雨宮シュウ

いろんなところに心が向かっていろんな感情を知ってそれを言葉にしたい。自由に。

雨宮シュウ

いろんなところに心が向かっていろんな感情を知ってそれを言葉にしたい。自由に。

最近の記事

先日のニュース

いつかの夜、仕事から帰ってきてテレビをつけて疲れきった体ごと、ぼんやりニュースを見てたら、 「能登の被災地のボランティア不足が深刻」と流れて、ボランティアの数の減少を東日本大震災の時と熊本地震の時と比較していて唖然とした。 この国って、被災地の復興をボランティア頼りにしてるんだろうか。 という疑問というか疑念みたいなものが疲れた頭の中を通過していく。 放送する側もおかしいと思わないのだろうか。 あえて放送する意味はなんなんだろうか。 毎日働いて、人と関わるから嫌なこと

    • 僕のマリ

      タイトルは作者名で、 一目見ていいなぁって 心が釘付けになったのを覚えてる。 ある日、職場で開設したばかりのInstagramを開き、フォロー先を探していた。 仕事しているはずがいつのまにか興味を惹かれる本屋のHPに辿り着いた。 その本屋さんではいくつか本が写真付きで紹介されていてその中で一目惚れしたのがこの本「書きたい生活」。 色、デザイン、そして、僕のマリ、この作者名に完全に惹かれてしまったこと、 そしてここの本屋さんが書く「書きたい生活」のレビューが良くて読みたい意

      • 潔さ

        今朝も出勤時、アホほど暑かった。  暑さに弱いので早く、 一刻も早く夏が終わって欲しいと思う。 今年の夏、楽しいこともいっぱいあった。 暑かったけど浴衣を着て花火を見た。 海の見える一棟貸しで泊まった。 暑くても楽しい時は楽しい。 照りつける太陽を尻目に心から笑う私がいる。 でも、出勤時に暑いということは、 暑いということは、 毎朝20%しか溜まらない私のやる気を見事に跡形もなく抹消してくれる。 0%、もしくはマイナス状態での出勤。 仕事が終わり家路に向かう私は千と千尋

        • ◯◯(3行日記)

          数年前までこの2文字を使うことを すごく負の言葉で嫌だと思っていたのに 今では普通にクソ、クソ言ってる

          愛媛の山

          うちの家にはたわわなお腹にフサフサの大草原のような毛を持っている猫がいる。 気が向いたときにお腹を見せて触らせてくれる。 その毛並みのフサフサ感。触り心地。 ああぁぁ、小さい人になってこの毛並みの中を走りまわってゴロゴロして眠りたいと思う。 想像するだけでも癒される。 この前、愛媛の山並みを車の窓から見た。 夏真っ盛りで木も空も川も持っている色や香りをここぞとばかり放っている。 夏の自然を見ていると、生をストレートに実感させられる。 あの山並みの深くて鮮やかな緑を見てい

          自分の満たし方

          数ヶ月に一度、自分のためだけに使う自分のための自由時間が欲しいという感情が心の中で静かに爆発する💥 こうなると仕事は真っ先に行きたくなくなるので休暇を取る。 結局のところ仕事をしたくない。 毎日毎日仕事をするのが嫌なんだと思う。 それでも生活のために仕事をするしかなく、 月々引かれる税金に(この上、まだ増税とかありえん)くそむかつきながら仕事はするけど、 本当は働きたくないー そして、何も予定を入れず休んだ日には何をするわけでもなく、時間に追われないことをする。 時間を

          自分の満たし方

          トウコ

          トウコとは、私の親友のことで 出会ってから20年近くなる。 初めてトウコを見つけたとき、 彼女は初対面の私に笑顔でおはようと言った。 その時の笑顔が、本当になんてゆうか 完璧に私の心を掴んだというか、 この笑顔を私は知っていると確信に近いものを感じたからきっと 前世で会っていたのかもしれない。 トウコは明るく毒舌な女で情に厚く姉御肌。 とにかく明るく笑うのが印象的。 島巡りをこよなく愛していて、草がボウボウで道が悪く蜘蛛の巣が張っているような場所でも木の棒を持って振り

          ゆでだこと口パク

          金曜日の仕事はしんどかった。 大きな会が近いからその為の準備をしているんだけど必要な物の作成にあたって違う場所で作業する必要があった。 その作業場所というのが結構人が多い課で、機器も多いからそれを使用するとみるみる温度が上がっていくのを感じる。 ゆでだこでしかなかった。 作業が終わったゆでだこは半死にで自分の課に戻ってきた。 すると一緒のグループの年下の男性がお疲れ様ですと言って近づいきた。 すごい暑かった💦これもうどこか業者の人にお願いしたいよねーみたいなことを私が言

          ゆでだこと口パク

          架空生物の

          時々無性に聴きたくなる曲がある。 それは、ASIAN KUNG-FU GENERATIONの 「架空生物のブルース」。 この曲を聴いていると「生きる」ということがじわじわと身体中に沁みわたっていくのを感じる。 前向きなどというキラキラしたものなんて1つもない。1つもないのに、悲しみの淵にいるときに見上げた空と同じような空がこの曲に優しく広がっているような感じがするから。 ボーカルの後藤正文という人の言葉が好きだ。 物事の見方や表現力がすごく好きで ドサクサ日記も時々読んだ

          架空生物の

          もっと超越したところへ。

          本日、動画配信でお金を払って観た。 「もっと超越した所へ。」 めっちゃくちゃ期待してたので へ〜こういう終わり方かぁ。。 という拍子抜けしてしまったのが正直な感想。 俳優陣はみんな良かったと思う。 ただ、内容的に消化不良だった。 好きだったのはタイトルのみ。 もっと超越した所へ。 この言葉を聞いてなんで惹かれるのか、どこを目指したいと閃くのか考えてみた。 私は時々、先を悲観して、今をウジウジウジウジ落ちていくその考え方のもっと想像もつかない超越したところへ飛び

          もっと超越したところへ。

          海がそばにあった頃

          先日、職場の歓送迎会の会場に下見も兼ねて打ち合わせに行った。 そこは海の近くにある結婚式場で、とても良い場所だった。 とゆうか、そこの近所のマンションに私は昔住んでいた。生まれてから両親が離婚する小学校5年生くらいまで。 寝室には四角い窓があって海が見えた。 夜、しんとすると波の音が聞こえた。 友達の家も近所なので海が近い。 マンションの屋上のてっぺんに上がって友達と見た海。笑って寝転がって空を見ていた。 どんな時も海がそばにあった。 大人になってから、車で近くを通

          海がそばにあった頃

          春がすみ

          春の夕暮れ、 夜に変わる一歩手前の青い色の時間は 過去のその時季に感じた切なかった感情をふいに思い出す それはまるで 現在と過去の淵にはまりこんでしまったように深く、いろんな過去の感情が浮かんでは消えてそしてまた残っていく そうやってこの淵はどんどん深くなっていく 恋人が隣で眠ってる 青い時間の中で。 窓から入ってくる夜になる前の色と 眠る横顔、 部屋から見えた山や大きく見えた空、 春がすみを教えてくれた 今このときを 彼がいなくなるこのずっと先のいつかに 私はきっと思

          背後に仁王立ち女のその後

          前回のつづきです↓ 私の背後に仁王立ち女ですが、 面接試験に見事受かってました。 なので4月から一緒に働くことになり 膝から崩れ落ちました。 でも暗いことばっかり考えても仕方ないし、 ちょっと彼女の様子が以前と違っていて、 ひょっとしたら変化が多少なりともあったのかもという淡い期待を胸に4月を迎えたいと思います。 1ミリのはかなく淡い思いです🌸 というのも、あれからいろんな話が新たに耳に入って来て、例えば私だけではなく、もっと上の立場の人まで呼び出して大声で説教し

          背後に仁王立ち女のその後

          残るも地獄のその後

          数日前、異動を提案されたけど今のグループに残る決断をした。↓ それから、やっぱり残って良かったような話が次々に耳に入ってきて、しかも、仕事が切れ目なく入るようになって、死ぬほど暇だった時間がなくなってきている。 こ、これは 私が選んだ道は正解だったんだろうかと思い始めた頃、その欠員が出たグループの求人が出されることになった。  すると6年くらい前に一緒に働いていた女性からその求人のことで連絡があった。 ぜひ働きたいみたいで、並々ならぬ思いを感じる。 ただ、その人には苦い

          残るも地獄のその後

          同じ星

          Netflixで映画「ちひろさん」を観た。 漫画の方は読んでない。 この役の有村架純、なんとゆうかすごく、魅力的で演技に引き込まれてしまった。 大らかさや自由さの中に悲しみや孤独感がいつも寄り添っている。 悲しみや孤独感がうまい具合に寄り添うから大らかさや自由さがのびのびときらきらして見えた。 いろんな悲しみを感じた人の優しさは誰にも真似できないその人だけの最強さがあると私は思っている。 私も同じ星の人を見つけれるだろうか。

          行くも地獄、残るも地獄

          年度末がじわじわと近づいてきた。 遠方に異動の人はもうお知らせが終わっているであろうこの時期、なんと私も隣のグループに異動の打診があった。近場。 でも近場とはいえ、この隣のグループというのがクセ者でとにかく課の中心部なので笑いが出ないほど忙しい。 時々そのグループで誰か笑ったなと思っても打ち上げ花火のようにすぐに消えて終わってしまう。とにかく笑えないくらい忙しい。 そして、私の今のグループ。これが打って変わってよく笑っている。ということは切羽詰まってない。人に寄ってはしか

          行くも地獄、残るも地獄