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ゆるめのエッセイ

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文字通りゆるいエッセイです。その日の勢いで書いたようなもの。
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#毎日note

夏休みの音色よ響け

 子供を通わせている教室に、会社員時代の同僚の子供も一緒に通っていることがわかった。  …

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して欲しくないこと

 今の子育てでは、従来はスタンダードだった諭しの言葉が槍玉にあげられることが多い。  「…

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世界をデザインしている

 どこかの景品でもらった世界トランプを、子供らが覚えて「ぼんじょるのはどこの国のあいさつ…

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生と死とうんこと毒

 先日読んだ文章に、「植物は、動物と違って個体の定義があいまいで、生き死にも曖昧なものが…

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人生はエッセイ、コンクリ、と言う勿れ

 noteでエッセイを書く意味について、私は創作からの逃げだと思っていたけれど、そうではなく…

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読み取れてしまう人は淋しい

 小説講座の後はいつもなんだか淋しくて落ち込んでしまう。  密で温かいコミュニケーション…

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条件付きの世界と愛

 三月に読んだ本の一つに、古代からの文化の変容をざっくりまとめた本があった。それによると、ギリシア時代は大人の男と少年の愛が至高で、それ以外はカスという考え方だったらしい。今からするととんでもないけれど、当時の人からすれば、今の恋愛の方がとんでもないのかもしれない。価値観は、その渦中では絶対的なものだが、実際は可変的で流動的なものだ。  メンタルをやられた人が、薬を飲んで不快な気持ちが消えた時、自分が今まで悩んでいたのは、脳の信号の問題であり体内の化学物質の問題だったと愕然

私の歩みと文房具フェチと

 私の受けている講座は三か月タームで、次申し込むと三期続けることになる。いつまで続けるか…

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あうあうあうのジャム

 先回の記事がこちら。  noteで梅ジャムの記事を読んだので、梅が熟すのを待って再収穫した…

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今日はシュークリームの日

 だそうです。洋菓子のモンテールが制定した日で、19の語感がシュークリームに似ていることか…

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自分のことは棚に上げてぶった切ってみる/夢破れて山河ありのあとは

 オンライン小説講座でした。  小説講座のいいところは、他の人の作品を客観的に読めること…

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悲劇のヒロインでいてもいい、と私だけが認めてあげる

 浅尾いにおっぽい、それでいて空白の多い絵柄の漫画だった。いくつか違う話が入ったシリーズ…

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上田敏 海潮音

 「違国物語」で紹介されていた詩が、noteで見た記事にも紹介されていて、その詩は「花子とア…

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れかみちゃん

 子供って、白いご飯を食べない。全然食べない。大人なら、味の濃いおかずとご飯を一緒に食べるけれど、そういうこともあまりしない。白いご飯だけが残るので、食事の最後に最終兵器、ふりかけを出す。私が小さい時、親は滅多にふりかけをかけさせてくれなかったなあ、と思いながら出す。娘は鬼滅の刃ふりかけの、どのパッケージのにするか決めるのに、恐ろしく時間がかかる。しのぶさんがいいか、富岡さんがいいか。  中身は一緒なのに!  子供も子供じゃないので、こちらがイライラしているのは分かるらし