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変化と進化
〇〇と△△という風な題材が多くなった。しかしながら、AI技術というのは楽ちんかも知れない。広辞苑や分厚い辞書を開かなくても、ある程度の正解率で論拠を示してくれるのである。タイトルを入力してみた。要点としては「変化に対応できなければ進化はあり得ない。」という事だった。生物なども数百年と繰り返される地球の様々な「変化」に対応して生き残って来たからこそ、今の「進化」した形として生きているのであり、ビジネスに置き換えれば、常に社会的や経済的な直面以外にも様々な「変化」は生じているものの、やはり「進化」して生き残っているのである。だからこそ、過去の栄光ややり方に戻るということは、衰退を意味することであると、理解しなければならないのである。(原点回帰とは別物)

さて、今年の夏は深刻に暑い!猛暑とか酷暑とか言われている。ヨーロッパやアメリカでは、日本と比べ物にならない暑さで「熱波」に見舞われており、人類にとっては地球温暖化は別にしても驚異的な記録を残しながらも、ここ数年は夏場で繰り返されている現象の1つである。それでも、四季のサイクルである「夏」の季節の中であり、期間はせいぜい数か月である。地球の氷河期期間とは比べ物にならない短い期間である。

ビジネスの社会では不規則な変化が絶え間なく起きています。社会的や経済的な環境変化だけでなく、人事・組織編成等の「人」の問題(適材適所)から、商品構成等に至るまで様々な「変化」が起こっているのです。業績等の数字においても、売れてはいるけど儲からなかったり、儲かるけど売上が上がらなかったり、「売り方」や「見せ方」1つに左右されることもある。どういう分析方法を行うかは別としても、自社において最も適格に有益且つ効果的な手法を用いるかによって、結果が変わることもあるでしょうし、逆に現場が追いつかないこともしばしばと起こるのである。つまり、正しい分析方法(マーケティング戦略)とツールを用いなければ、正しい「変化」が起こらないように、「正しい」(理想と言ってもよい)「進化」も「発展」も無いということである。「絵に描いた餅」と言われてみたり「進歩」が無いとか、「一人歩き」しているとか等、言われる由縁である。

意思決定というのは言葉のあやでは無いのです。行動スケジュールをマネジメントする時も必要だと思われるが、大事なことは管理することでは無いという事です。例えば、平日は段取り、週末の営業日は意思決定の合意を得ることのしくみ化です。つまり、何かを決める日を設定すると、お客様にもわかりやすくなるということ。そしてその為に、行動が明確になるということです。これは営業部だけでないということです。設計に関わるスタッフでも、仕様を「決める」ということがあるはずです。これは数値化できない行為です。数値化の前に、行動原理からなるプロセスを分析して見て下さい。仕事を与えているのは誰か、何を持って仕事に励んでいるか、誰のために仕事はあるのか。お客様のためだと詭弁をふるうのではなく自分のためです。自分のために頑張っているからこそ、お客様を幸せにできるし、それが原動力かも知れません。結果的に業績に反映していることでしょう。

ただし、品性と知性を失う(わからない)ようではお客様の信頼を得ること、スタッフからの信頼を得ることは難しくなるでしょうが。。。今や名刺やホームページ含め、顔が見えるプロフィールは親近感を得る大事なコミュニケーションツールの1つとなっています。中途半端に紹介しているようでは「感じが悪い」印象を与えていると気付くべきです。つまり「品」が悪いから、関係の無いことまで悪い印象を与えているという事です。

「不易流行」と「温故知新」の違いくらいは知っておこう。