満足度80%以上! テレワーク社内アンケート調査結果を大公開【前編】
求人募集中! 自信を持って業務に取り組める職場環境を提供しています!
(新しい働き方の実現に向けた取り組みとして、2021年11月11日公開のコーポレートサイトの記事を一部更新してご紹介します。)
はじめに
イー・エージェンシーでは、子育てや介護といったライフサイクルへの柔軟な対応を目的として、かねてよりテレワークの制度づくりや実施に伴う業務課題の洗い出しを行っていました。
その矢先の2020年3月、コロナによるパンデミックが起こったことをきっかけに、全社一斉にテレワークへと移行することになりました。
全員が同じオフィスに出社して働くという従来のスタイルから、それぞれの自宅をメインにして働くテレワークへ切り替えるのは、私たちにとっても大きな変化でした。
それでも、ハードの整備やソフトのクラウド化、セキュリティ面の対応など、事前の準備が整っていたこともあって、テレワークへの移行はスムーズに進めることができました。
オフィスへの出社率はすぐに1割以下となりました。
テレワーク実施のきっかけはコロナの感染対策でしたが、こうした新しい働き方は今後コロナ収束後も継続していくことになるでしょう。
なぜなら、長期的には少子高齢化社会や人口減少社会こそが、私たちが乗り越えていかなければならないハードルになるからです。
そうした社会環境でも成長できるビジネス戦略を持ちながら、一人ひとりの生活の充実や家族との幸せ、ひいては地域や日本の元気へと繋げていくことが理想です。
それぞれの人生を謳歌する価値観を尊重しながら、どのようにビジネスを成長させていくのか?
この二つの側面をしっかりと意識しながら、今後もテレワークなど、時間や場所にとらわれない新しい働き方を推進していきます。
そこで今回は、テレワークによる現在の働き方と、これからの働き方について、アンケートを通じて社員の声を集めましたのでご紹介します。
アンケートサマリー
実施期間:2021年9月15日(水)~2021年9月28日(水)
実施方法:Webフォームによる匿名アンケート
回答数 :99件(回答率:約75.0%)
回答者年代
回答者性別
アンケート質問項目
Q1. テレワークに満足していますか?
Q2. テレワークになってよかったことを教えてください
Q3. テレワークになって不便な点や困ったことを教えてください
Q4. テレワークになりメンバーとのコミュニケーションの取り方で工夫していることがあれば教えてください。
Q5. 機会があれば業務で関わりのない社内のメンバーとコミュニケーションを取りたいですか?
Q6. 今後もテレワークを継続したいですか?
Q7. テレワーク用に買ったものや、まわりにオススメしたいグッズがあれば教えてください
Q8. テレワークを上手くすすめるコツや、上手くいったアイデアがあれば教えてください。
Q9. 業務時間とプライベートのオンとオフを切り替える方法はありますか?
Q10. 業務中でもプライベートでも結構です。あなたのリフレッシュ方法は何ですか?
Q11. リフレッシュすることを目的に、自宅以外の場所で働きたいですか?(週に一度や月に一度などの頻度で)
Q12. 最近ではさまざまな働き方が注目されていますが、地方移住や二拠点生活に興味はありますか?
Q1. テレワークに満足していますか?
テレワークの満足度は、「とても満足」と「満足」をあわせると80%を超える結果となりました。
Q2. テレワークになってよかったことを教えてください
テレワークになってよかったこととして、「通勤時間がなくなった」と「仕事の合間に家事などができるようになった」に多数の回答がありました。
よかったこと
通勤時間が省かれるのがとても大きいです。通勤による体力の消耗がないのと、通勤にかける時間を有効に使えるのが良いと思っています。
周りに左右されずに自分のペース(いい意味で)で仕事に打ち込めています。また、通勤時間がなくなり、家族との時間が増えて、とても助かります。あと、帰りの時間を気にしなくてよくなったのは精神的に大きいです。
家族と過ごせる時間が増えた。以前であれば週末しか一緒に夕飯を食べられなかったが、今は毎日一緒に食べることができて、会話も増えた。
コロナ禍でも安心して働くことができる。通勤時間を業務または家事に充てることができる。子どもの帰宅時に「おかえり」と言ってあげられる。
仕事する空間を完全に制御できる(音の有無、空調、明るさなど)。
住んでいる地域に限らず、社内社外とも気軽に打ち合わせ(オンライン)ができるようになった。配達を受け取れるなど、今まで平日にできなかったことができるようになった。
介護を要する家族がいるので、そういった面ではとても助かっています。
ペーパーレス化やクラウドサービスの導入など、従来のアナログ業務のデジタルシフトが加速した。
課題に感じていること
満足しているという一方で、コミュニケーションやマネジメントについて課題を感じているという声も上がりました。
働き方としては満足しています。ただ、コミュニケーションが不足していることに課題を感じています。普段の業務をともにする人たちとは、週に1回、少なくとも隔週に1回くらいは出社して、同じ空間で仕事をしたいです。
テレワークにとても満足です。が、入社時点からテレワークなので、既存メンバーとの温度感や距離感が掴みづらいと感じているところです。
対面で話す方が、よりコミュニケーションがとりやすい。
隣で教えた方が早いということがやはり多い。また、マネジメントの観点では、メンバーがどのように仕事しているか見えない部分が多く、目が行き届かないケースも多い。
Q3. テレワークになって不便なことや困ったことを教えてください
Q2のコメントにもあったとおり、「コミュニケーションが取りづらい、機会が少ない」に多数の回答がありました。
オンラインでのコミュニケーションには、やはり課題があるようです。
ちょっとした報告や共有事項を文書化(メールなど)しなければいけないので、時間がとられてしまうこともある。
チャットのコミュニケーションが多くなり、口頭で伝える便利さと、対面で雰囲気や空気感をつかむことなどがなくなったことで、今後どのような影響が出てくるのか読めない。
仲間と話す機会がどうしても減るため、業務外の雑談のような時間はかなり少なくなった。
また、「働く場所やネット回線などの設備に不満がある」という環境面や、「オンとオフの切り替えがしにくい」という心理面での回答も多くなっています。
机、椅子、モニターなどをきちんと選んで揃えないと、まず長時間座っていられない。
物件によると思うのですが、ネット環境があまり良くないときがあります。賃貸の契約上、改善が難しいです。
自宅の間取りがテレワークに向いていない。
子供がまだ小さく(3歳と6歳)、仕事部屋に入ってきて邪魔される。
有休中でも、連絡が入ると対応したい気持ちになって気が休まらない。パソコンがあるので常に対応できてしまう。
その他には、通勤がなくなって運動不足になったことや、ずっと自宅にいて光熱費などが上がったことも挙げられました。
運動不足(平日は家から出ないので運動不足ですが、おかげで家族でヨガ教室に通うようになりました。)
通勤がない分、運動不足になっている(通勤だけでもかなりの歩数を歩いていたんだなと、ヘルスケアアプリの履歴で実感しました)。
在宅勤務の環境を整えたり、維持したりするのにお金が掛かる。
一日中家にいることで光熱費が上がった。
Q4. テレワークになってメンバーとのコミュニケーションの取り方で工夫していることがあれば教えてください。
不安要素として挙がっていたコミュニケーションの課題について、どのような工夫をしているのか聞いてみました。
報連相を丁寧にしたり、1on1で変化をこまめにキャッチアップしたり、コミュニケーションの頻度を上げたりして対応しているようです。
常にzoomでつながっている(画面をオフにしてもいいので、その点は気楽)。
とにかく報連相を徹底(上長・スタッフ問わず)。自分の状況のアウトプットと、主にメンバーの状況のインプット。
出社していれば隣で仕事をしている雰囲気などである程度共有できる事柄でも、こまめにすり合わせをする。こまめに声を掛け合いやすい雰囲気や関係性を日頃から作る。
社内でのコミュニケーションの場やきっかけになる場には極力いるようにしている。会議のスキマ時間で雑談をするようにしている。
Slackの会話では、相手の意図が判りづらく、誤解することも可能性として高いので、相手の意図を極力把握しながら終着点を探るようにしている。普段交流がない人とのきっかけは大切に活かすようにしている。
画面から体調不良が伺える人とそうでない人がいるので、以前よりもさらに気を使う必要が出てきた。そのため、1on1で体調面や精神面なども気に掛けるようにしている。
伝えたい要素の前後関係や経緯、背景などを丁寧に伝えるように心がけています。
気になった変化があれば、個別に連絡を入れるようにしている。
タスクを依頼する機会が多いため、ゴールのイメージやインプット、プロセスの認識合わせを重視し、テキスト化や認識のズレの可視化を意識して業務をこなしています。
以前は週に1回だったMTGを毎日するようにしました(毎日のMTGはできるだけ硬い雰囲気にならないように心がけています)。
Slackでは文字だけだとニュアンスが伝わりにくいので、怒っていたり不機嫌と思われそうなときは絵文字を使うようにしている。チャンネルと相手にもよりますが。
自分から接する機会を作り、フランクな話題も時には織り交ぜながら会話することを意識している。
小さな事かもしれないが、Slackではリアクションボタンを押すなどして「気配」を出すようにしている。
Slackのステータスで自分の状況を共有するようにしている。
Q5. 機会があれば業務で関わりのない社内のメンバーとコミュニケーションを取りたいですか?
オフィスで顔を合わせることがなくなったため、ちょっとした雑談の機会も減りました。
普段一緒に働いているメンバー以外との接点も少なくなりました。
そこで、どのようなコミュニケーションを求めているのか聞いたところ、同じ境遇や同じ趣味といった共通のテーマで話がしたいというニーズだけでなく、共通点がなくても同じ社内の人と話したいというニーズが多くありました。
部署を横断して自分からコミュニケーションをとっている。ただし、最近入社した人たちは他部署のことや他の人のことがわからないと思うので、そういった機会があるとよいと思う。
他部門の新メンバーと交流を持ちたい。
社長と話したい。社員全員と話したい。
雑談などのラフな会話ができる機会がとても少ないので、積極的に機会を作りたいし、活用したい。
社内のメンバーとの社外でのコミュニケーションが減った(たまにオンライン飲み会があるが)ため、仕事以外の会話が減った。
Q6. 今後もテレワークを継続したいですか?
テレワークのメリット、デメリットを踏まえた上で、今後もテレワークを続けたいか聞いてみました。
「毎日実施したい」がおよそ70%で、「週3~4日ほど利用したい」を含めると、90%近くの人が今後も継続したいと回答しました。
続いてQ7~12では、テレワークする上での工夫や、テレワークする場所の希望について聞きました。
後編でご紹介していますので、ぜひご覧ください。
関連記事
▼テレワークがメインの働き方になってから入社したメンバーにインタビュー!
北海道で遠隔地勤務中です。
▼当社の代表取締役が、テレワークをはじめとする働き方や会社への想いについて綴っています。
▼ただいま当社では、一緒に働くメンバーを募集しています。
採用情報サイトもぜひご覧ください。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?