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EAT&ART TARO
2020年12月22日 12:38
◆魚菜 5月号 おしゃれな料理雑誌5月号 昭和45年(1970) 前にも紹介したことのある魚菜です。この雑誌大好きなんですよね。デザインもいいし、主婦向けというか若い女性向けという感じで、ぶっとんだ料理も多く紹介されています。前回の記事はこちら ヤングミセスの新婚ウィークリークッキング 魚菜は紹介したいページがたくさんあるんですが、まずは”さわやかなお菓子”というコーナーです。あまり見た
2020年12月2日 16:31
◆魚菜6月号 おしゃれな料理雑誌 昭和45年(1970) 魚菜は東京自由が丘にある、魚菜学園という料理学校が発行している雑誌です。学園の創設者田村魚菜先生も、本には編集兼発行人として記載されています。婦人向け料理雑誌が多いなかで、若い独身女性向けに書かれた花嫁修業要素もある雑誌でレシピはもちろんファッションやヨーロッパのコラムなどボリューム満点の雑誌です。中にあるイラストも広告もおしゃれでかわいい
2020年12月3日 12:36
◆一年中の経済料理の作方六百種 昭和15年(1940) この本は主婦の友新年号の付録料理本です。当時の婦人雑誌は新年号にこのような付録をつけるのが定番だったようで、僕も新年号付録をいっぱい持っています。この本がでた昭和15年は日本でも世界大戦が目の前にせまっている状態、この本のテーマも経済料理。でも中を読んでいくと洋食のレシピやカタカナ表記もみられちょっと豪華な感じもあります。ワインの広告
2020年12月4日 12:11
◆主婦之友 花嫁講座 洋食と支那料理 昭和14年(1939) この本は戦前に出版された、主婦之友花嫁講座というシリーズものです。料理だけでなく、裁縫、園芸、お作法など全20巻も出版されている人気シリーズです。 いくつか持っていますが、どれもクオリティが高い。今このまま再販しても通用しそうな料理本です。出てくる知識、料理内容のクオリディが高すぎて花嫁講座の域を超えています。いま出版されたら、花嫁
2020年12月8日 17:18
◆一年中の家庭料理大全集 婦人生活二月号付録 昭和26年(1951) 終戦から5年半後に出た料理本です。けっこう豪華なレシピが並びますが付録とはいえ、本の作りや印刷はざらついた感じがあります。 昭和26年という時代を調べてみると、朝鮮特需という言葉が出てきます。朝鮮戦争が始まり、アメリカが日本の物資を買って多くの外貨が入ってきた話ですが、どのくらい庶民までその影響はあったのでしょうか。この本
2020年12月16日 15:35
◆主婦之友 花嫁講座 洋食と支那料理 昭和14年(1939) 前に同じ本から、ケゼリという魚料理を紹介しましたが今度は支那料理を紹介します。 この本は前半が洋食、後半が支那料理と375ページと大ボリュームの本ですがどの料理も本格的です。 支那料理の料理名はすべて中国語表記になっています。一見わかりにくそうですが今の時代は中国語名で検索かけるといろいろ出てくるので、実はわかりやすいかも。元の料
2020年12月17日 12:04
◆主婦と生活12月号付録 冬の家庭料理500種 昭和30年(1955年) 本の表紙の写真はおそらく女優の若尾文子さんです。まだカラー写真ではなく彩色して作られた表紙がいい雰囲気をだしています。手作業で彩色してあるので、表紙のお肉がなんだか変なことになっていますね。ローストチキンが途中から生の牛肉になっているような。。。現代ではありえない誤植ですね。◆15円から30円まで 材料別一品料理 中をめ
2020年12月18日 15:08
◆経済で美味しいお惣菜料理集 主婦之友(新年特大号)付録 昭和27年(1952) 経済で美味しいお惣菜料理集とありますが表紙はすき焼きですね。経済といえども豪華な表紙がかざります。すき焼きとビフテキのレシピもありますがちょっと読んでみると景気のいい話がのっています。◆すき焼きとビフテキすき焼きのレシピを読んでみると神戸肉や松坂牛などの本場のものが理想的。ローストいわれる背のところの霜降り肉