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逆算して生きる

こんにちはecoです。
去年、父親を亡くしました。
難病告知をされてから、わずか2年でした。

初盆、ということでお墓参りに。
お父さんどの辺で見てるかな?

私は小さいときから親が死んじゃったらどうしよう…と考え、1人でシクシク泣いている子どもでした。お正月を楽しく過ごしていても、あと何回こうやって一緒にすごせるのかなぁなんて、大人になってからも考えていました。

お父さんの様子がなんだかおかしいと、母から聞いたのは2018年の終わりから。
物忘れ、ふらつく、車をぶつけるようになる…。はじめは歳のせいかなぁなんて。

だんだん様子がおかしいな、ということで認知症を疑いクリニックへ行くと軽度認知症と診断され、リバスタッチが処方されました。

この診断は結局間違っていたのですが、結果的にリバスタッチを使いはじめてからより、症状が悪化しましたね。
認知症といっても種類は様々。
リバスタッチが悪さをする類いの認知症もあるので、注意が必要です。
医師は薬は出しますが、良くみているのは家族です。症状が良くなっている、悪化している、わかると思います。なかなか勇気がいりますが、相談できる先生がみつかるといいですね。
父は易怒性も強くなり、手を妬いている事を相談すると、共感もなく、そういう事はケアマネージャーに相談してと言われ、さらに看護師からは施設を薦められました。

そのステップへ行く前に、家族の心情に共感を示し、易怒性に対してなんらかの対応をとってもなお、難しいなら仕方ないですが。

かかりつけ医とはなにか。
とにかくがっかりし、医者をかえ、すぐに難病が判明。リバスタッチの使用量をみて憤慨されていました。

「これじゃあこの人ダメになっちゃうよ!」

認知症の症状は難病による合併症でした。
父はどこまで自分の病気を理解していたかはわかりませんが、それから闘病すること2年…。わたしも妊娠、つわり、抑うつ、出産、大量出血やら。
急変したときに夜中に電話が何度もなって。隣には産まれたばかりの娘がいつもいた。

そしてちょうど娘が9ヶ月になった日に。父はやっと楽になれた。

そう、お父さんが亡くなったのは悲しいけれど、苦しんでいたのをずっとみていたから、お父さん、やっと楽になれたね!頑張ったね!と思えた。涙はたくさん出たけれど、お父さんの事を一番に考えれば、こうやって自然なかたちで見送れて良かったのではないかと思った。

私には常にとなりに娘がいた。介護と育児が重なり大変だったけれど、娘がいたから乗り越えられた。悲しくても、やるせなくても、やらなきゃいけないことがあったから。

やっぱりいつかは終わりがくる。
あなたの目の前にいる人全員。
そしてあなたも。いつまでこうやっていられるかわからない。人生100年というけれど、飽食の時代。医療は進化しているけれど、限界がある。勝てない病気もある。

そのくらいの年齢まで家で生活できるほど元気な状態でいられるなんてかなり疑問を感じている。

私はお父さんが亡くなった歳までは生きたいな。
逆算してやりたいことをやる。
エンディングノートも書く。
みんな告知はされてないけど、余命○年なんだよね。
そうやって遺された人生、お父さんみたいに大切に生ききる。

ありがとう、お父さん。

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