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人生の判断軸ってなんだろう、が見えた話

『自分の人生を選択するとき、なにを基準に判断してるんだろう。』

こんにちは、
えだちゃんです。

人生の選択をするときに、冒頭みたいな疑問を感じたことありませんか?
就活、転職、異動、休学、結婚、告白などなどです。ぼく、ずーっと考えてて答えがまったくみえなかったんです。
「それが楽しいかどうかじゃない?」「自分がどうなりたいかだよ」「直感でしょ!」「いやいや、それは論理的に考えてだね。。」みたいに、いろんな人からいろんな答えをいただいてきました。でも、ピンと来なかったんですね。

もともと感情の起伏がうすいぼくは、論理性重視でした。ただ、ビジネス上ではそれでいいかも知れないけど、論理だけで大きな選択をしようとすると、なんとも言えないさみしさ、孤独感、物たりない感がずっとあって。だから疑問だったんです、そういうとき判断の根本はなんなんだろうって。

…「人間は感情の生き物」っていうんだから、すべての判断は感情なのだろうか?
…でも、アドラー心理学では「感情には目的がある」っていってるし
…じゃあ目的はどこから来てるの?目的が根本でいいの?

それが昨日、尊敬する友人に話しながらふと見えてきました。

判断軸には、目的と感情と感覚がある

結論からいってしまうと、判断の根本は生理的欲求です。いわゆる、食欲、睡眠欲、性欲(排泄欲)ですね。人によって、バランスや総和が違ってくるとおもいますが、動物が繁殖するうえでは必須ですので根本だと考えました。動物としての欲求なので、コントロールしづらいものだとおもいます。

そうすると、コントロールしやすい判断軸を考えたほうが何かに使えそうです。で、なんだろうと思ったときにでてきたのが目的、感情、感覚です。たとえば、、、

「自分がどうなりたいかだよ」⇒目的(将来どうなりたいか)
「それが楽しいかどうかじゃない?」⇒感情
「直感でしょ!」⇒感覚

みたいなことで、これは時間軸でわけてます。

で、さらにいうと、これらの感じ方には差があります。
まず、外からの出来事によって脳が刺激を受けます。そこで神経伝達物質が分泌され、感覚となります。感覚に名前をつけたものが感情になります。感情の積み重ねと思考をくみあわせたものが目的になります。生き物としての欲求にちかい(=根本に近い)ほうが強いと考えます。ですので、一番強いのが感覚で、思考とくみあわせてる目的が一番弱いです。
(ゴメンナサイ、これは研究結果とかないです。持論です。)

ただ、一番強い感覚=すべての人の判断軸とはなりません。
人によって感覚を感じる力も違いますし、時間軸でわけたほうが納得感がある人もいます。どちらも併用しながら、自分はどれが一番影響されるのか、を考えると良さそうです。

それから、、、

目的と感情と感覚はいいけど、論理は?

っていう方もいらっしゃるとおもいます。ぼくが論理タイプなので絶対そうなります。考えたんですが、論理って自分の判断をバックアップするものなのかな、と。あとは、他人に説明するためのもの。
ほら、正論で人は動かないじゃないですか。それの理由はわかりませんけど、事実、正論だけで動くのは機械です。それは自分でも他人でも同じです。じゃないと、「やらなきゃいけないのは分かってるけどうごけない…」なんていうことは起きないはずです。なので、論理で判断するのはビジネスだけにしておいたほうがいいかもしれません
(※最終的な経営判断は直感だってきいたこともあります。奥深いです。笑)

まぁ、あんまりイメージもわかないとおもうので私事で恐縮ですが、具体例をあげて見ていきますね!(笑)

具体例(読み飛ばしてもらっても大丈夫です!笑)

悩み:
コロンビアにスペイン語留学にいって、そのまま中南米を旅しようか迷ってる

いきたい理由:
①中南米がすき。雰囲気とか山肌とか。(感覚)
②自分の人生を生きたい。自分の枠を広げてやさしい人になりたい(目的)
③なんとなく、行ったほうがいい気がしてる(感覚)
③それから、いろんな人に応援されたり尊敬されたらうれしい(感情)
④周りから大丈夫?って心配もしてくれて、嬉しくなりそう(感情)
⑤帰国したとき、チヤホヤしてくれたら嬉しい(感情)
⑥英語とスペイン語ができるようになったら、仕事には困らないだろう(論理)

迷ってる理由:
①あれ、こんな理由で行っていいのか。本当になりたい姿ってなんだ(目的)
②こんなことは、違う形で日本でもできるんじゃないのか(論理)
③コロナや黄熱病みたい感染症にかからないのか?(論理)
④かかったらどうするんだっていう不安(感情)
⑤そもそも、向こうで友達作りながらやっていけるのかっていう不安(感情)

えだちゃんのバランス:
目的6、感情1、感覚3(なんとなくこんな割合かなってつけました。)

降した判断:
迷ってるくらいなら行こう。失敗もある、辛いことも絶対あるけど、それを経て成長しないとどこかで後悔する。ただ、病気やケガや死のリスクはちゃんと調べよう。生き残るために、健康に生きていくために思考もつかおう。

(割合が低い感情はおいといて、目的と感覚が判断基準になりました。)

自殺がなぜおこるのか

うってかわってすごい嫌な話なんですが、人生の選択という意味で関連するテーマなので書きます。種として絶対なはずの生理的欲求を超えてでも、死を選ぶのはなぜなのか。それは2パターンに分かれると考えています。

①理性でおこなっている場合
②逃走反応としておこなっている場合

①は、わかりやすいのが安楽死です。法律や倫理的なことはおいといて、感情や合理性などいろいろ考えられる余裕があったうえでの判断です。
②はたとえば、来た電車に飛びこみたくなってしまう、現象です。生きるために、痛みや苦痛などのストレスを回避する機能(逃走)があります。
その逃走反応がおきて、衝動的におこなってしまうのが電車への飛びこみだと考えています。
※闘争・逃走反応(Wikipedia)
重要なのは、判断ができてるかどうかで、時間の多さではないことです。たとえば、車を借りて縄や台を買ってわざわざ樹海にいってから自殺するというのが、①なのか②なのかはわかりません。時間があったとしても、精神状態やホルモン状態で判断ができず②の場合もあるでしょう。

ちなみに、参考までに人以外の動物でも自殺はあるようです。
動物も自殺をするのか?自殺をしないという科学的根拠は得られず(米研究)カラパイア

まぁ専門でもないし、気持ちよくもないので、この話はここらで…。とりあえず僕の解釈をおつたえしました。

最後に、

その判断軸がわかったからどうなるの?

こんな疑問、浮かびました?浮かびますよね。笑
人生の選択をするとき、めちゃくちゃ考えるとおもうんです。いろんな人に相談していろんな意見をきいて、「アレもいいなコレもいいな。みんな正しいこと言ってる。………でも、結局わたしはどうしたらいいの?」ってなって。頭がパンクして疲れて、それが何か月も続くなんていうことにもなります。つらいです。

それに、相談に乗ってくれる人ってみんないい人なんですね。自分の経験をめちゃくちゃ伝えてくれる。ただ、仮に自分が目的タイプなのに、相談相手が感情タイプだったら、伝えられても混乱するだけです。いい人がめちゃくちゃ伝えてくれるからこそ、生まれる結果は残念だった、なんていう可能性もあります。というか、実体験でいうと、ほとんどそうだとおもいます。

だから、あなたの判断軸で選択してください。

ということを伝えたいんです。
どんなことでも、最終の判断は自分しかできません。なので、今回書いた軸で、僕は生きていきたいし、それが誰かの参考になればいいなぁとおもうんです。

2020年4月10日分
しっぱいノート103日目
えだちゃん。

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