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サブスク化した出会いを超現実化する

本のサブスクを始めてみた。
日常に追われている反動か
無性にバカバカしい本が読みたくなり
高田純次の本をポチして読んだ。
一瞬で読める感じも良い。
最後まで読むと
「最後まで読んじゃったの?
時間のムダムダ〜!」と書いてあり
最高であった。
いやはやサブスクまみれである。
音楽、本、映画、ストレージ。
この辺はすでにサブスクを利用している。
オーディオブックのサブスクもあるようだ。
気になったのでサブスクについて調べてみる。
驚いたことにマッチングアプリも
サブスクにカウントされているようだ。
出会いの月額化か。
「出会い」の超現実化についても
いずれ考えなくてはなるまい。
そう言うサービスを利用したことがないので
詳しいことはわからないが
そう言うサービスが普及すればする程
可能性が激増したかのような錯覚に陥り
逆説的に出会えなくなる現象が
起きてしまっているのではないのだろうか?
音楽や映画だって無限に思える
ラインナップを用意されると
一体何を選べばイイのだ?となってくる。
デーガクのパイセンが引きこもりの後輩を
何とかしようとしている時に
やっていたことが脳裏によぎる。
パイセンはテキトーに求人誌をめくって
テキトーに指差して後輩に
「ここで働いてみっ!」と言った。
実にパンクなアクションであるが
その後、後輩君のリアルが
ロールしたことは間違いないだろう。
つまりそう言うことなのである。
無限の錯覚ほど厄介なものはない。
錯覚的無限が目の前に現れたら
一度斬り殺してしまえ。
そうしないと真の意味で
現実はロールしない。
私はあらゆるサブスクを超現実化し
無限を有限化する。
ロケンローッ!

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