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【怪我こそ最高の学び】

今日は『怪我こそ最高の学び』
についてお伝えしていきます。

私は幼少期から高校生時代まで
色々な病氣や怪我をしてきました。

思い返すと抵抗力が弱く
貧弱な身体でした。


病氣においては3歳の頃
アトピー性皮膚炎に罹患し
全身に湿疹が発症して
大変な状態でした。

幸い両親が仕事柄
東洋医学に精通していたので
自然治癒力を引き出す事で
完治しました。

両親には感謝しかないです。


風邪も引きやすい体質で
冬になると決まって
熱が出て寝込んでいました。

冬嫌いになったのも
末端冷え性と風邪が
大きく影響しています。


私の身体には
自然療法や東洋医学が
適していました。

もし現代医学の視点で
薬を使って治療していたらと
思うとゾッとします。


怪我においては
自転車で勢いよく走行中
電柱に額をぶつけて
何針か縫いました。

親戚のお兄ちゃんと
畑のあぜ道で追いかけっこを
していたら滑って転倒し
針金が肘に刺さりました。

他にも数々の怪我をして
身体のあちらこちらに
傷跡があります。

これらは見た目の
物理的な傷なので
時間が経つにつれて
回復していきます。


ところが目に見えない
精神的な心の傷は
ずっと残ります。

いじめや誹謗中傷は
典型的な事例です。

集団による言葉の暴力や
同調圧力は劣悪非道です。

某感染症で見られる
感情的な対立は
嘆かわしい事です。


だからこそ傷ついた分だけ
人の痛みや苦しみが
よく分かると思います。

いじめや誹謗中傷を
正当化して容認する事は
あってはならないです。


いじめる側の背景を観察すると
自分の内側に潜むシャドウに
無意識に怯えています。

物凄く怖がりなのです。

見たくないドロドロした内面と
葛藤してもがいています。

よって自分を認めて欲しい一心で
相手から氣を惹きつけようと
必死に攻撃をしていきます。


過去に酷い事をされている等
辛く悲しい事情もあるでしょう。

愛に飢えているのです。

心の奥底では優しく
包み込まれたいと
願っています。


辛辣な問題ゆえに
全てを解決していくには
時間もかかるので
相当厳しいと思われます。

社会全体で多くの人が
協力し合って少しずつ
緩和していくように
努めていくに尽きるかと。


精神的な痛みは
相手に与えるのではなく
自分の内側と向き合うように
経験していきます。


「相手に精神的苦痛を与えて思い知らせてやる」

「相手を罵倒して自分の凄さを証明してやる」

「相手を理解させるために論理的に説得してやる」

etc

これらをする事で無駄に
エネルギーと時間を浪費して
意志力を消耗します。


大人になると
怪我を予防しようと
安全策を取ります。

知識や情報が大量に
インプットされているので
あの手この手で回避策を
打ち出していきます。


しかし、この予防線が
思い切って行動する事を
妨害しています。

慎重かつ丁寧さを
心掛ける事は大切です。

ただ必要以上に自分を守ろうと
安全地帯に留まっていては
動く事が出来ません。


理由は「死」そのものを
認識していないからです。

登山や危険地帯に赴く場合は
ある程度熟慮していますが
それら以外は検討しません。

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学習や教育において
「生」と「死」を
深く考える機会が
殆どありません。

むしろ「死」は
ネガティブな概念だから
発信してはいけないという
風潮を作り出しています。

見方を変えれば
極端に「死」を
煙たがっています。


誤解の無いように釈明すると
「死」を軽んじている
のではありません。

「死」の恐怖を理解した上で
掘り下げていく事です。


陰陽の視点で捉えたら
「生」と「死」は
相反するものの
2つで対を成します。

「光」あれば「陰」があるように
「生」あれば「死」があります。

「死」を直視するからこそ
「今」を大切に生きる事が出来ます。


スティーブ・ジョブス氏の名言が
物語っています。

人は、生まれ、ほんの一瞬生き、そして死ぬんだ。
ずっとそうだ。

毎日を人生最後の日だと思って生きれば、いつか必ずその日は来るだろう。

もし今日が人生最後の日だとしたら、今やろうとしていることは本当に自分のやりたいことだろうか?


今目の前で死ぬかもしれないと
感じたら否が応でも
行動するはずです。

いずれ「死」を迎えます。


「死」を拒絶して逆らうので
恐怖心が増していくのです。

「死」を直視して受け入れると
覚悟が出来て一歩を踏み出します。

九死に一生を得た経験がある人は
臨場感が分かると思います。

「死」に対して深く考える事で
「生」への有難さが身に染みて
分かるのではないでしょうか。


ガードを上げ過ぎている事も
行動出来ない要因の1つです。

ガードを上げて安全策を考え
バックアップを取ると
本気になれません。

90%はガードを下げて
10%安全策を取るで
十分なくらいです。

ボクシングで言えば
ノーガードに近い状況で
対応していく感覚です。


そんな無防備な事をしたら
とんでもない事態になると
お怒りになる方も
おられるかもしれません。

痛みや苦しみは避けて
楽で安全な道を選択するから
恐怖や不安に何度でも
遭遇しています。

いっそのこと
痛みや苦しみを体験すれば
案外大した事はないと
感じるものです。

意外と何も起こらないものです。


子供の頃のように無邪気に
体当たりでぶつかって
怪我すれば良いのです。

過剰な手洗い、消毒
白い布着用、毒物注射等は
体内の常在菌を破壊して
余計に身体を弱らせます。

自然の流れに背くことなく
ウイルスを受け入れたら
自然治癒力が働き
抵抗力がついていきます。

それでもギャーギャーと
大騒ぎして抵抗するのは
見えないお化けに怯えて
自己防衛しているだけです。


怪我も含めて色々な体験に
挑戦していきましょう。

今日も読んでくださって
ありがとうございます。


追伸
あなたが
「怪我」から学んだ事を
教えてください。

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