アズマァル
凝固
黄色い鮫しかすめない海路に潜るよ単三電池で汽車が 二本足のタイムマシンでしか辿り着けない午後で交流試合 サイクロプスだけつけ狙う温暖低気圧軌道線上に聖母子像 電…
胡座 おかしら 金 みたい あたし 幽玄 夢幻 な き ぼ く 朗読 ね ギャルソン 三姉妹 街は 金銭 琴線 ば す と あ プラモ KING た てが みの海 彫刻 …
お砂糖さん レモンだけでも 食べてって 塩こんさん 鉛玉しか 食べないの 先端さん 鋭角格安角質で センター試験で泣いてたの 先端さんのお父さん 時差ボケおのろけ 競走…
突然 歌が生えたら 夢が死んだら 誰も一人になって 洗剤を濡らす 人殺しのような 竜巻の皮被って 生きかけのダンス真似して ゆらゆらゆら ゆらゆらゆら消える 扇風…
海の底 丸い灯りに 照らされた 小さな◯の 産声が いつか 水面で搖らぐ わたくしの ふるえる脚を なぐさめた
胸が停止する 常夜灯の消滅する温度 定められた運命の 切れ味を確かめながら カーラジオ 隙間から指す嬌声が 星空の濁流に変わる 街が浮遊する夜 邂逅するはずだった 朝…
夜だ 水溜りが最果てまで広がっていく そこに女だ 女がいる 白い足が 氷柱のようだ 水面に 突き刺さっている 足元に 月が揺らいでいる 空だ 空の月は 鏡写しの兄弟よ…
私はなぜ泣いているのだろうか それは嘘をつく虹 排他的に美しく咲く花火 炎の降り注ぐ大地には慈しむべき愛しい人々がいて、わたしはきっと全てを忘れる もうすでに失…
私の戦いは終わることなくえんえんと続く それは まるで大河の流れ あるいは神速のような月日 テニスコートにぶちまけられた翔羽 宝物を知らない明日を捨てる者の死骸 結…
おくら おい おくらめ 暗い部屋で 泣き叫んでるだけの クソ雑魚かい!!! てめえが駆使することを忘れた蒸気機関の肉片に謝罪の意を示すことは人類有史以前の冒険ですか…
選ばれた光のように 定まらず飛んでゆきたいよ 二人が見た嘘の夢 魂もめちゃくちゃで 悲しみもわからなくなるほど 抱きしめてる 焦燥感 蠢いてる 君の髪が 夜のテクスチ…
明くる日 小さなバケツをひろって 土を注ぎ 猫の骨をうずめて 小さな棺桶にした 明くる日 棺桶に眼球をうずめ 左手で回しこんで 闇の底に沈めた 明くる日 棺桶を闇から引…
序 退屈な 海に浮かぶドレインスパイキー 明滅する惑星に吠えるな 彼らの終末は その行方は 彼らも知らない、誰も だれだって おのれを知らない 1 最近、寒くなってきま…
ミスタードーナツ西秋葉原店から南側のアパート、そこの52階で彼女は死んだ。その日は丁度クリスマスの1ヶ月後、雪降っててめっちゃ「寒くて冷たくて」服ごと身体…
きょうは暗いので静かにとうもろこしを食べました。 とても とても美味しかった ぷつぷつと一つ一つの種が弾け溢れ踊り それはまさに賑やかなスイミングスクールの よ…
わたしたちの一日が死んでいくように終わり かつてタマシイと呼ばれていた空白が 明滅し果てる星の一生を想う 誰かが夏の終わりに語り忘れたであろう 物語を十字架に吊…
2024年3月18日 02:58
黄色い鮫しかすめない海路に潜るよ単三電池で汽車が二本足のタイムマシンでしか辿り着けない午後で交流試合サイクロプスだけつけ狙う温暖低気圧軌道線上に聖母子像電池切れの葉緑素を指導する試験監督が買い忘れたハンカチの蒼翅音だけを憎む君に焼き付いている三千本の夕陽
2024年3月17日 01:51
胡座 おかしら金 みたいあたし 幽玄夢幻 な き ぼ く朗読 ね ギャルソン三姉妹街は 金銭琴線ば す と あプラモ KINGた てが みの海彫刻 鳥葬 蝶の舞巣立 さかさ 化学の電車 だけ さ トン トンは し る るなあ、ああああーーーー生きるさーーーーあ!あああ不 らちだねほら魔性のふたり だよ指をささな
2024年3月16日 02:49
お砂糖さんレモンだけでも食べてって塩こんさん鉛玉しか食べないの先端さん鋭角格安角質でセンター試験で泣いてたの先端さんのお父さん時差ボケおのろけ競走馬うまのおはな尖っているそうどこまでもぉぅ尖る。尖る。尖る。尖る。尖る。そして 「とがなくしてしす」あんなにとがってたのに
2023年12月5日 17:23
突然歌が生えたら夢が死んだら誰も一人になって洗剤を濡らす人殺しのような竜巻の皮被って生きかけのダンス真似してゆらゆらゆらゆらゆらゆら消える扇風機のゴミをカスのような眼で撫でてダイダラボッチの指でぐちゃぐちゃぐちゃ捻じる答えただけの答でチノパンの袖から燃やして真剣だから笑ってそのままままで芽吹くそんな朝が来るそういう朝が来るから青
2023年8月23日 19:06
海の底丸い灯りに照らされた小さな◯の産声がいつか水面で搖らぐわたくしのふるえる脚をなぐさめた
2023年5月8日 01:10
胸が停止する常夜灯の消滅する温度定められた運命の切れ味を確かめながらカーラジオ隙間から指す嬌声が星空の濁流に変わる街が浮遊する夜邂逅するはずだった朝陽に誓ったのは永遠の退化月を蝕む百足のようにわたしは抱き締めていた湖畔のように静かな
2023年5月5日 02:12
夜だ水溜りが最果てまで広がっていくそこに女だ女がいる白い足が氷柱のようだ水面に突き刺さっている足元に月が揺らいでいる空だ空の月は鏡写しの兄弟よりもいくぶんか上品だだから、だだから、女は死んでしまいたくてたまらない
2023年3月26日 00:02
私はなぜ泣いているのだろうかそれは嘘をつく虹排他的に美しく咲く花火炎の降り注ぐ大地には慈しむべき愛しい人々がいて、わたしはきっと全てを忘れるもうすでに失くなってしまった球体 ーそれは地球ではないー 私だけが住めるもう一つの惑星、それは夜の帳、闇に溶ける鴉、風を取り込みながら天へ突き抜ける宇宙船…それらはとても小さい、あるいは巨大すぎてその全容を把握しきれないのであろう私はなん
2023年3月4日 00:13
私の戦いは終わることなくえんえんと続くそれはまるで大河の流れあるいは神速のような月日テニスコートにぶちまけられた翔羽宝物を知らない明日を捨てる者の死骸結界を崩壊させてしたり顔の村長が笑う 「私はここにいます」わたしは・・・・・おでん屋の屋台にいたそしてドッグフードを3キロ程度鍋のなかに混ぜ入れた 終
2023年3月3日 01:27
おくらおいおくらめ暗い部屋で泣き叫んでるだけのクソ雑魚かい!!!てめえが駆使することを忘れた蒸気機関の肉片に謝罪の意を示すことは人類有史以前の冒険ですか〜!?と呼びかけてみれば辺り一面の桜模様ぼくの心は真っ平らの置き時計損得勘定で郵便受けを眺める時間で豆一粒を煮ることができませんそれは11月30日を目標とする木炭に対する死者への冒涜であることは疑う余地のない偽りであります
2023年3月3日 00:35
選ばれた光のように定まらず飛んでゆきたいよ二人が見た嘘の夢魂もめちゃくちゃで悲しみもわからなくなるほど抱きしめてる 焦燥感蠢いてる君の髪が夜のテクスチャの奥で誰にもバレないように消えることなんか認めないからふたり夜の闇花火!!輝いて煙る静かでしかない夜なら機関銃!!かき消してやる
2023年3月1日 23:52
明くる日小さなバケツをひろって土を注ぎ猫の骨をうずめて小さな棺桶にした明くる日棺桶に眼球をうずめ左手で回しこんで闇の底に沈めた明くる日棺桶を闇から引き上げるとなぜか鳴り止んでいたのでゆっくりかんじると光の粒たちが足を生やして逃げ出したのだとやっとわかったのでぼくはゆっくりと余りの眼球を引きちぎり叩きつけ踏み潰し食べやすくして棺桶のようなバケツに
2022年12月20日 21:44
序退屈な海に浮かぶドレインスパイキー明滅する惑星に吠えるな彼らの終末はその行方は彼らも知らない、誰もだれだっておのれを知らない1最近、寒くなってきましたね北風に切られるああ冬の星がたくさん消える今日から明日の夢をみてるみたけど虚しいよ虚しくない!!虚しくない!!灯るどうして・、?あ〜暗いなぁくらいくらいこんなに暗いのか
2022年11月2日 03:31
ミスタードーナツ西秋葉原店から南側のアパート、そこの52階で彼女は死んだ。その日は丁度クリスマスの1ヶ月後、雪降っててめっちゃ「寒くて冷たくて」服ごと身体を燃やしたくなりそうなほど「寒くて冷たくて」やばげやばげな夜だった。 花火、あんまりにもあんまりだったので、私は彼女に花火を見せようとした。「冬に花火は売ってない」大人気マンガ『ドラえもん』でも、のび太のおばあちゃんが涙ながらに訴えてい
2022年11月2日 02:52
きょうは暗いので静かにとうもろこしを食べました。とてもとても美味しかったぷつぷつと一つ一つの種が弾け溢れ踊りそれはまさに賑やかなスイミングスクールのようで、今晩私は鉛のように沈ん だ
2022年9月5日 01:23
わたしたちの一日が死んでいくように終わりかつてタマシイと呼ばれていた空白が明滅し果てる星の一生を想う誰かが夏の終わりに語り忘れたであろう物語を十字架に吊るす9月の終わりタイムマシンよてんとう虫に飽きられる前に腐りたまえ君に居場所はないだから…消えていただけないでしょうか…