1月まとめ】

皆様、毎日何かを続けるということをしたことはありますか。
個人的に「継続」という行為は大人になるにつれて時間もなくなるし体力もなくなるし本当に難しくなっていくと思います。
何が言いたいかといいますと、「2023年、私はその難しい行為に取り組むぞ」ということです。
それがタイトルにあるように「毎日好きな作品の感想を書くこと」です。

【え、急に何?と思った方へ】

私は現在新卒1年目ですが、今の会社とは別に行きたい会社がありました。
(もちろん今の会社もとても好きですが)
いつかその会社に行けることを夢見つつ、陰ながら勉強や自己分析をしていて、我ながらちょっと偉いと思っていました。

ただ、とってもお世話になっている師匠(と一方的に私が呼んでいる)にそのことを話したところ、師匠から「その会社で何がやりたいの?」と不意に聞かれました。

何も答えられませんでした。

厳密に言えば、5分考えたらすぐ思いつくような薄い答えしか言えませんでした。
ずっと行きたい会社なのに、です。
所詮、その会社のブランドが欲しかったんだなと気付いたのです。

そこから自分のやりたいことが一気に分からなくなり、師匠に「何がやりたいのか分からない」とぼやくようになりました。
そもそもそこで思考停止してぼやくところが良くないですが。

すると見かねたように師匠から「それはアウトプットの量が足りないからだよ」と言われました。

思い返してみると、土日は15時まで寝てたし、それ以外の時間はYouTubeを見ていたし、勉強や自己分析にかけていた時間なんて学生時代の10分の1にも満たないです。
さらに好きな作品を漁るだけで、感想を教えてと言われたところで「面白かった!」しか言えていないことを思い出しました。

というわけで、師匠と相談し継続しつつアウトプットの量を担保することにしました。

2023年、私は毎日好きな作品の感想を書くことを継続します。

その結果、自分が何をやりたいのか少しでも言語化できるようになれば嬉しいですし、
色々な人に面白がってもらえたらなと思います。

このnoteはツイッターの方で毎日投稿しているものを月ごとにまとめているものです。
1月ということできっかけを丁寧めに書いてみました。
長文申し訳ないですが、何ならもうちょっと続きます。ご容赦。

ツイッターはこちらです。
フォローしていただけたら泣いて喜びます・・!

【1月感想まとめ】

さて、Twitterで投稿した感想1月分を今から書き連ねていきますので、お時間に余裕があれば読んでもらえると嬉しいです。
ただ、始めたてほやほやなので何とも稚拙な文章ですがあしからず。

2023/01/01 中村佑介20周年展(展覧会)
イラストレーター・中村佑介さんの20周年記念展覧会。大ボリュームのイラストと線画に圧倒された。線画は筆圧が一定な分、繊細で美しい。線画に数日を費やすらしく、仕事に対しての丁寧さを見習おうと思った。また、複数のモチーフを一枚の絵に組み込む遊び心も素敵だった。

2023/01/02 BLEACH展(展覧会)
大好きな漫画『BLEACH』の原画展。久保先生の本質を捉えるセリフ選びと、迫力ある演出の組み合わせは最高に格好良い。死神代行篇から千年血戦篇まで余すことなく堪能できる。グッズ・音楽など原画展に関わる全てが洗練され、まさしくBLEACHの世界だった。

2023/01/03 あたらしいテレビ(テレビ番組)
元日にNHKで放送された様々なクリエイターに焦点を当てた番組。特にTV制作者座談会で「説明できることは面白くない」の話題が印象的だった。面白さを言語化することが正義だと思っていたので、正にあたらしい考え方を知ることができた。

2023/01/04 ザ・プレイリスト(Netflix)
編集者の林士平さんが最近見たという、Spotify創業を描いたフィクションドラマ。創始者、エンジニア、法律など視点が1話ごとに異なるため、理想と現実の乖離に苦しみながらも実現を目指す姿を、一層リアルに感じることができた。

2023/01/05 うそつきリリィ(漫画)
女装好きな男子高校生と平均的な女子高校生カップルのラブコメディ。登場人物全員が、恋愛を性別・国・年齢に関わらず、時に思い悩み、苦しみながらも自由に楽しんでいる。話のテンポも良くさっくり読めるので、何回読んでも飽きない魅力がある。

2023/01/06 すずめの戸締まり(映画)
公開より大分時間が経ったけど感想を。明日が当たり前にあるということがどれほど尊いのか、美しく透明感のある映像美と共に再確認できた。また、草太の祖父とダイジンたちの関係性などサイドストーリーがきちんと作り込まれていて印象に残った。

2023/01/07 終末のワルキューレ(漫画)
人類存続をかけた神VS最強人類のタイマン勝負。シンプルにかっこいい。ただその中にも、各国の神話や歴史などそれぞれの登場人物の背景をきちんと網羅しており、圧倒的な知識量と構成力の高さに脱帽した。シンプルな中にも物語の奥深さを感じる作品。

2023/01/08 そしてバトンは渡された(小説)
初めてオーディオブックで読了した作品。何度も親が変わった主人公・優子を通して命のバトンが繋がれていく物語。普通とは異なる環境だった分、悩むこともあったかもしれないが、優子が多くの人から愛情を注がれている様子が伝わってきて心温まった。

2023/01/09 そしてバトンは渡された(映画)
昨日の小説が原作の映画。原作とは少し異なった展開で驚いた。原作は一人の人生を長く丁寧に、映画は一人の人生を別の角度から意外性を持たせて描かれていた。優子が色々な人と出会い、別れていく描写と俳優さんの演技に思わず涙が止まらなくなった。

2023/01/10 SAKAMOTO DAYS「DAYS102 終幕」(漫画)
本誌のDAYS102話が最高すぎた…。サカモトデイズの戦闘シーンはいつも映画のような立体感で興奮するが、とりわけ今回は美しかった。大好きなMVの1つであるBTSの「Black Swan」のような高貴さもあり読みながら発狂した。

2023/01/11 THE FIRST SLAM DUNK (映画)
失礼ながら原作未読だったけれど感動した。宮城くんとお母さんの関係性に涙が止まらなかった。バスケの細かい動きや、地面にドリブルした時の空気を含んだ音の再現度にも感動した。安西先生も可愛かった。早急に原作を読まねば。

2023/01/12 ゆびさきと恋々(漫画)
耳の聞こえない雪と世界を旅する逸臣の純粋な恋愛漫画。最初は言葉数は少ないけれど雪を真っ直ぐに思う逸臣さんがすごくかっこいい。ただ、個人的には雪の幼馴染の桜志くんの不器用さに愛おしさを感じてしまう。桜志くんが幸せになれることを祈っている。

2023/01/13 ウェルテルタウンでやすらかに(小説)
西尾維新先生がAudible向けに書き下ろした小説を鈴村健一さんが朗読した作品。鈴村さんの登場人物の演じ分けが非常に素晴らしく思わず聞き入ってしまった。西尾先生の小説は初めてだけど、同じ人間と思えないほど語彙力が多彩だった。

2023/01/14 春の呪い(漫画)
死んだ妹の婚約者・冬吾と付き合うことになった姉・夏美の物語。妹への罪悪感に押し潰されながらも二人が自分の気持ちに向き合っていく様子が非常にリアルで、罪悪感の中にも妹への深い愛を感じた。超ハッピーエンドではないけれど、妙に心に刺さる作品だった。

2023/01/15 チェンソーマン(アニメ)
やっと見た。最高。お話はもちろん、タツキ先生の原作を再現し、アクションは迫力があり、アニオリもあり眼福だ。OP、EDについては言わずもがなだ。アキくんのモーニングルーティンと京都のマキマさんは最高に美しかった。個別で円盤化してほしい。
アキくんと姫野先輩の煙草になりたいし、マキマさんのネクタイになりたい。

2023/01/16 美しい彼(ドラマ)
凪良ゆう先生原作の男性同士の恋愛を描いたドラマ。平良の純粋な思いと、平良に対してツンデレになる清居にむず痒くなった。好きな人の前だといじめたくなっちゃうよなあと共感。そして何より、萩原莉久さん、八木勇征さんの美しさと公式サイトの世界観が好き。シーズン2おめでとうございます!!

2023/01/17 ピカソとその時代(展覧会)
ピカソはプレイボーイだと思っていたし事実だろうけど、作品説明を読むと激動の中で葛藤もあったのかなと感じた。ただ複雑な感情を特有の画風で描いた作品は私には到底理解できず・・・。「天才」と一括りにはしたくないものの彼はやはり天才だった。

2023/01/18 きみの瞳が問いかけている(映画)
何も見えない中、誰かを信じることは難しいけれど、人の心を見つめ恋をする盲目のヒロイン。その強さに憧れながらも、自分の過去に苦しむ元キックボクサーの主人公。見えないからこその強さと見えるからこその苦しさがたまらなく愛おしかった。

2023/01/19 SLAMDUNK1巻(漫画)
ついに手を出した1巻。美女のお兄ちゃんがゴリ・・赤木さんというガッチリした人なのはベタ故に好き。個人的に赤木さんとの対決を見にきてた流川に対して花道が「大人になれ花道!!」とモノローグしていたシーン、顔が絶妙に不細工になる角度で好きだ。
映画も良かったです・・。

2023/01/20 SLAMDUNK2巻(漫画)
花道が可愛かった2巻。どんなに柔道部に誘われようとも頑なに「イヤダ」と断るところが「少年」って感じで可愛い。ただ、流川のダンクが何よりも美しかったので2巻は流川が大優勝です。映画で安西先生と花道が親子だと思ってたけど全然違った。

2023/01/21 SLAMDUNK3巻(漫画)
ひたすら基礎の3巻。花道が天才だから努力をしない、ではなく天才と言うためにひたすら努力を重ねる姿勢は今まであまり見たことないキャラクターだったから新鮮だった。「成果を上げるためには基礎が大切」という赤木さんの言葉を大切にしていきたい。

2023/01/22 SLAMDUNK4巻(漫画)
花道初試合の4巻。何事も初めての経験は本当に緊張するので、花道が頭真っ白になって視野が狭くなるシーンに非常に共感した。自分の与えられた役割をきちんと果たす花道は本当に尊敬するし、その環境を作り出せるよう支えるメンバーもかっこいい。

2023/01/23 逃げるは恥だが役に立つ(ドラマ)
お給料をもらい主婦として働くみくりとエンジニア平匡の不思議な結婚生活から始まり、家事や子育てといった様々な問題にユーモアを交えつつ向き合う物語。タイトルとは裏腹にどうすれば解決するかきちんと話し合っていることが印象的だった。

2023/01/24 SLAMDUNK5巻(漫画)
リバウンド回の5巻!花道が赤木さんからの教えをきちんと思い出しリバウンドを実践していた。そうでもしないとバスケ初心者かつ初めての試合で戦えなかったのかもしれないけれど、自分を天才だと胡座をかかず真摯にバスケに取り組む花道を見習いたい。

2023/01/25 SLAMDUNK6巻(漫画)
リョータ登場の6巻。映画で見たリョータは物静かで内に闘志を秘める人だと思っていたけれど、原作では感情爆発!彩ちゃん大好き!だったので性格のギャップに驚いた。純粋にバスケが大好きで真っ直ぐな人なんだろうな。※余談:表紙に「ゴリ」発見。

2023/01/26 SLAMDUNK7巻(漫画)
喧嘩だらけの7巻!三井さんも登場!皆でバスケをするために挑発に耐えるリョータも、必死で耐えるリョータが傷つけられて怒る花道も、バスケを頑張る花道を支えるために助けに来た桜木軍団もみんな人のためを思って行動していて素晴らしい。ビバ!青春!

2023/01/27 SLAMDUNK8巻(漫画)
あきらめたら試合終了な8巻。才能を認められ期待されていたのに、赤木という自分を超える存在と出会い、敵うはずないとバスケから逃げた三井さんの過去。今でもバスケは大好きなのに。8巻を表す言葉は「諦めたらそこで試合終了」しかないだろう。

2023/01/28 SLAMDUNK9巻(漫画)
試合開始の9巻。初の公式戦で試合のルールがわからない花道の気持ち、すごく分かる。スポーツを始めた時の何度もルールを忘れないように反芻した記憶が蘇る。ましてやバスケットなんてルールが複雑すぎるスポーツを頑張る花道を、私は応援しています。

2023/01/29 SLAMDUNK10巻(漫画)
スポーツ業界で絶対一人はいるイケメン(もしくは美女)でものすごく上手い人。それが藤真さん。VS翔陽の10巻。初心者ながら公式戦のメンバーに選ばれた花道の重圧は凄いだろうけど、それをものともせず、自分の力を出し切る姿は本当に尊敬しかない。

2023/01/30 SLAMDUNK11巻(漫画)
ずっと真面目にバスケに取り組み、グレてからも諦められなかったから連れが煙草を吸っていても決して自分は吸わなかった。バスケを再びプレーできるようになり、少しでも自分の存在意義を見出そうと熱を持ってプレーする三井さんが大活躍の11巻。

2023/01/31 SLAMDUNK12巻(漫画)
才能に恵まれなかったが辛く厳しい練習に3年間耐え抜いた宮益と、才能に恵まれてはいるが未だバスケを始めて3ヶ月の花道。どんな才能があったとしても、継続して努力をしなければ凡人には到底叶わないということを気付かされた12巻。VS海南戦。

月末、怒涛のスラムダンク攻めやな・・。

【1月感想の感想】

1ヶ月感想を毎日投稿していて思ったことは「ストックがないと大変」「時間を有意義に使えるようになった」です。

「ストックがないと大変」でした。本当に。飲み会が急遽入った日は、帰りが24時近くになるため、ギリギリの戦いをしていました。
何なら居酒屋のトイレの中で投稿している時もありました。
大量のストックは意味がないけれど、ある程度のストックは精神的な安定にも非常に重要だと気づいた。

続いて「時間を有意義に使えるようになった」です。
休日に布団の中にいることもたまにありますが、映画を見たり展覧会に行ったり、漫画を読んだりと何でも興味関心を持って取り組めるようになり、段違いに毎日が充実しています。

ただ人に読んでもらえるという感想を書くことは未だ難しいと感じるので、2月は色々なものを楽しみつつ、どうやったら人に読んでもらえるのか考えながら書いていきたいです。

最後までお目通しいただきありがとうございました。
それでは来月もどうぞよろしくお願いいたします。



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